【感想・ネタバレ】それいけ! 平安部のレビュー

あらすじ

ピュア度100%! ハートフル青春小説!

いみじ! 新入生、部活つくったってよ

県立菅原高校の入学式当日、同じクラスになった平尾安以加から「平安時代に興味ない?」と牧原栞は声をかけられた。「平安部を作りたい」という安以加の熱意に入部を決めるが、新部を創設するには5人の部員が必要だった。あと3人(泣)!!
クラスメートから上級生まで声をかけ、部員集めに奔走するが──
「平安部って、何やるの?」

《平安部員求む!》
わたしたちと一緒に平安の心を学びませんか?

◎平尾安以加(ひらお・あいか)
1年5組
平安時代大好き。

◎牧原 栞(まきはら・しおり)
1年5組
赤染衛門似

◎大日向大貴(おおひなた・だいき)
1年2組
中学まではサッカー部

◎明石すみれ(あかし・すみれ)
2年1組
元百人一首部の幽霊部員

◎光吉幸太郎(みつよし・こうたろう)
2年3組
元物理部 イケメン

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

すごく読みやすくてすぐに読み終わった!
キラキラな青春を感じさせてもらえた。とても面白く最後までワクワクさせてもらえて読んで良かった!

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2026年01月09日

Posted by ブクログ

この筆者の中では一押し、私も部活を作った時こんな気持ちもあったかなあとか昔の記憶を思い出してとても楽しかったです!

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2026年01月09日

Posted by ブクログ

とても派手な物語ではなく、全体的に緩いのだがそこが良い。大きな事件があるわけではないけれど、何気ない登場人物の掛け合いを読んでるだけでも楽しい。タイトルの「それゆけ!平安部」の回収のされ方もなるほど、そこからか〜という感じで面白かった。
できることならこの平安部が主人公達が卒業するまでどんな活動を続けていくのか眺めてみたいなと思う。
続きか番外編が出たら是非読んでみたい作品。

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2025年12月28日

Posted by ブクログ

高校生が平安時代に行われてたであろう、遊びや競技を行う「平安部」を作って色々と楽しむ話

ハラハラドキドキはなく、最後まで平和な様子が描かれ、安心して読んでいられる。

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

爽やかなイケメンが登場する物語。
平和で、穏やかな気持ちになる。
ヘビーな小説の後に読むのに最適だった。
こんな高校生活送りたかったなー。

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2026年01月22日

Posted by ブクログ

高校生が平安の心を知る平安部を作ります。何をする部活なのかわからないけれど、一から作れるのは楽しそうです♪キャラクターが全員魅力的です。蹴鞠が得意な大日向くんが特に好きです。

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2026年01月21日

Posted by ブクログ

「平安部って何をやるの?」目標も定まらずバラバラの個性の5人だったが、部活のたびに次々と楽しいアイディアが飛び出し、蹴鞠大会で優勝するまでに。
「平安時代に意識を向けることで、令和を生きる自分たちの心を知る。」
5人の心が共鳴する、かけがえのない青春の物語。

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2026年01月21日

Posted by ブクログ

他愛の日常に、少々風変わりな部活というだけでこれだけ面白く書けるというのは素晴らしい。最初は少し退屈だったが、蹴鞠あたりから俄然面白くなり、最後は怒涛の展開でのめりこんで読めた。主役の5人は勿論のこと、その他のキャラクターもどれも面白かった。特に明石さんのツッコミが切れが良くて好きだった。京大蹴鞠部に是非成瀬を入れて次回戦って頂きたい。きっと滅茶苦茶面白いはず。

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2026年01月19日

Posted by ブクログ

話がわかりやすくて面白かった。
平安時代?と最初はわかりませんでしたが高校生らしく楽しく平安時代を学ぶところが見ていて楽しかった。
スクールカーストに挟まれてやりたいことを素直に出来なかった自分を思い返すと登場人物がイキイキしていて楽しかった。

