保阪正康のレビュー一覧

  • 近現代史からの警告

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    日本のコロナ対策は近現代史から学んでいない、
    と言いたいようだが、学べばどんな形になるのか、
    良くわからなかった。

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    2021年02月27日
  • 昭和史の本質―良心と偽善のあいだ―(新潮新書)

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    ネタバレ

    ●→引用、他は感想

    ●かつて頭山が持っていた北海道の炭鉱が75万円で売れたそうだ。明治時代である。これを聞きつけた全国の頭山崇拝者たちが大喜びで、次々に頭山邸にやってくる。(略)頭山はどんな話にもいやと言わない。なんでも頼みを聞く。瞬くまに75万円は無くなった。(略)それでも頭山邸には居候を決め込む書生、壮士、無頼人が居残った。頭山の腹心が、こんな連中は追い出したほうがいい、そうでなければ先生の一家が野たれ死にしますよ、と忠告したという。すると頭山は次のように答えたと夢野は書く「まあそう、急いで追い出さんでもええ。喰うものが無くなったらどこかへ行くじゃろ」それまではここにいるといいさ、という

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    2021年02月07日
  • あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書―

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    太平洋戦争の目的や落とし所がなかった、というのは確かに。二二六事件に代表されるテロリズムが、萎縮と権力を生む泥沼になる、というのが構造として理解できた。

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    2021年01月07日
  • 負けてたまるか! 日本人 私たちは歴史から何を学ぶか

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    2020/10/03 負けてたまるか!日本人 丹羽宇一郎 保阪正康
    1.リベラルアーツの意義 専門バカに任せると危険 倫理的判断 ex原爆のマンハッタン計画
    2.シビリアンコントロールどころか軍事が政治を制す倒錯 専門知への敬意がない
      全てが曖昧で、総無責任体制 大失敗から学ばない
    3.安倍内閣の高い支持率 特に若い世代 経済政策・特に雇用拡大を評価
    4.日銀の金融緩和 国債の購入、ETF・REITの購入 Exitをどうするか?→無い!太平洋戦争と同じ
    5.日本社会の閉塞 戦略が小粒・縦割り 国体レベル→オリンピック・レベルへ
    6.「知」への敬意が無くなった 
      昨日、日本学術会議の候補

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    2020年10月06日
  • 近現代史からの警告

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    歴史とは所詮人間の意思や行動の積み重ね。法則が出来上がってくる。歴史は繰り返すとはこういうこと。前後の歴史学分野の考え方は答えありき。筆者は実証で検証すべきと。でも物理や数学と違って、歴史は語る人や登場人物それぞれに事実があって、どれも正しくどれも間違いなのだと思う。近代歴史が14年周期で展開するというのは面白い。前半は短期現役士官制度出身者や、戦中戦後の著名人を中心に話が進められるが、私は、彼らが凄かったのではないと思う。戦国時代ならいざ知らず、複雑な政治経済外交関係がある中、たまたまその時それができる位置に居た、という流れのもたらす結果だと思う。中盤は天皇制を主軸に戦争を、後半はファシズム

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    2020年08月22日
  • あの戦争になぜ負けたのか

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    第1部は識者6人による座談会。
    第2部は6人それぞれの補遺的文章。

    あの戦争で当時のメディア(新聞とラジオ)が果たした役割はとてつもなく大きかった。開戦を賛美し、国民を扇動熱狂させた。恐ろしい!

