保阪正康のレビュー一覧

  • あの戦争から何を学ぶのか

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    筆者が高名な方なので購入した。

    何も学んでいないような現代へのジレンマが自分にはあり、この本を読むことで解決すべき事案が明確にわかってきた。

    (主に自衛隊のあり方を問うんすけど)
    軍隊や原子爆弾、自ら責任を問えなかった東京裁判と問題提起していく

    もはやさすがと言わざるを得ない。
    あくまで参考に自分で問題を考える事をお勧めします

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    2009年10月04日
  • 「特攻」と日本人

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    2004年の夏、鹿児島県の知覧町と加世田市(現・南さつま市)に行って来た。
    特攻基地があったところだ。

    ちょうどとても暑い日に訪れ、思いにふけた。

    特攻に行った人たちよ、安らかにと。

    その後この本が出版された。

    「国を思って、あの人たちは特攻へ行った」

    ある意味、英雄的な感じさえ私は持っていた。

    この本によると、特攻へ行った人は、当時の指導者によって特攻へ行かされてし
    まった犠牲者だという。

    英雄でも、犬死にでもない。

    犠牲者である。

    私にとって、これは新鮮な論だった。

    そうか、当然、犠牲者であるという考えが出てこないとおかしいじゃないか。

    この

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    2009年10月04日
  • 昭和史の論点

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    昭和の初期を4人の方が論じています。政治や軍部の裏の知らなかったことがたくさん書いてあり、興味深かったです。

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    2009年10月04日
  • 参謀の昭和史 瀬島龍三

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    労作。旧日本軍の仕組みを知らない身には何度も繰り返し読まなくてはならずとっつきはいいとはいえないけど。個人的には、自分の幼少時代の「土光臨調」のあり方がこういうことだった、ということが一番皮膚感覚で迫る。上質のミステリ。

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    2009年10月04日
  • 昭和史 七つの謎 Part2

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    相変わらず「虐殺」を信じていたり、何度もこの人から聞いたとか、そう思われる、では無いかといった感じの推測が多いわけですが、今回はネタ的に面白かったです。
    陸軍中野学校、田中角栄、大本営発表、宮中祭祀このあたりは非常に興味深く読めました。
    角栄に関しては、なんかのTVの特番でもやっていたりしたけど、まったく違う方向や、TVでは語られなかったコトなどがズラズラ出てきていた。やっぱり、あれは大物だし、すごい人だ。
    ゾルゲ事件とかも書いてあるけど、Pert1でもやったことの焼き直しみたいだったし、吉田茂のネタも微妙ですねぇ。
    今回は読む価値アリです。

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    2009年10月04日
  • 「特攻」と日本人

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    作者がちょっと感傷的すぎるのが気になる。特攻隊員たちに気持ちが入れ込んでしまうのはわかるのだが…。この本で指摘されているとおり、実は特攻隊員はほとんどが“学徒”だった。学徒ゆえにこの戦争に対する洞察や自分の死に対する悩みが、すごい深く哲学的だ。死を定められた彼らに同情を禁じえないが、その一方で生きる目的、死の意義が短絡的であるにせよできたことは、ひょっとすると、現代の悩める若者より幸せなことだったかもしれないと、不謹慎なことも考えたりした。

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    2009年10月04日
  • 眞説 光クラブ事件 戦後金融犯罪の真実と闇

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    三島由紀夫の『青の時代』の題材としても知られ、戦後の価値紊乱、典型的アプレゲール型の事件と評された山崎晃嗣の光クラブ事件。
    「事件」とは言うものの、東大生が金融業を興したことが物珍しく脚光を浴びただけで、よくよくみると、法のグレーゾーンで運営していた新興金融会社が杜撰な経営と社会の急激な変化により破綻し社長が自殺した、という話である。「東大生」の冠が無ければ話題にもならなかったのではないだろうか。
    ただ山崎はその死に際して手記を2点遺しており、また自殺の直前には芥川賞作家らと雑誌で鼎談する等メディアを賑わしていて、その妙に印象的な言説で後々まで語られる存在となった。自己演出の塊のような人物であ

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    2026年05月09日
  • 石橋湛山の65日

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     石橋湛山という政治家についての知識はなにもなかったのですが、意外と大きな役割を果たしたということと、評判も良かったことを知りました。戦後の日本の政治の功労者は圧倒的に吉田茂であり、鳩山はソ連と国交を回復し、岸は安保改定したということで知られているが、石橋って何したの?って感じですよね。戦前から言論人として戦争推進派には与せず、理由なき公職追放を受け、それでもその後の55年体制の基礎を作った人らしい。
    我々はどうしても「権力者が残した歴史」に惑わされてしまうのだ。

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    2026年04月23日
  • 昭和の怪物 七つの謎

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    調査報道になるのだろうが、調査したことが十分整理咀嚼されておらず、無駄な脱線、引用、感想が随所に挿入されていて、読みにくかった。先日読んだ「あの戦争〜」で描かれていた東条英機像と真っ向から対立する、精神論だけで戦略もないまま徹底抗戦を譲らず、日本人の被害を拡大させた独裁者という理解だった。良識的で正義感にあふれ、学識もあり思慮深い石原莞爾との単純な2項対立のようだ。辻田氏の論調が理路整然として冷静な書き方になっている分、こちらのほうが信憑性が高いように思われてしまう。

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    2026年04月18日
  • なぜ日本人は間違えたのか―真説・昭和100年と戦後80年―(新潮新書)

