【感想・ネタバレ】それいけ! 平安部のレビュー

あらすじ

ピュア度100%! ハートフル青春小説!

いみじ! 新入生、部活つくったってよ

県立菅原高校の入学式当日、同じクラスになった平尾安以加から「平安時代に興味ない?」と牧原栞は声をかけられた。「平安部を作りたい」という安以加の熱意に入部を決めるが、新部を創設するには5人の部員が必要だった。あと3人(泣)!!
クラスメートから上級生まで声をかけ、部員集めに奔走するが──
「平安部って、何やるの?」

《平安部員求む!》
わたしたちと一緒に平安の心を学びませんか?

◎平尾安以加(ひらお・あいか)
1年5組
平安時代大好き。

◎牧原 栞(まきはら・しおり)
1年5組
赤染衛門似

◎大日向大貴(おおひなた・だいき)
1年2組
中学まではサッカー部

◎明石すみれ(あかし・すみれ)
2年1組
元百人一首部の幽霊部員

◎光吉幸太郎(みつよし・こうたろう)
2年3組
元物理部 イケメン

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

とても派手な物語ではなく、全体的に緩いのだがそこが良い。大きな事件があるわけではないけれど、何気ない登場人物の掛け合いを読んでるだけでも楽しい。タイトルの「それゆけ!平安部」の回収のされ方もなるほど、そこからか〜という感じで面白かった。
できることならこの平安部が主人公達が卒業するまでどんな活動を続けていくのか眺めてみたいなと思う。
続きか番外編が出たら是非読んでみたい作品。

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2025年12月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

個性豊かな高校生が集まり「平安の心を学ぶ」平安部を作って活動をしていく、というお話。
すごく良かった。ミステリーやサスペンスばっかり読んでいるのでそれと比べると波瀾万丈さには欠けるので、そこで物足りなさを感じる人もいるかもしれません。
ただ、「平安部」という特殊な部活に反して王道の青春グラフィティ感がとにかく素晴らしい。
平安部メンバーの個性も豊かですが、小説によくある非現実的さは無く、登場人物それぞれの個性がストーリーの中で浮かび上がってくる塩梅が素晴らしいです。あと皆めっちゃ良い子。読んでいてストレスがほとんど無い。
なんとなくですが、心が綺麗さっぱり現れて、年末のこの時期に読めて良かった気がします。

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2025年12月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっぱり宮島未奈作品最高です!!
宮島節が至る所に散りばめられていて、ほんっとに面白い。
安以加をはじめ部員5人のキャラ設定が素晴らしい。

平尾安以加が略して"平安"であることの説明が出てこなかった。
冒頭に出てきた瑞希ちゃんは、その後登場しなかった。次回作への伏線?
原涼子と戦う展開かと思ったらいい人であっさり終わってちょっと拍子抜け。

<これこそ宮島節>
P15
今までの人生、こんなに強く求められたことなんてなかった。これが愛の告白だったらドラマチックだろうけど、行きつく先は得体のしれない平安部である。
P66
きっと、平安レベルが1ぐらいは上がっただろう。
P74
早くも明石さんがツッコミとして頭角を現している。
P78
それまで居場所がないと言っていた人とは思えない、大胆な高校デビュー計画である。
P79
一瞬ドラえもんの仲間かと思ってしまったけれど、たぶん違う。
P84
私は平安時代に対して複雑な思いがあるけれど、任天堂エリアに関わったすべての人がマリオを好きかというとそうでもないだろう。
P90
これはたぶんオタクが自分を低く見積もっているアレで、相当詳しいに違いない。
P101
安以加しか使えていない「いみじ」を初対面で繰り出せるなんて、ただ者ではない。
P112
今、もっとも平安部について考えている部員である。
P130
平安部に入る動機が一番薄そうだった彼が、元文芸部のうろこぐまさんにDMを送ったり、蔵で平安パーク用の畳を見つけたり、いつのまにかエース級の成長を遂げている。
P145
この暑さの中でも汗ひとつかいていなくて、人間としての構造が違う気がする。
P188
寝殿造の宮廷にいるところを想像したけれど、よく考えたらそんな貴族に生まれるとは思えないし、このあたりで海水から塩を作って生きていたんじゃないかと思う。
P204
いつのまにか平安レベルがますます上がり、平安時代に愛着を持ち始めているようだ。

