宮島未奈のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
成瀬シリーズがとてもよかったので、同じ作者の「それいけ平安部」に続いて、こちらも読んでみた。
さらさら読めて面白かった。宮島未奈さんの文体は時々ニヤッとしてしまう面白みがあるけど、今回は特にここ。健人がプレゼント用のハンドクリームを買いに行く場面。
「男性にもおすすめですが、ご自宅用は大丈夫ですか?」こんなの断ってしまえばいいのに、鏡原さんと同じハンドクリームをつけるという行為にエモさを感じてしまい、まんまと2個購入する。(224ページ)
この感じ、わかるわぁ〜と思いながらも、それをこの表現に仕立て上げるワードセンス。素晴らしいなと思った。
キャラクターもストーリーも、成瀬ほどではない -
Posted by ブクログ
40歳のフリーライター猪名川健人は婚活事業を営む「ドリームハピネスプランニング」の紹介記事を引き受けることになった。
取材も兼ねて婚活パーティに参加することになった健人
そこで司会をしていたのがネット上で驚異の成婚率と噂される「婚活マエストロ」鏡原奈緒子だった
婚活イベントに参加するだけでなく、イベントのお手伝いもすることになった健人
10年も自宅で一人こたつ記事を書いていた健人が婚活に参加することで様々な人と出会い、人と人の縁も繋いでいく
宮島未奈さんらしく、読みやすくどんどんページが進んで一気読みだった
とはいえ、読み始める前に想像した「マエストロ」と称される奈緒子への期待値は超えて -
Posted by ブクログ
高校で新しい部活を作って、個性的なメンバーが集まって、今までやったことのないことにチャレンジする。文化祭の平安バーク展示に向けて、色々な準備や経験をして、どんどん世界が広がるこの感じ。楽しくないわけがない!
キャラクターは魅力的だし、平安部の活動も蹴鞠や菩薩トランプや百人一首など、変わったものばかりで面白い。
「成瀬」を読み終わった後だったから、主役の安以加のキャラだけは少し物足りなさを感じた。
平安時代が好きなら、もっと平安時代に関して研究していてもいいと思ったし、周囲の目を気にしない突き抜けた強さがあってもいいと思うのだけど、中学校時代の同級生から変人扱いされておどおどしているところとか -
Posted by ブクログ
非常に読みやすく、6話構成のストーリーのテンポも良く、短時間で一気に読めた。それだけ万人に読みやすく書かれていて、著者の心づかいを感じるし、グイグイ読ませる力強さを、まず感じた。
一方、80歳の爺さんが「阿部寛のアレ」を知ってるのはレアだなーと思いながら序盤から笑え、高齢者同士の婚活パーティーでは一人の老人男性の行動にハラハラしながら読みつつもホッとし、また別のパーティーで、主人公が気になる相手とマッチングしなかったときのフラれた感は、何となく告白してないのにフラれるみたいな、擬似体験あるあるっぽくてちょっと切なく。
パーティーを仕切るマエストロ、いやマエスト「ラ」の完璧性と、物語後半に進む -
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Posted by ブクログ
ネタバレうーん、そんなに最後まで盛り上がって読めたかと言うとそうではないかも。多分、主人公の行動が常識とはかけ離れていて、それを私自身が面白いと思う人間性ではないからだと思う。私も島崎側ではなく、『やばい人いる……』って遠巻きから見る側だろう。
主人公成瀬の力強さ、思い切りの良さは気持ちが良かった。しかし、思い切って行動に移し、結果を知ることが大事で、結果を出すことは大して重要視しておらず、志半ばであっさりやめたりする。そんな姿に島崎と一緒になんだかがっかりすることもしばしばあった。
しかし、200歳まで生きると目標を決め、毎日を生きる姿はかっこいい。なんだか行動も一貫性があって、見習いたい、こん