宮島未奈のレビュー一覧
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成瀬の人物像が捉えやすく、読みやすい1冊だった。
ほんとに我が道を行く感じだなと最初は思っていた。だけど島崎が引っ越すと分かりあからさまに動揺して寂しさを感じている成瀬が愛おしくて人間味溢れる様子が嬉しくて意外と普通な部分もあるとホッとした。
最初はよかったら付き合って欲しい、別に1人でもやるけどみたいな感じだった存在がいつしか当たり前に隣にいて時間を共にする、共にしたい、成瀬にとって島崎がそういう存在になっていたんだなと凄く気持ちが伝わってきた。
そして成瀬の影響力が周りの人間にも大きな変化をもたらしていることがわかる。深く付き合うときっと好き嫌い分かれる存在だと思うけど、読者視点で見ると成 -
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ネタバレここがとても面白いとかではないが、読めば読むほど引き込まれていく。
個人的に好きだなと思った文面は「瀬をはやみ〜の成瀬あかりでございます。本日は琵琶湖大津観光大使として初の活動となります。現在は敦賀駅より北陸新幹線つるぎにて金沢駅を目指しているところです。金沢といえば石川県の県庁所在地であひ、加賀百万石の歴史があることでも有名でございます。我々は琵琶湖大津の代表として、恥ずかしくないPRを行う所存です。この投稿をご覧になっている金沢近辺の方につきましては是非本日の十七時までに金沢駅コンコースにお越し下さい。琵琶湖大津観光大使のたすきをつけて藤原かれん氏とお待ちしております。」 -
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まぁ、今さら言わずもがなだけど、
最高でした。
そんで読み終わるまで知らなかったんだけど、これ成瀬シリーズ最終巻なんだと…?
勝手に成瀬シリーズは年一冊ペースで続いていく著者のワイフワーク小説になっていくんだと夢想していたけど、読み終えて振り返ってみると、成瀬の物語はここで完結するのがもっとも美しい終幕なのかも。
成瀬は今後どこに行っても、これからも成瀬はきっと成瀬のままで、いろんな人の人生を照らし続けていく。照らされた人たちもまた、それぞれに大きな人間になってだれかを支えていく。
そんな想像をして涙が出そうなラストでした。
久々だわ。小説サイコー。
どれもすごく良かったけど、やっぱり島崎と -
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やっぱり成瀬は最高!さす成!!
自分の気持ちに、興味のあることに、素直に自由に生きられるっていいよね。普通は、周りにどう思われるんだろう、とか考えてしまうところを、成瀬は、想像の斜め上を行く行動力で、「すごっ、なにそれ笑笑」となってしまう。
献血に、健康マージャンって。入学式に振袖も目立ちまくりだろうな~。
で、西浦くん。いいヤツだね~。今どき文通してくれる男子はいないし、こんな自由な成瀬を受け入れてくれている。このあとどうなったんだろうな~、と想像が止まらない。
だるま研究会も謎多き集団だったし。
まだまだ成瀬の世界が見てみたかったけど、完結とは残念。
でも成瀬のキャラは永遠に残るような気が -
Posted by ブクログ
オーディオブックにて。
結末が清々しくてなんとも言えない気持ちになった。
みんな成瀬のことが好きで集まってきた人達なのだろう。そして島崎も200歳まで生きると宣言。
もっと2人の掛け合いを見たかった。
この本といわず、この成瀬シリーズではただ元気を貰えるというだけでなく、自分がやりたいと思ったことを直ぐに実行し挑戦することの大切さや意欲を掻き立てる作品である。
成瀬という主人公は「一般的」に見たら自閉傾向があり、周りのことよりも自分の思い強く、巷で言う「空気が読めない」所もある。しかし、周りが成瀬と過ごす中で成瀬の真っ直ぐさに感銘し、共に過ごす。逆に成瀬も垣間見える人間らしさを醸し出すこと