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2025年12月13日

Posted by ブクログ

成瀬からの平安部ということで、同じ高校生ではあるものの、至って平凡で、いじめられてはいないが好かれてはいないと自認する栞が主人公。彼女が、平安に心惹かれる安以加に誘われて平安部を立ち上げる話。

中学とは違うキャラでいきたい、他人がなんでもよく見えてしまう、人の色恋が気になる、親には馬鹿にされそうで学校の話がしにくい…そんな高校生あるあるを、平安部というぶっ飛んだ話ではあるがサラッと書いていて面白かった。普段、高校時代に戻りたいとは思わないが、ここまで自分たちらしい高校時代を作り上げられるならもう一回高校やりたい、と思う人もいるのではないか。

にしても、ちょうど最近「桐島部活」を読んだばかりで、作者(確か二十歳ゴロ)が高校時代のみずみずしさと息苦しさを自由に描いたところに感動したが、2025年って宮島さん確か子供もいて高校生とは程遠い(いや十分若いとは思うが)のに、高校の頃の風景や感覚を覚えていてすごいなあと思った。もしかしたら、朝井さんに比べて時間が経っているせいか、少し美化されて、若者らしい意地の悪さとか毎日維持に努力なければいけない人間関係とか、負の部分が薄まって、いい感じにエンタメになっているのかも。

というわけで、ヒリヒリ系青春モノが苦手な人にも読みやすいですよ。

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

あはれなり!!
私はこういう青春系の文学が好きだったのか気付かされた

ほどよくどうなるか気になる感じ
出てくるキャラクターも全員性格良くて、ほんわかした
ひなちゃんが地味にやる気あるのとか、明石さんの先輩感も好き
アニメ化と実写化して欲しいなあ
いみじ!

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2025年12月05日

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平安が好きだから平安部を作りたい。一緒に作ろう。入学してすぐに前の席に座る安以加に誘われる栞。部活ってどうやって作るの?平安部って何するの?興味があるものも性格も全然違う5人が集まって、平安部という存在を作って行くストーリー。入学してから、文化祭までの約半年間を描く。
宮島作品らしくテンポもよく読みやすくて、さらさらと楽しく読み終えた。

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2026年01月04日

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ネタバレ

菅原高校に「平安の心を学ぶ」平安部を新設する。平尾安以加、牧原栞、大日向大貴、明石すみれ、光吉幸太郎の5人で、書道や蹴鞠大会、資料館見学、文化祭の準備を進めていく。できて半年の部活だが、各2人同士の結びつきから5人の結びつきへと変化していく。文化祭の出し物紹介で光源氏が言った「平安の心も令和の心もそんなに変わらないんじゃないか」という言葉はその通りだと思うし、我々が生きていた平成も、いつか平成部など研究しようとする人たちが出てくるのかなと思った。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

宮島さんらしい、突飛なキャラクターがなんとも憎めなくて、、、

ほっこり、少し、懐かしいストーリーだった。

明石さんと幸太郎が卒業するまで、あと1年間は続編が期待できるかな??

いみじ!

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2026年01月01日

Posted by ブクログ

成瀬シリーズを読破してから、宮島さんの他の作品も読んで見たくなり、本屋で探すと季節限定のカバーを見つけて即購入。学生時代、古典が苦手だったので、この本を読んで、今更ながらもう少し勉強しておけばよかったなと感じました。いみじ、あなや、をかしなど、作中に出てきた表現はもう覚えたので、もし次作があれば次はもっと古語をちりばめてほしいです!最初はバラバラに思われた5人の個性が、文化祭準備や蹴鞠の練習、書道体験を通して、気づけば強固なチームワークになる部分がとても素敵。

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2025年12月30日

Posted by ブクログ

とても読みやすいし、嫌な人が出てこない。
高校に入学して新しく「平安部」を作ろうと奔走する安以加(あいか)
平安部って何するの?
「平安の心を学ぶ部活です」 (?)
ただ平安時代が好きで好きでたまらない安以加と
個性的な5人の仲間が揃って、まず「蹴鞠大会」に出ることに。その結果はなんと!