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

宮島先生の作品は個性豊な登場人物が多く、その魅力がわかりやすく伝わってきて読みやすいです。安以加が文系で、別作品の成瀬が理系みたいな感じがします。

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2026年01月14日

Posted by ブクログ

軽快な青春小説。
成瀬シリーズとはまた違った、鮮やかで読んだ後もすっきりとしている。
ぜひ続編シリーズがでたら読みたい。

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

平安が好きだから平安部を作りたい。一緒に作ろう。入学してすぐに前の席に座る安以加に誘われる栞。部活ってどうやって作るの?平安部って何するの?興味があるものも性格も全然違う5人が集まって、平安部という存在を作って行くストーリー。入学してから、文化祭までの約半年間を描く。
宮島作品らしくテンポもよく読みやすくて、さらさらと楽しく読み終えた。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

菅原高校に「平安の心を学ぶ」平安部を新設する。平尾安以加、牧原栞、大日向大貴、明石すみれ、光吉幸太郎の5人で、書道や蹴鞠大会、資料館見学、文化祭の準備を進めていく。できて半年の部活だが、各2人同士の結びつきから5人の結びつきへと変化していく。文化祭の出し物紹介で光源氏が言った「平安の心も令和の心もそんなに変わらないんじゃないか」という言葉はその通りだと思うし、我々が生きていた平成も、いつか平成部など研究しようとする人たちが出てくるのかなと思った。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

宮島さんらしい、突飛なキャラクターがなんとも憎めなくて、、、

ほっこり、少し、懐かしいストーリーだった。

明石さんと幸太郎が卒業するまで、あと1年間は続編が期待できるかな??

いみじ!

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2026年01月01日

Posted by ブクログ

成瀬シリーズを読破してから、宮島さんの他の作品も読んで見たくなり、本屋で探すと季節限定のカバーを見つけて即購入。学生時代、古典が苦手だったので、この本を読んで、今更ながらもう少し勉強しておけばよかったなと感じました。いみじ、あなや、をかしなど、作中に出てきた表現はもう覚えたので、もし次作があれば次はもっと古語をちりばめてほしいです!最初はバラバラに思われた5人の個性が、文化祭準備や蹴鞠の練習、書道体験を通して、気づけば強固なチームワークになる部分がとても素敵。

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2025年12月30日

Posted by ブクログ

とても読みやすいし、嫌な人が出てこない。
高校に入学して新しく「平安部」を作ろうと奔走する安以加(あいか)
平安部って何するの?
「平安の心を学ぶ部活です」 (?)
ただ平安時代が好きで好きでたまらない安以加と
個性的な5人の仲間が揃って、まず「蹴鞠大会」に出ることに。その結果はなんと!

それぞれの個性がうまく活かされて描かれているし、ストーリー展開も楽しい。
「カブキブ」(榎田ユウリ) を思い出しました。
中高生にも読んで欲しい一冊。


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2025年12月28日

Posted by ブクログ

爽やかで柔らかい。上下関係のない優しさが伝わる。自然体のみんなでやっていこうという思いが伝わってきた。

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2025年12月26日

Posted by ブクログ

みんな良い子で安心して読めた。こんな仲間いいなぁ。来年は何をするんだろうとついつい続編を期待してしまう。私的には担任の先生がいいキャラだった。

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2025年12月24日

Posted by ブクログ

 高校の入学式当日。緊張しながら教室の席に着いた栞の前に、1人の女生徒が立った。
「ねえ、あなた。平安時代に興味ない?」
「はあ?」
 それが安以加との出会いだった。

 不完全燃焼状態の5人の高校生が、自ら立ち上げた平安部の活動を通して、自分と向き合い成長していく姿を描く、ライトな青春小説。
          ◇
 雨の日の電車は、どうしてこう不快なんだろう。今日から自分の通学電車となるローカル線の車内で、私は思わず吊り革を握りしめた。

