宮島未奈のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
成瀬のキャラが魅力的。最初はその口調なんだ?という違和感があったが、途中からそんなことは気にならなくなるほど、成瀬の動向に目が離せなかった。他人にどう思われようと自分のやりたいことをやる成瀬が素直に羨ましかった。自分を持っていながらも、他人への気配りや優しさを持っているのが素敵。あと、いろんな目標を持っていて貫くところもあれば、頓挫して次のことを見つけていくのも人間ぽくていい。そんな成瀬とその成瀬の理解者である島崎の関係は、住む場所が離れてもなんだかんだでずっと続くんじゃないかなあと思えた。
西武大津店の閉店という内容は、自分の地元の百貨店が閉店した時の思い出と重なる部分が多かった。地方都市に -
Posted by ブクログ
シリーズ完結編。
京大理学部に入学した成瀬。
入学早々、びわ湖大津観光大使の制服で現れ、周りを驚かせる。
達磨研究会(森見登美彦由来、作者の趣味か)、観光大使、京都極め計画、簿記YouTuber(の撮影に付き合う)、膳所駅周辺のみまもりパトロール、大階段駆け上がり大会、健康マージャン大会などに、相変わらず多忙な日々を送っている。
マイペースだが超優秀で無私な成瀬は、なぜか周りに人が集まり、自然と周りの人たちを救っている。
無表情で感情が読みにくい成瀬だが、小学6年で書いた自分史(原稿用紙64枚!)やびわテレの番組出演から漏れ伝わる気持ちが両親や友人を熱くする。
健康マージャン王のトロ -
Posted by ブクログ
スラスラと読めた。
成瀬と島崎の関係に憧れる。
島崎や大貫が成瀬に対して、羨ましさや後ろめたさ、妬ましさ、憧れを感じている一方で、成瀬も2人に対して、自分にはない優れたものを持っていると思っていて、
特に学生時代は周りと自分を比べて無いものねだりをしてしまいがちだが、逆に周りの人も自分のいいところを見つけてくれていたらいいなと思ったし、それが実現できればすごく優しい世界になるなと思った。
特に最終章は成瀬と島崎の、今まで伝えていなくて少しすれ違っていた気持ちが明らかになって、島崎が成瀬を特別に感じていただけではなく、成瀬にとっても島崎はとても大切な存在だということが分かり、じーんとあたたか -
Posted by ブクログ
婚活の話なのに、「恋っていいなぁ」がちゃんと残る作品だった。
婚活の世知辛さに少し絶望しかかったところに、救いのヒーローが現れる――そんな第1話ですでに心を掴まれた。
まず主人公がとても好きだった。
ちょっと関わっただけの相手を気にかけ、フォローできて、人の幸せを素直に喜べる。
本当に「普通にいい人」だからこそ、安心して読めた。
そんな主人公がフォローすることになった婚活参加者のおじいさんのエピソードも印象的。
自分の発言で相手を嫌な気持ちにさせたのでは、と必要以上に落ち込んでしまうことって誰にでもあると思う。
でもこのエピソードでは、そんな失敗をただ慰めるだけじゃなく、「相手は気にして