それぞれの個性がうまく活かされて描かれているし、ストーリー展開も楽しい。
「カブキブ」(榎田ユウリ) を思い出しました。
中高生にも読んで欲しい一冊。


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2025年12月28日

Posted by ブクログ

爽やかで柔らかい。上下関係のない優しさが伝わる。自然体のみんなでやっていこうという思いが伝わってきた。

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2025年12月26日

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みんな良い子で安心して読めた。こんな仲間いいなぁ。来年は何をするんだろうとついつい続編を期待してしまう。私的には担任の先生がいいキャラだった。

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2025年12月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一から部活を作るお話で、とても面白く青春すぎて一気に読んでしまいました。
色々なことにチャレンジしていてかっこいいと思います。

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2025年12月22日

Posted by ブクログ

重くなり過ぎず、軽くなり過ぎず丁度いい感じの青春小説。
キャラが濃いけど爽やかに終わって、すんなり読めました。なんか皆んなかわいい

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

宮島さんの5冊の書籍の中で、一番最後に読みました。成瀬シリーズよりは婚活マエストロのように、視点は一貫して栞さんというひとりからのものによって、クラスメートで平安部の言い出しっぺのあいかさんを主人公級に据えながら、平安部の成り立ちから各部員のキャラクター、イベント、フィナーレの文化祭までの半年間を、楽しくフレッシュさ溢れる高校生らしさ全開に描いておられる作品です。
宮島さんの他書籍と比較すると、ツボる・爆笑する瞬間は少なめで、【平安時代/平安の心を学ぶ】という本作のメインテーマを浮き立たせるかのように、趣深さや千年前に想いを馳せる尊さなどを読みながら感じられる、落ち着いた完成度の高い作品だと思いました。

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2025年12月13日

Posted by ブクログ

宮島未奈さんの小説は毎回楽しみに読んでます。
高校の部活、懐かしい!
平安部、何するの?
平安の雅を学ぶ?大きすぎてどうなるのかと思いましたが蹴鞠体験が本気モードになったり色々な物が形になって文化祭に向けての頑張りが青春してるな、と思える小説でした。

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2025年12月13日

Posted by ブクログ

やっぱり宮島さんの作品はどれを読んでも面白い。自然と主人公たちの容姿、性格さらには周りの状況までもが思い起こされる。まるでその場で登場人物を見ているような気分になる。しかも、でてくるキャラクターたちがまた個性的で素敵だ。
特に私は、平安部を立ち上げた平尾安似加がお気に入りである。一見明るくて無邪気で自分のやりたいことに真っ直ぐなタイプなような感じもしたが、話を追うごとに段々と気弱な部分なども見えてキャラクターとしての解像度が上がり、どんどん好きになっていってしまった。
成瀬シリーズが有名で少し埋もれてしまっている本だがぜひ読んでほしい。

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2025年12月11日

Posted by ブクログ

平安部ってなんだろう?
普通に平安部があるものでなく、その疑問が話の中でもありながら進んでいったので、とても自然に入り込めたし面白い。
色んなキャラが、そこに居場所を見つけてて、すごくいいチームだなと思った。

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2025年12月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

高校入学初日、平尾安以加に誘われ平安部を創ることになった牧原栞。部を創るには5人以上と顧問が必要と教頭先生から。構内を駆け巡り、平安部を創設。「平安の心を学ぶ」と言う壮大な目標を掲げるが、何をしたらいいのかと言うところから5人の活動が始まる。他の部の先輩たちも含め登場人物すべていい人達ばかり。こんな学校だったら高校生活楽しいんだろうなぁ。顧問の藤原先生もそうだが、教頭先生がちょい役にも関わらずいい味出してる。雲中供養菩薩トランプって実際あるんだ。赤染衛門と一緒に思わずググってしまった。

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2025年12月03日

購入済み

可もなく不可もなく

サクっと読めました
ハラハラドキドキも穏やかで可もなく不可もなく

こんな小説も必要ですよね
著者さんの世界観はそのままです。

#萌え

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2025年04月23日

Posted by ブクログ

成瀬の印象が強い宮島さんの作品のうち、読んでいなかった本作を手に取りました。高校生の青春が瑞々しく描かれており、心地よい爽快感がある作品だったと思います。

本作は高校に入学したばかりの主人公がひょんな出会いを果たし、平安部を作るというストーリー。仲間集めや部活動での取り組み、そして大団円となる文化祭といったスクールライフ盛り沢山な作品です。