 今日は高校の入学式だ。
「栞ちゃんは雨女だねえ」
と隣に立つ母がため息をつく。小中の入学式は晴れていたじゃないかと、心の中で文句を言っているうちに、電車は菅原本町駅に到着した。ここから菅原高校までは徒歩5分ほどだ。
 校門前で写真を撮りたそうな母と別れ、まずホームルーム教室に向かう。
 
 1年5組の教室に入り、座席表に従って席に着く。
 それとなく教室内を見回してみる。顔見知りなど1人もいない。学年ふたクラスずつしかない郊外の中学から来たのだから当然だ。
 そんなことを考えながらなにげなく前を見ると、こちらにまっすぐ歩いてくる女生徒と目が合った。小柄で目の大きなかわいい系女子だ。慌てて視線を逸らす私の前まで来て、その子は俯く私にこう言った。

「ねえ、あなた。平安時代に興味ない?」
 安以加との出会いだった。 ( 第1章「平安部って、何やるの?」) ※全6章。

     * * * * *

 アニメ化にぴったりの作品ではないかと思います。

 舞台となる菅原高校は、海と山に挟まれた自然豊かな菅原市にある公立高校です。比較的自由な校風を持ち、生徒の自治により秩序が保たれているところからもトップレベルの高校だと思われます。
 ちなみに菅原市は京都から 190km離れた場所にあり、走っている鉄道は菅鉄 ( すがてつ ) と呼ばれるローカル線で、最も華やかな商業施設がイオンという典型的な地方都市です。


 主人公は、高校1年女子の牧原栞。

 栞の中学時代は暗黒期でした。
 きっかけは1年時早々の社会科の授業中。栞の色白で純和風の顔立ちを、教師が「平安時代にはモテた顔」だと揶揄したことです。

 元々まじめで気の利いたリアクションもできない不器用な性格の栞。即座に件の教師に対して正面切って抗議するのですが、そのことで「ヘタに怒らすとうるさい御意見番だ」と認識され、クラスの生徒から敬遠される存在になってしまいます。
 地味で社交的でもない栞にはまだ親しい友人もできていませんでしたが、これ以来好んで栞に近づく人間はいなくなったのでした。

 こうして隠者扱いというクラスカーストのランク外に置かれたまま中学生活を送った栞は、高校入学を前に不安を払拭できずにいました。


 そんな栞に入学式当日、突如として声をかけてきた女生徒がいます。平尾安以加という小動物系の美少女です。
 安以加は初対面の栞に向かって「運命の出会い」だと喜び、「一緒に平安部を作ろう」と持ちかけてきたのでした。今度こそ目立たずひっそりと3年間を送ろうと考えていた栞はおおいに戸惑いますが、平安時代が大好きだと言う安以加の熱量に触れるうち……。


 本作のおもしろさは、栞を中心とする5人の主要登場人物にあります。

 まず、新入生の3人。
 何かに熱中したり仲間と連帯したりする経験もないまま、孤高の中学時代を終えた栞。
 サッカーが大好きだけれど、中学のサッカー部ではレギュラーにほど遠い存在でしかなかった大日向大貴。
 そして!書道の高段者であり平安時代が大好きな平尾安以加。 ( ただし歴史が好きというわけではないところがミソ。安以加の抱える屈託については徐々に判明してきます )

 続いて、2年生の2人。
 和歌が好きで百人一首部に入りはしたものの、競技かるた中心の活動に馴染めず幽霊部員となっていた明石すみれ。
 抜群のコミュ力を誇りながらも真剣に打ち込めるものが見つからず、物理部でお茶を濁している光吉幸太郎。

 5人はみなそれぞれに不完全燃焼のような気持ちを抱えていて、そのエネルギーをぶつけられるものを求めているのでした。
 そんな5人の姿は高校生としてほぼ等身大であり、共感できる部分が多くありました。
( ハイスペックで清々しいほどに常人離れした成瀬あかりとは好対照と言えます )

