宮島未奈のレビュー一覧
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購入済み
200歳まで
前作に引き続きサクッと読める作品
あかり節はかわらず、あかりに関わる側の
人物から見た あかり像の物語。
大学生に成長したあかりのお話し
この間200歳までずっと読んでいたい。 -
購入済み
最高に面白かったです!
もっともっと、島崎と一緒に成瀬あかり史を見たい!笑
最近、いろんなことを始めては1年くらいで「なんだかもう飽きちゃったな」となり
自分は何をしても中途半端なんじゃないかと悩んでいたところでした。
でも、このシリーズを読んで「私もめげずにいろんな種をまこう」と思えるようになりました。
元気をもらえる1冊です。 -
無料版購入済み
島崎がいい
なんだかんだいって、成瀬に巻き込まれる幼馴染の島崎も楽しそう。むしろ島崎がいないとこの作品はおもしろくないと思う。最初はそこまで期待していませんでしたが、最終的にはおもしろい、
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Posted by ブクログ
青春小説だからと高2の息子の朝読書用に購入したものの、当店ではアラ還(over60)男性に絶大なる人気を誇る本作。
地方創生が声高に叫ばれて久しい昨今だからでしょうかね、主人公・成瀬あかりが清々しいまでに支持されまくっている理由。
本作っぽい文脈での「まちづくり・まち育て」を目標に事業構築をしている方々も多いことでしょう。
—なぜか。
解説で森見登美彦さんも書かれていましたが、「じぶんらしく生きることが、同時にまわりの人々を生きやすくして、この世界をより良いものにしている」からでしょうね。
成瀬が愛する膳所や大津、琵琶湖(観光船)ミシガンなど、等身大なローカルの描き方もお上手で、
思わずス -
Posted by ブクログ
続編というと前作より評価が落ちがちだが、本シリーズは2作目も変わらず抜群によかった。
大学生になっても成瀬は相変わらず魅力的で、そして何より島崎との友情が変わらず続いていることに心底ほっとした。
今年7月に『成瀬は天下を取りにいく』を読んでから約5ヶ月。その間に、自分にも成瀬と島崎のように毎日一緒に過ごす友人ができた。そしてもうすぐ、自分も地元を離れる予定がある。社会人以降の友情は難しいとわかっていても、ふたりのように関係が続いていけばと願わずにはいられない。
読んでいて純粋に「楽しい」と思わせてくれるのが成瀬シリーズの魅力。3作目も心から楽しみにしている。 -
Posted by ブクログ
平安部創設から文化祭発表まで、高校生たちが平安時代の魅力を追究していく青春小説。(オーディブル)
本当にこんな部があったら、楽しいのはもちろん、部員それぞれの創意工夫や主体性が思う存分発揮できるような感じがしました。
自分たちがやりたいことをとことん追い求めていくことができるのは、この年代ならではないでしょうか。
そして、それが成長過程でとても大切なことのように思いました。
また、文化祭発表に向けて、部員5人の個性がそれぞれ発揮され、成功へとつながっていく様子は、自分も青春時代をもう一度味わっているかのような爽快感がありました。
平安時代というと、どちらかというと、歴史上 -
Posted by ブクログ
成瀬、快進撃の続編。
相変わらずの変人っぷりだけど
その良さを分かる人たちに囲まれて
成瀬は幸せだ。
私の配偶者は
けっこう変わった人で
子どもの頃ハブられていたらしいのだが
本人はそれに気づかず
楽しく過ごしていたらしい
あれ今思うといじめられてたのかな…だって
成瀬ももしかすると
あまりにマイペースで
「普通の子」たちからすると
付き合いづらい子だったのかもしれない
でも成長するにつれ
まわりに
その面白みを理解してくれる人も増え
(ちゃんとやろうと思えば「ですます」でもしゃべれるし)
自分のペースや思想をしっかり持っていれば
広い世界には理解してくれる人がちゃんといて
ちゃんと -
Posted by ブクログ
従来の『悩める青春』(なじめない教室やイケてない自分の葛藤、そこを抜け出したい)とは全く違い、成瀬は"地元を強烈に肯定している"のが新鮮。じんわり不安で陰湿な日本社会で、パワフルガールがピュアな光をくれる。
どう行動しようが他人は勝手に解釈するので、みんな好きなことやろうと言われた気がした。
【書かれなかった謎と解釈】
-成瀬の特徴的な喋り方、スマホを持たされていない理由、親子関係などは、ほぼ書かれていない。こんなに個性的なキャラだが、そうなるに至った家庭環境なのか遺伝なのかも書かれていない。
モデルルームに対する反応で父からは好奇心旺盛さ、母からは合理性の遺伝子を