    終戦の日はいつか?
    ポツダム宣言受諾を敵国に通告したのは8月14日。
    それを国民に伝えた(玉音放送)のは8月15日。
    ポツダム宣言受諾文書に調印したのは9月2日。
    日本人は「終戦記念日は?」と問われれば8月15日と答えるが、国際的には「9月2日」が一般的だそうだ。

    あの戦争の経緯が分かる文書はまだまだ未公開のモノが多い。なぜ開戦したのか?戦争の経緯は? 歴史的な解明はまだまだ先のようだ。

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    2020年08月04日
  • 妻と家族のみが知る宰相―昭和史の大河を往く〈第9集〉

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    せっかく多くの人に取材してるのに結局自分の説に全てを牽強附会につなげていく。例えば本書では、東條英機の夫人が「主人をいつか陸軍大臣にしてみせる」と言ったとされてることを否定されたのに、「結婚してから忙しくなって女子大に通えなくなった」という発言から、「カツ夫人は人生の目標を主人の栄達に置くことにしたのだと思う」と書く。四名の宰相についてのイメージは本書を読んでも一般的なものから変わることはなかった。吉田茂に関しても講和条約の締結後の独裁は批判するが戦前満洲で強硬派だったことには触れない。

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    2020年07月22日
  • 昭和の怪物 七つの謎

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    昭和。特に戦前や終戦直後の出来事は、徐々に歴史の奥底に追いやられて行くのを感じる。
    当事者が寿命を迎え次々と亡くなっていく中で、歴史の証人が減っていくのだからしょうがない面もある。
    しかし逆に言うと、関係者が生きている今の内にこそ、正しい歴史認識を植え付ける必要があるのではないだろうか。
    そこから現代に生きる我々が学ぶべきことは、本当に多いのではないだろうか。
    著者はそんな使命感で筆を取り続ける。
    やはり東条英機と石原莞爾の項目は日本人として必読だと思う。
    (もちろん他の書籍でもいいが、この二人の行動言論を考察すること自体に非常に意味がある)
    なぜ日本人は勝てない戦争を始めたのか?
    さらに、な

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    2020年06月28日
  • 昭和史の急所 戦争・天皇・日本人

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    文字通り、昭和史について、著者の過去の著書や対談などから印象的な個所を抜粋したもの。

    面白かったけど、やや散漫な印象が。

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    2020年03月14日
  • 平成史

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    うーむ
    新書のページ数の制限もあるけど
    これで平成史かなぁ
    昭和の人の平成史だよなぁ
    冷静な記述なのに政治批判になると変なスイッチはいってそうだったり
    平成生まれの人だともっとぜんぜん違う平成史だろうな

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    2020年02月17日
  • 令和を生きるための昭和史入門

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    日本の歴史を、特に昭和史を客観的に述べることができる人を挙げるならば、半藤一利氏か、この本の著者の保坂正康氏ではないかという気がします。その保坂氏が昭和史を俯瞰的に時系列で新書のボリュームで解説したのが本書です。
    私自身、昭和史を含む近代史は(高校で日本史を選択していなかったこともあり)基本的な知識が欠如している部分もあるので、本書は正直ちょっと難解な印象を受けました。
    ただ、非常に印象的であったのは太平洋戦争を始めるにあたりラジオで発表された開戦の詔書の主旨が「東アジアの安定のために日本が努力したにもかかわらず、英、米がその努力を阻止したり、さらにはアジアの制覇を企て、日本の存在に脅威を与え

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    2019年12月12日
  • 続 昭和の怪物 七つの謎

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    シリーズ1作目と比べると、いまひとつだった。
    知らなかった人が多いのと、知ってる人でも再発見的なものがなかったので。

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    2019年10月21日
  • 人を見る目(新潮新書)

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    古代ギリシア時代に書かれた『人さまざま』(テオプラストス」著)の形式を模して、
    お追従
    お節介
    しみったれ
    よき友
    などなど、昭和初期から戦後の軍人や政治家、作家たちの言動を分類している。
    特に太平洋戦争での軍人への視線は辛らつだ。

    『人さまざま』は、以前読んだことがあるのだが、本を手放してしまっている。また手に入れて読んでみようか。

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    2019年09月26日
  • 太平洋戦争、七つの謎 ──官僚と軍隊と日本人