 さて安以加の行動力によって部員5人を揃え、平安部の立ち上げに成功した栞たちは、次なる目標として文化祭での発表展示を目指して具体的な活動内容を決めることにしたのですが……。


 物語は、栞や安以加が部活動を通して悩みや苦しみを乗り越えていく様を中心に描かれます。でも熱血ストーリーや重苦しい展開にならないのは、他の3人の存在が絶妙なクッションになっているからです。

 明石すみれの見せる、お姉さんらしい落ち着きと適切なフォロー。控えめな大日向大貴が見せる意外なほどのフットワークの軽さ。この2人が部としてのまとまりを維持せしめたと言えます。 
 そして、コミックリリーフ的な役割を担ったのが光吉幸太郎。アイドル級の超イケメン。なのに気取ったところがなくフレンドリー。軽く見えて案外と堅実なところもあるという、まったく憎めない人柄で、そんな幸太郎の明るさは何度も栞たちを元気づけます。

 和歌のすみれ。
 蹴鞠の大貴。
 光源氏 ( コスプレ ) の幸太郎。
 この3人なくしては、平安部の快進撃はなかったと言っても過言ではありません。

 それまで居場所を見つけられずにいた5人の爽やかな成長物語。ひどい夏バテで気力体力が減退した身には、格好の癒やしになった作品でした。

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2026年01月25日

購入済み

可もなく不可もなく

サクっと読めました
ハラハラドキドキも穏やかで可もなく不可もなく

こんな小説も必要ですよね
著者さんの世界観はそのままです。

#萌え

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2025年04月23日

Posted by ブクログ

中学の頃、部活を作ろうと動いたが頓挫してしまったのを思い出した。もっと奔走しとけばよかった。部活は自分、顧問、部の方針が一致してないと頑張れないし楽しめない、というのを子ども達に教えようと思った。

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2026年01月19日

Posted by ブクログ

高校一年生の女子が二人で、平安時代の心を学ぶ部を立ち上げる。
同級生、二年生を巻き込んで平安部は大きく育ち、やがて高校の中でもそれなりの部として成長していく。

イメージ的には、そこまで個性はないけど「成瀬」のような登場人物と背景。
そして高校の部活と放課後の物語。
ふーんという感想と共に読み終える
続編は作れそうな話だけど、続編を読みたいかどうかは微妙。

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2026年01月17日

Posted by ブクログ

これは中学生向けの作品ではないだろうか。
全てがとんとん拍子、全てがハッピーエンド、出てくる人は全ていい人。文体も読みやすいし、華やか青春のイメージに憧れ、感情移入しながら読む少年少女が多そう。実際はこんなことまるでないからな。とは言え小説世界を現実に起こりうるときらきら思えるのはその時代の特権か。

愉快?な展開に重きが置かれているからか登場人物たちにリアルさというか深みはなし。イメージがしにくかった。
成瀬の西武大津店の話が好きだったからハードル上げてしまったのだろうか。

非現実感やエンタメ感が小説の醍醐味なのだからこれで良いのだろうし、平安部って雅な響きだなとは思うのだが。
この匂いに白ける年齢になったということか。それとも読むタイミングが偶然ずれたのか。うーん。


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2026年01月12日

Posted by ブクログ

宮島未奈さんの過去作と同じく、全員善人の優しい世界で引っかかりなく読める点は好印象。ただ、「成瀬」シリーズで際立っていた地元愛や破天荒さが薄く、読後に強い余韻が残りにくかったです。いろいろな登場人物が出てくる一方で、キャラクター造形の甘さも少し気になりました。「婚活マエストロ」と同様、脱成瀬の方向性を模索しているのかもしれませんが、個人的には物足りなさが残りました。

