宮島未奈のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これは...ちょっと法話聴きたくなる。ギャル尼僧が何を話すのか興味がある。とは言え、真実子は学生の頃は優秀だったし、法話ももちろんしっかりしたものであり、ギャルっぽい喋り方もしない。でもギャルらしく明るい性格であり、ファンがたくさんいるのも頷ける。令和のギャルではなく平成のギャルというところが良い(笑)
ここまで何回「ギャル」って言ったか分からないけど、「ギャル」って何を持ってそう言われるんだろうと思った。やっぱり見た目かな?明るい髪色、ネイルなどが、ギャルと言わしめるものなのか。
真実子はギャルになった理由もしっかりしていたが、ギャルになることで内面も明るくなっているように感じた。これが外見から入るということか(違う)。
なんとなく生きていた英介が、真実子と会ってどんどん変わっていくのも楽しかった。英介は根本的には優しい人なんだと思う。光司の面倒な頼みもなんだかんだ聴くし。
まさか光司が占いを始め、まみたんシールが販売されると思わなかった。インスタやマルシェなど今の時代っぽい用語が出てくるのも新しい。
筆者の作品は相変わらず勢いのある登場人物が出てくるなぁ。こういう生命力ある人の話は、読んでて面白いので好きだ。 -
Posted by ブクログ
6冊目の宮島未奈さん。
父親が亡くなり、杉本酒店を継いだ30歳の英介。特にやる気があるわけでもなく、なんとなく日々を過ごしていたところ、腐れ縁の悪友・勝山光司から強引に誘われ、子どもの頃に埋めた高価なポケモンカードを掘り起こすことに…。
タイトルにあるギャルとは、ポケモンカードを埋めた陵泉寺の副住職を務めるまみたん。元同級生でかつては優等生だった片倉真実子がなぜギャルに?
まみたんが主人公なのかと思いきや…『婚活マエストロ』方式でした。真実子の法話はとても素敵なんだけれど、ギャルのキャラがちょっと薄くてなんだかもったいなかったかな。
成瀬ほどのインパクトはないんですが、私は結構好きでした。 -
Posted by ブクログ
終わってしまった寂しさ…。
だけど、ロードムービーを見た後のような
ちょっとした清々しさ。
シリーズ一作目では、
なかなか変わり者で、
「身近にいたらとっつきにくいだろうな」
と感じさせられた成瀬。
でも、思考や行動から目が離せない存在。
二作目では、
成瀬が主人公というよりは、
成瀬の周辺の人たちが、
成瀬との出会いによって、
どんなふうに救われていったか…という印象。
そして本作。
これまでの成瀬や周りの人を通して、
自分の周辺(半径数メートル)や、
自分の地元を愛しむことの尊さを、
じんわりと感じさせる作品でした。
特に最後のほうの、
船で琵琶湖に向かって水路を遡上していく所。
様々な旅を終えて、
大切な地元へと戻っていくような。
原点に立ち返って、
また次のスタートへ向かっていくような。
そんな雰囲気に包まれました。
ちなみに、
成瀬的な感覚を抱かせてくれる漫画に、
「その町の一文字さんが笑う時」なんかがあり、
わたしのイメージの中のビジュアルは、
そっちの絵面に引っ張られてます。
成瀬、漫画版もありましたね、たしか。
宮島さんの『寺マルシェ』を積読してるので、
次はそちらを読みます!!