「成瀬」とは違い、割と主人公周りのキャラは濃くないかなぁという印象です。「成瀬」が脈絡もなく自分の好奇心に向かうため割と何でも題材に出来るのに対し、本作は割と平安部という枠組みがあるので、ストーリーの幅は狭いかなぁという印象を受けました。しかし、宮島さんのキャラ作りのおかげか、嫌なキャラも登場せず、終始スッキリと進む印象があり、読後感の爽快感は高かったように感じました。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

高校1年生が中心となって、平安の心を知るための部活を立ち上げる!
成瀬シリーズのような強い勢いのようなものは感じなかったけれど、それでもテンポよく、部員すらよく分かっていなかった曖昧だった部活の輪郭が蹴鞠や書道、学校祭などを通じて少しずつ形成され、部員が一つになっていく様子は気持ち良かったです。
に自分の居場所や仲間が出来ていくところに、この年代ならではの青春を感じました。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

自分の興味のあることを仲間と一緒に存分に楽しめるのは幸せなことですね。好きなものややりたい事を誰に何と言われようと貫く強い気持ちに感動しました。安以加ちゃんが素敵な仲間に恵まれてよかったです。

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2026年01月03日

Posted by ブクログ

成瀬シリーズほどのインパクトがなく、読み進めてもワクワクが生じなくて、読むのに時間がかかってしまった。
このまま何年も積読本棚行きかと思っていましたが、何とか読み切った。
シリーズになるのかどうかはわからないけど、この先盛り上がりがあるなら、☆が増えるのかなぁ。

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2025年12月27日

Posted by ブクログ

青春だなあ!

登場人物がみんなほほえましくて、さらっと読めて、最後に感じたのはこれでした。
自分の高校生の頃を思い出すと、こんな新しい部を立ち上げようなんて発想も、強い思いもなかったけど、自分たちで1つ1つ考えて活動していくのは楽しそうだなと思いました。

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2025年12月23日

Posted by ブクログ

『成瀬』が合わなかったのでどうかと思ったけど、普通に面白かった。
正統青春学園モノ。
やはり主人公の隣にいる子はぶっ飛んでるけど。

変わった子を思いついてそれを軸にストーリーを考えるのかな?

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2025年12月19日

Posted by ブクログ

平安部とはなんなんだ? という疑問はそのまま平安部活動をする。平安の心とは?

何をするのかも分からない部活だが、新設そうそう意外な活躍? ネットニュースに!?

何かをやりたくなる衝動に駆られる青春ストーリー。イケメンに全てを持っていかれる「いみじ」な物語。


是非読んでいみじを共有しましょう。

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2025年12月16日

Posted by ブクログ

平安部という平安時代を部活動と結びつけようという発想が面白い。成瀬もそうだったが、人からどう言われようと思い立ったことにチャレンジしてみようという気持ちが、中高生には必要だと思う。それを楽しむ心意気も。同調圧力に負けて慎重になりがちな今の若い世代に、ぜひ気軽に読んでもらいたい一冊。
欲を言えば、中盤はあまり安以加が古語を使わなかったのは残念だった。最後急にいくつも言い出したので。

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2025年12月15日

Posted by ブクログ

オーディブルで視聴。
成瀬シリーズが好きなのだが、これはあまり合わなかった。
強烈な個性を持つ主人公がいてこそ、この作家の良さが出る気がした。

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2025年12月14日

Posted by ブクログ

私は基本学生ものの本はあまり好きではないが、これは宮島未奈さんの作品だから読んでみた。平安時代が大好きだから平安部を作ろうとした安以加だが、実はあまり平安時代のことをわかってないのが笑えた。しかし、若さゆえの情熱で栞を巻き込み活動していく。そして集ったメンバー達がそれぞれの持ち味を活かしていくのがとても良かった。青春はいいなぁ、そんな学生時代をもう一度味わいたいと想像してしまった。

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2025年12月13日

Posted by ブクログ

ハートフルな青春小説。みんなちょっぴりコンプレックスを抱えているけど、居場所を変えたら自分らしくいられるようになり、ポジティブに挑戦してみたら道が開ける!という感じ。違う感性を持った仲間とイチから始める楽しさが詰まっている。

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2025年12月13日

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