読みやすさは健在だからこそ、次作では「成瀬」シリーズのような尖りや固有の熱量があると嬉しいです。

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

Audibleにて耳読。成瀬ロスで宮島さんの作品に触れたくて。成瀬シリーズと同じ高校生が主人公でも、「それいけ!平安部」の方が登場人物と同世代の人たち向けかと感じた。世代が違っても面白くてさらっと聞けるんだけどね。
この本が映画で実写化されるなら、光吉くん役が吉沢亮くんしか浮かばない…同じ意見の方、コメントください笑

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

成瀬の印象が強い宮島さんの作品のうち、読んでいなかった本作を手に取りました。高校生の青春が瑞々しく描かれており、心地よい爽快感がある作品だったと思います。

本作は高校に入学したばかりの主人公がひょんな出会いを果たし、平安部を作るというストーリー。仲間集めや部活動での取り組み、そして大団円となる文化祭といったスクールライフ盛り沢山な作品です。

「成瀬」とは違い、割と主人公周りのキャラは濃くないかなぁという印象です。「成瀬」が脈絡もなく自分の好奇心に向かうため割と何でも題材に出来るのに対し、本作は割と平安部という枠組みがあるので、ストーリーの幅は狭いかなぁという印象を受けました。しかし、宮島さんのキャラ作りのおかげか、嫌なキャラも登場せず、終始スッキリと進む印象があり、読後感の爽快感は高かったように感じました。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

高校1年生が中心となって、平安の心を知るための部活を立ち上げる!
成瀬シリーズのような強い勢いのようなものは感じなかったけれど、それでもテンポよく、部員すらよく分かっていなかった曖昧だった部活の輪郭が蹴鞠や書道、学校祭などを通じて少しずつ形成され、部員が一つになっていく様子は気持ち良かったです。
に自分の居場所や仲間が出来ていくところに、この年代ならではの青春を感じました。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

自分の興味のあることを仲間と一緒に存分に楽しめるのは幸せなことですね。好きなものややりたい事を誰に何と言われようと貫く強い気持ちに感動しました。安以加ちゃんが素敵な仲間に恵まれてよかったです。

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2026年01月03日

Posted by ブクログ

成瀬シリーズほどのインパクトがなく、読み進めてもワクワクが生じなくて、読むのに時間がかかってしまった。
このまま何年も積読本棚行きかと思っていましたが、何とか読み切った。
シリーズになるのかどうかはわからないけど、この先盛り上がりがあるなら、☆が増えるのかなぁ。

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2025年12月27日

Posted by ブクログ

青春だなあ!

登場人物がみんなほほえましくて、さらっと読めて、最後に感じたのはこれでした。
自分の高校生の頃を思い出すと、こんな新しい部を立ち上げようなんて発想も、強い思いもなかったけど、自分たちで1つ1つ考えて活動していくのは楽しそうだなと思いました。

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2025年12月23日

Posted by ブクログ

「平安時代に興味ない?」
牧原栞は高校入学後、クラスメイトの平尾安以加から部活新設の誘いを受ける。それは平安の心を学ばんとする部活“平安部”だった。友達の伝手や他部の幽霊部員らを誘って5人集まり、ようやく部活として成立した“平安部”。さて、どんな活動をすることになるのやら…

“成瀬”で天下を取った宮島未奈さんの最新作。どうしても成瀬超えを期待してしまうが、至極普通の青春小説だった。登場人物はみんないいやつばかりなので、安心して読める。反面、ストーリーの起伏は少なく感動するには至らなかった。
一方、青春小説ならではの良さはもちろんある。特に蹴鞠大会のくだり。同じ目標を持ってみんなで熱くなり、時に励まし合いながら協力することの尊さ。大人になるとつい忘れがちなチームプレーの大切さを思い出させてくれた。また自分自身の高校の文化祭を友達と一緒に準備した遠い記憶を思い出し、ノスタルジーに浸れた。金魚救い用の金魚をチャリ漕いで遠くまで買いに行ったよなー。
いみじ!

キノベス! 24位

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2026年02月01日

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