宮島未奈のレビュー一覧
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地元で酒屋を継いだ杉本英介と勝山光司は同級生(30歳)。光司は少し自由で面倒な性格だが俺のことを妙に気に入っていてよく店に来る。ある時光司は陵泉寺にタイムカプセルっぽく埋めた箱に、今は高騰しているポケモンカードがあるという。こっそり掘り出せないかと寺でやっているマルシェに行くとそこには中学まで見た目も中身も優等生だった寺の娘の真実子がギャルの姿でお坊さんをしていた。
登場人物たちが自由で、でも、道徳や正義といったものからは外れずに生きている様子が楽しいお話でした、が、これ、ここから始まる話なのでは?
とりあえず楽しくは読めるけど、まだ何にも始まっていない感のある本でした。宮島未奈さんの空気感が好きな人には楽しめる本だと思います。
小学生が読んでも特に問題はないです。基本は中学校から。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ中心になるのはまみたんことギャル僧真実子だが、成瀬ほどのインパクトはない。
とはいえ、同級生の英介、光司、よっちゃんを巻き込みながら、最後には会いたかったさゆたんと再開を果たす話は軽快で面白い。
子どもの頃の遊びの「グリコ」で1度だけほかの言葉に変更できるというルールを認めたら「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」と言う子が出てきた話とか思わず笑ってしまうところも。
軽いノリであっという間に読み終わる。
さゆたんと感動的な再開を果たした割には、その理由が今一つよくわからないのはちょっと残念。急に会えなくなったからと言ってそこまで想いが募るだろうか?
それと、書籍の値段。
税抜きで1850円、税込みだと2000円越え!!
これが特別ではないけど、いつの間にか本て高くなったなあ・・・ -
Posted by ブクログ
今作も成瀬の動向に目が離せない!
高校生から大学生へとステップアップした成瀬。
受験という一大イベントを経て、バイトを始めたり、観光大使になっていたり、新しい人達との出会いを大切にして成瀬の世界が広がっているのが読んでいて楽しいです。
前回では全然わからなかった成瀬の家族の描写もありました。お父さん、とっても娘想いの優しい人で心配が手に取るように伝わってきて良いなぁ。
お母さんも別に成瀬っぽい感じあんまりないので、成瀬がああなったのが不思議。でも、ところどころが両親に似ててこの子はこの人達に大切にされてきたんだなぁというのが感じられて微笑ましかったです。
一方、島崎は成瀬と離れて、東京での生活に成瀬がいない物足りなさを感じたり、成瀬が出会った人たちに嫉妬したり、自分の気持ちと成瀬の気持ちにすれ違いがないか不安になったり。
島崎にとって成瀬はかけがえのない存在なのだと再確認していました。
そして、それは成瀬も同じであることをちゃんと伝え合うことが出来ていたのが素晴らしいです。
今って本当に"話し合う"っていうことが足りない時代にあると個人的に思っていて、この子たちはそれがしっかり出来る素敵な関係性で本当に良かった。
またゼゼカラが始動するのも見たいです。
新しく出会った人たちも個性的で素敵な人ばかり。
篠崎さんは今後の人生を自分の目標のために生きてほしいな。
今作もとっても楽しく読ませてもらいました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ成瀬の大学受験から大学にかけてのお話。
ぜぜからに小学生のファンができて一緒にパトロールしたり、大学受験に不安でついてきた父親は受験会場で野宿をしようとしていた男子学生を連れて帰って母親に呆れられたり、3代連続で琵琶湖観光大使の女の子と一緒に活動したり、今回も成瀬節満載で面白かった。
中でも面白かったのはクレームを言わないと気が済まない主婦の話と最後の探さないでください、だ。
主婦の話は何かと目についたことをお客様の声コーナーに書いてしまい、後々気にしてしまうという困った性格な人。めんどくさいなと思うだろうが、そのお店で働く成瀬はお店側からでは気付けない視点だとその主婦に感謝しており、万引き犯を捕まえることを手伝ってもらえないか、と持ちかける。ツンデレなところもあったからか2人はなんだかんだ上手くやっていくこととなる。最後の探さないでくださいは、島崎が東京から帰ってくるのとすれ違いで成瀬が東京の紅白に出演しに行くと言うもの。父親の心配ようと周囲の成瀬だからなと言う空気感のギャップがなんとも言えずおもしろかった。島崎の成瀬の隣は私だけと言う気持ちもわかるなぁと思った。次回作も楽しみ。