宮島未奈のレビュー一覧
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前号より小説が特集のテーマに沿ったものが多い印象。エッセイでは角田光代のたこ焼き修行が面白かった。あとは腐れチーズ探しの旅とかチャーハンを箸で食べる話とか。
小説は途中で読むのやめたやつはなかったけどめちゃくちゃ面白い!ってなったやつは少なかったかも。前号のレンジが40〜100点とするなら今号のレンジは60〜90点ぐらい。
◎=めちゃくちゃ面白かった。長編も読みたい
◯=面白かった
△=頑張って読み切ったけど合わなかった/面白くなかった
以下ネタバレあり
△宮島未奈/ようこ蘇!平安部
成瀬はあまり好きになれなかったから挫折するかと思ったけどなんとか読み切れた。もとの作品読んでないとキャ -
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定期購読を始めた小学館の文芸誌『GOAT』も、今回で第4号になるのだそう。今号のテーマは「食」。
まずは知っている作家さんから読み始める。それから知らない人だけれど、タイトルや冒頭の書き出しが気になった作品にも目を向けてみる。そんな小説やエッセイを読んでいくうちに、いろいろな食材や料理が次々と登場してお腹も空いてきた。
カラフルな色のページは、食材を使った紙を採用しているんだとか。付録にはゴート君のほか、おにぎり、卵焼き、お箸などの切り抜きの栞があるのも楽しい。
巻末には辻村深月さんの新刊『ファイア・ドーム』冒頭部分の抄録が掲載されていて、同作に対する興味が一気に高まった。紙か電子で読ん -
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人ひともをし 人ひともうらめし あぢじきなく
世よを思おもふうゆゑえに 物も思おもふう身みは
後鳥羽院(1180年~1239年)
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物語としては青春ものであり、平安文化を通して仲間と部活動を作り上げていくというもの。読み進めるほどに懐かしい気持ちになれる。煌びやかな青春を送った人には記憶として、灰色の青春を送った人には理想として思い出に浸ることのできる。そんな作品。
あないみじ…現代風に言うと「マジやばい!」「マジかよ!」あたりであろう。いとおかしが「エモい」となるのと同じで感嘆詞であり、事項を意味するものではない。コミュニケーションにおいて出し得な便利な言葉である。
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ネタバレまず冊子に挟まってた栞が可愛かった(笑)
知っている作家さんは半分もいなかったのですが、オレンジ文庫さん何気に好きなので購入して読んでみました。
最初は題材もよく分からないので、ピンと来ないまま何編か読んでいましたが、「サカナ日和」を読んで私の好みな感じだったのと、そこからもう一度振り返って読んでみたらみんな素敵な作品じゃないか!と改めて思えて、そこからは一気に読めました。もちろん好みの問題なので、しっくりくるものもあれば、そうでないものもあり。個人的には「傾城の美女呂姫」「水恋花」「ままならないきみに」「二位の君」が良かったです!水恋花は私好みの嫌ぁーな終わり方だったし、ままならないきみに -
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ネタバレ婚活マエストロは、「婚活」という題材を驚くほど誠実に描いた作品だった。婚活ものというと、どうしても登場人物を揶揄したり、“市場”という言葉の残酷さを強調したりする作品も多いが、本作にはそうした冷笑的な視線がほとんどない。それぞれが不器用で、少し見栄を張って、時に空回りしながらも、「誰かと生きていきたい」と願っている姿が丁寧に描かれていて、とても温かい気持ちになった。
特に印象的だったのは、登場人物たちが決して特別な人間ではないこと。だからこそ悩みや迷いにリアリティがあり、「うまくいかないことがあっても、それでも人と向き合おうとする」姿勢に自然と惹き込まれる。婚活を勝ち負けで描くのではなく、人 -
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婚活の話なのに、「恋っていいなぁ」がちゃんと残る作品だった。
婚活の世知辛さに少し絶望しかかったところに、救いのヒーローが現れる――そんな第1話ですでに心を掴まれた。
まず主人公がとても好きだった。
ちょっと関わっただけの相手を気にかけ、フォローできて、人の幸せを素直に喜べる。
本当に「普通にいい人」だからこそ、安心して読めた。
そんな主人公がフォローすることになった婚活参加者のおじいさんのエピソードも印象的。
自分の発言で相手を嫌な気持ちにさせたのでは、と必要以上に落ち込んでしまうことって誰にでもあると思う。
でもこのエピソードでは、そんな失敗をただ慰めるだけじゃなく、「相手は気にして