宮島未奈のレビュー一覧
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面白かった、と思う。
ただ、期待値が高すぎただけに、
あぁこんなものかと思ってしまった。
それでも成瀬あかりの自分のしたいこと、今すべきだと思うことを追い求める素直な姿、ゴーイングマイウェイで他人は関係ない!のかと思えば、島崎ら周囲の人物からの言葉を「確かにそうだ、すまない」と受け止める素直な姿は、とてもいいな、と思う。
成瀬という人物はただただ素直であるだけなのに
何故こんなにも眩しく見えるのだろうか。
きっとそれは社会生活を経るにつれて身についていく周りの目からなる羞恥心であったり、
それをするメリットは?という損得勘定といったものが私たちが素直でいることを妨げるからではないかと思う -
Posted by ブクログ
これは中学生向けの作品ではないだろうか。
全てがとんとん拍子、全てがハッピーエンド、出てくる人は全ていい人。文体も読みやすいし、華やか青春のイメージに憧れ、感情移入しながら読む少年少女が多そう。実際はこんなことまるでないからな。とは言え小説世界を現実に起こりうるときらきら思えるのはその時代の特権か。
愉快?な展開に重きが置かれているからか登場人物たちにリアルさというか深みはなし。イメージがしにくかった。
成瀬の西武大津店の話が好きだったからハードル上げてしまったのだろうか。
非現実感やエンタメ感が小説の醍醐味なのだからこれで良いのだろうし、平安部って雅な響きだなとは思うのだが。
この匂いに -
Posted by ブクログ
成瀬の印象が強い宮島さんの作品のうち、読んでいなかった本作を手に取りました。高校生の青春が瑞々しく描かれており、心地よい爽快感がある作品だったと思います。
本作は高校に入学したばかりの主人公がひょんな出会いを果たし、平安部を作るというストーリー。仲間集めや部活動での取り組み、そして大団円となる文化祭といったスクールライフ盛り沢山な作品です。
「成瀬」とは違い、割と主人公周りのキャラは濃くないかなぁという印象です。「成瀬」が脈絡もなく自分の好奇心に向かうため割と何でも題材に出来るのに対し、本作は割と平安部という枠組みがあるので、ストーリーの幅は狭いかなぁという印象を受けました。しかし、宮島さ -
Posted by ブクログ
「平安時代に興味ない?」
牧原栞は高校入学後、クラスメイトの平尾安以加から部活新設の誘いを受ける。それは平安の心を学ばんとする部活“平安部”だった。友達の伝手や他部の幽霊部員らを誘って5人集まり、ようやく部活として成立した“平安部”。さて、どんな活動をすることになるのやら…
“成瀬”で天下を取った宮島未奈さんの最新作。どうしても成瀬超えを期待してしまうが、至極普通の青春小説だった。登場人物はみんないいやつばかりなので、安心して読める。反面、ストーリーの起伏は少なく感動するには至らなかった。
一方、青春小説ならではの良さはもちろんある。特に蹴鞠大会のくだり。同じ目標を持ってみんなで熱くなり、時 -
購入済み
「成瀬は天下を取りにいく」と一緒に購入し、二冊続けて読みました。
本屋大賞は、これまで私の感性に当て嵌まる本で、いつも一気読みでしたが、残念ながら今回は少し不満を残すこととなりました。成瀬のキャラは面白いのですが、私には入り込めませんでした。