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    うーん、帝国軍人が、こんなにいい加減だったとは。
    開戦を決めたのが、たかが、官僚だったとは。
    落とし所も決めずに戦いに入ったとは。
    精神力だけでなにができると思っていたのか。
    計算もできずに、独走していたとは。
    陛下の御聖断が、本当の御聖断だったとは。
    もう少し終戦が長引けば、恐ろしいことになっていたとは。

    一部が優秀でも、現場が強くても、これではどうにもならん。


    本当に、バカだったんだな。

    なんで日本の教育は、近代史をやらねえんだ。
    亡国への謀略としか思えんのだが。

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    2019年07月13日
  • 昭和史の急所 戦争・天皇・日本人

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    読み始めて気づいたが、書き下ろしではなかった(あとがきのみ新規に書かれている)。昭和史にかかわる重要な視点を全7章にわけ。保阪氏の過去著作から章に合った記述を抜き出して並べている。歴史的事実以上に、保阪氏の歴史を見つめる思いを読む書、いわば保阪史観のつまみ食いである。昭和史は学ぶべき点のおおい分野であるが、それを見つめる保阪史観からもまた、学ぶことは多い。

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    2019年06月20日
  • 人を見る目(新潮新書)

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    ビジネス本のような書名が示す通り、軽めのエッセイに仕上がっている。いつもの冷徹な視点の歴史探求を期待すると薄味で物足りないかもしれないが、古今東西の名文を引用しつつ昭和史の場面を当てはめていくという試みも、これはこれで面白い。

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    2019年02月16日
  • 昭和の怪物 七つの謎

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    戦中のことが勉強になった。
    話が飛んだりするんで、時系列的に整理するのが難しい感じやったけど、憲法改正が国会で大きな問題になっとる中、大平洋戦争のことは日本人として知っておいた方がいいかな、と思って読んでみた。もっと知っておかんならんなぁ。

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    2019年02月11日
  • 昭和の怪物 七つの謎

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    東条英機、石原莞爾、犬養毅、瀬島龍三、吉田茂たち昭和を代表する人物たちについての驚くような事実。東条が首相になった理由、東条と石原の確執の遠因、石橋が日中戦争・太平洋戦争に反対の立場だったこと、犬養毅が最後に放った言葉「話せば分かる」は実際には「話を聴こう」だったとの孫・犬養道子の証言。犬養一族の前で犬養について話をする著者への道子の反応は実に興味深い。道子は日本人のありのままの姿を見ようとしているためとの著者の感想が瀬島のソ連スパイ説の真相と大きな嘘の数々、小説「不毛地帯」の壹岐正に自分を重ねようとして日付まで嘘をついていた!吉田茂にとっての憲法9条の重要性。著者の冷静な視線での記述が鋭く歴

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    2019年02月06日
  • 賊軍の昭和史

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    明治維新から太平洋戦争までが官軍・賊軍という視点で語られる。

    全てが全てその対立軸で説明ができると思わないが、歴史を学ぶ上で、また現代社会を考える上で、育った環境が権力側か否かでメンタリティが異なる、ということは一つの重要な要素であることは間違いない(ということに気がつくことができた)。

    いまいち腑に落ちていなかった開戦〜敗戦に至るパワーバランスや意思決定のあり方に関して、本書を読んだことで、理解が進んだ。読んでよかった。

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    2019年01月29日
  • 昭和の怪物 七つの謎

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    【書評】歴史を学び、人のふり見て我がふり直しませんか?『昭和の怪物 七つの謎』

    日本の歴史は皆学校で習うが、つまるところテストのための暗記科目と化している。
    ただ歴史から学べることは多くあり、「人のふり見て我がふり直す」のにうってつけの科目である。
    本書では歴史の教科書で語りきれなかった、歴史的人物の人間面を浮き彫りにする。

    特に注目なのが、「東條英機」と「石原莞爾」の比較だ。
    東條は自分の味方だけで人事を固めたり、課題を精神論で解決しようとしたり、とても国のトップになるような人ではない。
    対して石原は東條とは真逆の思考である。
    それがために、東條とは対立している。

    石原は兵士を「人間」

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    2019年01月25日