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    二・二六事件、東京裁判、高度成長、田中角栄、昭和天皇など昭和史における歴史的な事象について改めて記した書。「真の保守主義」の立場での現代につながる論考を期待したが、放談のような印象で、やや期待外れな感じ。左翼的史観に対する批判は的を得ているとは思うが、現代では敢えて強調する必要性は薄く、次作では、むしろ昭和史を歴史として語る中で、いわゆる「保守」の無知・不勉強を指摘していくような評論を期待する。

    【目次】

    まえがき

    第一章 「昭和百年」とは何だったのか――左翼史観に歪められた歴史の見方
    近代日本を形づくった皇国史観  唯物史観とアメリカ的な実証主義  半藤氏の四〇年周期説、胡耀邦が語った

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    2026年04月10日
  • 太平洋戦争、七つの謎 ──官僚と軍隊と日本人

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    タイトルの七つの謎を史実のミステリと受け取ると肩透かしを食う。開戦を決めたのは官僚で、人間を武器とした特攻の非道さを説き、天皇の聖断により終戦となったとのオーソドックスな戦後民主主義的太平洋戦争観が語られる。
    戦場体験と戦争体験との違いへの拘りに見られるとおり、著者は一貫して兵士の視点から戦争を見ている。終戦の聖断でも天皇が「軍を切り捨てた」と明言するところには盟友・半藤一利の戦争観と微妙に色合いを異にするように思える。
    講演の書き起こしである。

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    2026年03月28日
  • 太平洋戦争、七つの謎 ──官僚と軍隊と日本人

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    「戦場を知らない人が戦争を語る言は、どこか観念的であり、道徳的である」。この言葉が示す様に、現代に生き戦争史を語る多くの人々は戦場も戦争も経験していない。一昔前なら、当時の参謀クラスや司令官クラスが戦後に自身の経験や判断の経緯などを雄弁に語る書籍も多かったが、それも戦場を体験した内容のものは、全体の中ではごく僅かだ。自身は戦場から遠い場所に身を置きながら、俯瞰的に捉えたものが多く、弾が飛び交い爆弾が炸裂する様な、最前線の兵士の体験とは異なる。だからと言ってそれらに真実味が無いという訳ではなく、戦場とは違う場所から見た戦争体験は、一兵士と違う場所から当時の戦争をリアルに告白するものとして、その後

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    2026年02月26日
  • そして、メディアは日本を戦争に導いた

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    10年以上も前に書かれた本なので、現在とは認識の異なることも多い。2人の会話を軸に書かれているため、構成も話題の連続性も恣意的なところがある。中には眉唾物の話題もあって、日中戦争が始まった昭和10年代と比べて昭和初期を美化しすぎているのではと思われる記述も多々あった。それでも彼らの懸念事項は現在確実に深刻化しているし、単純短小化されたネット情報になじんだ人たちの言説には恐怖感しかない。圧倒的な国力のあるアメリカとの戦争になだれ込んだ昭和の失敗を学ぶことなく、圧倒的な国力のある中国との争いにも引きずり込まれる日はそう遠くないのかもしれない。

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    2026年01月20日
  • 戦後の肖像 その栄光と挫折

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    昭和の御代62年間、右も左も中間も皆それなりに必死に生きてきたのだなと思う
    それにしても生き抜くことはなんと難しいことか
    日和見が多すぎる

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    2025年12月21日
  • 右翼と左翼の源流 近代日本の地下水脈II

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    実際難しいというかわかりにくい。
    相関図と年表、語句説明がついて入ればわかりやすくて頭に入ってきたと思う。
    題材は興味深いぶんがっかりが大きい。

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    2025年12月18日
  • なぜ日本人は間違えたのか―真説・昭和100年と戦後80年―(新潮新書)

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    保阪さんてこんな人だっけ?
    大丈夫か?どうしちゃったんだ保阪正泰と言う気持ちになる本。
    乱れぶりを楽しめるといえばいえる。

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    2025年11月16日
  • 昭和陸軍の研究 上

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    内容が詳細でボリュームがあって調査、研究を主とした読書じゃないと読むのはキツい感じ。
    ただ難しいとはいえ昭和陸軍の異常さは十分伝わってきた。

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    2025年11月12日
  • なぜ日本人は間違えたのか―真説・昭和100年と戦後80年―(新潮新書)

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    表題に対する答えは書かれていないようだ。わずかに、「戦後」という括りをなくすべきということが書かれているが、それはそうとしてそれだけでは分からないだろう。
    「あの戦争は何だったのか」のまとめとして、後進帝国主義による先進帝国主義への自滅的挑戦だったという。その通りであろう。
    もしどこかで踏みとどまっていればいったい今どうなっているのか、考えてみたい。
    日中戦争について、「中国の巧妙な罠に嵌ったという見方もできる」というが、それは少なくとも始めたあと、やめられなくなった時のことではないのか。

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    2025年10月30日
  • 昭和の怪物 七つの謎

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    戦中戦後の日本について詳しく書かれていたと思います。私にとっては難しい話が多くて読むのに時間がかかりましたが、それでも最後まで読みました。最後まで読みたい気分になりました。

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    2025年10月18日
  • 戦争という魔性 歴史が暗転するとき

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    ネタバレ

    力作。
    内容は凄い、よく調査されている。作者の主観も入っており、鵜呑みする訳にはいかない。
    ここまで詳細な内容は私には必要なく、読みにくい。

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    2025年10月04日