宮島未奈のレビュー一覧
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人気作家さんたちの原点となった作品。どの短編も個性的で、とても楽しめた。
短編を書くのってとても難しいのだろうなと、読んでいるだけの私も思う。限られたページの中で、物語を作る。この本の短編はそれぞれ、全く違う良さを持っている。書き方はそれぞれもちろん違うし、少し変わった設定があったり、どこか自分と似たような境遇が描かれていたりする。
作家さんの数だけその色があって、短い物語に込められた熱意や感情がとても伝わってきた。
今までよく読んでいた作家さんはもちろん、この本で初めて出会った作家さんがこの後、どのような本を書いているのだろうと気になり、読んでみたくなった。 -
Posted by ブクログ
待望の成瀬最新作。完結編という触れ込み通り、これまでの大団円感満載であった。すっかり定着した成瀬のキャラは相変わらず愛しい。「ぼきののか」には大笑いしたし、「そういう子なので」には涙した。成瀬ワールドの人の輪はさらに広がりを見せて読者を誘ってくれるが、前作までのエピソードありきのお話や登場人物が多く、サービス精神とはいえ、そこだけちょっと無理してるかなとは思った。ただ、やはり最終話で大津へ帰還する地元愛と、ゼゼカラの絆には深く感動してしまった。本当に宮島さんすごいです。
成瀬の「あかり」は周りの人々を照らしているのだろうが、そのあかりの源は彼女が絶対的な信頼を置ける両親であり島崎でありがいてこ -
無料版購入済み
島崎がいい
なんだかんだいって、成瀬に巻き込まれる幼馴染の島崎も楽しそう。むしろ島崎がいないとこの作品はおもしろくないと思う。最初はそこまで期待していませんでしたが、最終的にはおもしろい、
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Posted by ブクログ
平安時代に興味があったので手に取った本でしたが・・・
平安時代のことが深く知れるという趣旨の内容ではなく、たまたま平安時代に興味を持った高校生たちの青春ストーリーでした。
無駄な描写が無くて、本一冊で登場人物たちと一緒に半年間を駆け抜け、感情移入もでき面白かったです。
興味を持ったことを掘り下げていくことから生まれる、人と人との広がり、見識の広がり、広がったところから更に深い見識や技の習得・・・
はじめは、青春ストーリーやなー!若いっていいなー!・・と思ったけれど、何かに興味を持ち掘り下げていくことは、歳を重ねたとて人生を楽しむ方法の要なのかなと思いました。
なるべくそいういった感覚を若い -
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可もなく不可もなく
サクっと読めました
ハラハラドキドキも穏やかで可もなく不可もなく
こんな小説も必要ですよね
著者さんの世界観はそのままです。 -
購入済み
ですます調の成瀬
カバー絵の成瀬が本文の成瀬を象徴していて実にうまい。
ヒロイン成瀬の父親を始めとした周辺人物たちの視点からヒロインの人物像や言動を描き出すという手法がなかなかにおもしろい。第一巻に引き続き連作短編集形式を取っていることも読みやすさを更に助けている。ヒロイン成瀬の巧まざるギャグ がとてもおかしい。ですます調でも話せます というフレーズでは思わず吹き出してしまった。とは言うものの最終章のNHKは少々やりすぎかな。 -
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天下取りはまだまだ
読者に合う合わないは別にして、ヒロイン成瀬のキャラクターがこの作品のほとんど全てである。同質社会日本の更に同質を要求される女子生徒たちの中で、このような成瀬の個性と能力はなんといっても目立ってしまう。それを軽快な読みやすい語り口で描きあげている。最終章でやや傍若とも思われた成瀬の言動にやや陰りが出た段階で、次の巻へ。彼女の天下取りはまだまだである。
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皆さん早過ぎ
レビュー1番のりかと思ってたら
皆さん早過ぎ。
その位さらっと読める内容でした
個人的には成瀬さんがパーティに
参加とか願ってましたがそちらは
成瀬シリーズの新刊に期待。
それっぽい方は参加されてましたね -
Posted by ブクログ
本屋大賞。デビュー作で受賞は湊かなえの「告白」に次いで二回目ですね。
まず成瀬あかりが唯一無二なキャラクターなのは間違いない。実際、僕は地に足のついていない発想に「いいね!いいねぇ!」と心踊りました。
しかし僕的には小説はキャラクターが魅力的なのが前提だと思っていて、キャラの魅力だけを伝えられても、物足りなくなってしまう。
成瀬あかりを色んな視点で観察する小説なんだと思うんですけど、個人的に面白かった章は『線はつながる』と『レッツゴーミシガン』でした。
前者は成瀬を嫌うタイプ。後者は成瀬を好むタイプの視点。
小中高とスクールカーストの下部にいた僕は大貫の気持ちがよく分かります。学校には -
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みんな大好き成瀬、でもごめんなさい…1作目、2作目ともどうにも好きになれなくて、みんながこれだけ大好きな成瀬を好きになれない私はどこかおかしいのだろうか?と真剣に考えたりもしたんだけど、三部作最終の今回は嫌悪感が減った。
成瀬が変わりつつあるから、ではなく、実際にこんな子がいたらこんな自由じゃないだろうと思うから…
子どもというのは残酷なもので、変わり者は疎まれる。よっぽど特性に特徴があったら何も気にしないでいられるのかもしれないが、それでも周りに好かれることはないだろう。
つまりこれはファンタジー。
でも変わった子でも受け入れられて、こんな風に周りに人が集まったら、それは理想だなと思って