宮島未奈のレビュー一覧
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ネタバレまず冊子に挟まってた栞が可愛かった(笑)
知っている作家さんは半分もいなかったのですが、オレンジ文庫さん何気に好きなので購入して読んでみました。
最初は題材もよく分からないので、ピンと来ないまま何編か読んでいましたが、「サカナ日和」を読んで私の好みな感じだったのと、そこからもう一度振り返って読んでみたらみんな素敵な作品じゃないか!と改めて思えて、そこからは一気に読めました。もちろん好みの問題なので、しっくりくるものもあれば、そうでないものもあり。個人的には「傾城の美女呂姫」「水恋花」「ままならないきみに」「二位の君」が良かったです!水恋花は私好みの嫌ぁーな終わり方だったし、ままならないきみに -
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ネタバレ婚活マエストロは、「婚活」という題材を驚くほど誠実に描いた作品だった。婚活ものというと、どうしても登場人物を揶揄したり、“市場”という言葉の残酷さを強調したりする作品も多いが、本作にはそうした冷笑的な視線がほとんどない。それぞれが不器用で、少し見栄を張って、時に空回りしながらも、「誰かと生きていきたい」と願っている姿が丁寧に描かれていて、とても温かい気持ちになった。
特に印象的だったのは、登場人物たちが決して特別な人間ではないこと。だからこそ悩みや迷いにリアリティがあり、「うまくいかないことがあっても、それでも人と向き合おうとする」姿勢に自然と惹き込まれる。婚活を勝ち負けで描くのではなく、人 -
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婚活の話なのに、「恋っていいなぁ」がちゃんと残る作品だった。
婚活の世知辛さに少し絶望しかかったところに、救いのヒーローが現れる――そんな第1話ですでに心を掴まれた。
まず主人公がとても好きだった。
ちょっと関わっただけの相手を気にかけ、フォローできて、人の幸せを素直に喜べる。
本当に「普通にいい人」だからこそ、安心して読めた。
そんな主人公がフォローすることになった婚活参加者のおじいさんのエピソードも印象的。
自分の発言で相手を嫌な気持ちにさせたのでは、と必要以上に落ち込んでしまうことって誰にでもあると思う。
でもこのエピソードでは、そんな失敗をただ慰めるだけじゃなく、「相手は気にして -
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婚活の裏側を見ているようで、わくわくしながら読み始めました。
婚活と聞くと、お相手に対する条件が先行して、値踏みして相手の内面にまで気が回らないイメージが強いですが、お相手のことをよく見つめて、真剣に対話する登場人物が多くて良かったです。主人公が婚活に対して、当事者でも第三者目線でも向き合うお話なので、様々な角度から婚活に関して深堀りしていくので、満足度が高かったです。
読後感が良く、優しい気持ちになりました。登場人物それぞれにその人の人生があり、それぞれに思いを馳せながら読んでいたら、あっという間でした。私も自分の人生と向き合い、より良い未来に変えていけるよう頑張りたいなぁと思います。 -
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40歳独身でフリーライターをやっている『猪名川建人』。平凡でつまらない日々を過ごしていた彼は、ある日、大家さんの紹介で婚活パーティーの手伝いをする事に。そこには、婚活マエストロと呼ばれている『鏡原奈緒子』がいた。初めての婚活パーティーに参加した猪名川は、慣れない場に不安になりながらも、見事、カップル成立した。だが、成立した彼女は実は・・・その後も何度か手伝いをしたり、参加したりした猪名川は、時には、気になる人に出会ったりもしたがうまくいかない。そんな時、婚活会社の社長が倒れて、会社がなくなる事に!最後となるクリスマスの婚活パーティーにスタッフとして手伝う事になった。ハプニングがあり、急遽、司会
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こんな青春時代、いいなと思わせてくれる一冊だった。
宮島未奈の紡ぐ物語はテンポがよく、まるで漫画を読んでいるかのように、気づけばどんどんページをめくってしまう。楽しく、最後まで一気に読み切った。
舞台は「平安部」という少し変わった部活動。しかし、そこで描かれているのは特別な出来事ではなく、高校生たちの日常そのものだ。恋愛が中心でもなく、熱いスポーツに打ち込むわけでもない。ただ、仲間と過ごす時間を楽しむ姿が丁寧に描かれている。
それだけのはずなのに、不思議と引き込まれる。半年間の出来事を一緒に覗き見しているような感覚になり、読み終えたときには、登場人物たちの成長に心が温かくなる。
ポップで -
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マナーはいらない を読んでいるうちに気になってしまったので購入。
今をときめくあの作家さんの投稿作が読めます。
多分デビュー前の作品だと思うけど、読んだことのある作家さんは「ぽいわー」と、感じる何かがあった。(阿部暁子さん、白川紺子さん)言語化できないけど。
また、読んだことは無いけれど、本屋大賞をとられてるし名前だけは知っていた宮島未奈さんの作品も、キャラクターがめっちゃ好き。河原泉さんの漫画に出てきそう。シュッとしてなくて気持ちポンコツ風味なところとか(褒めてます) 今度長編も読んでみたいと思った。
さすがにディープなSFや歴史小説はなかったけれど、色んな切り口があって面白かった。
「こ -
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ネタバレ集英社オレンジ文庫「短編小説新人賞アンソロジー」は、単なる新人作家の寄せ集めではなく、物語が生まれる瞬間の熱量そのものを封じ込めた一冊だと感じた。短編という制約の中で、それぞれの作品は無駄な装飾を削ぎ落とし、感情や主題の核へと一直線に踏み込んでくる。その潔さが、読み手の想像力を強く刺激する。
収録作には粗さも確かに残っている。しかしそれは欠点というより、書きたい衝動が理性より先に走った痕跡のように映る。登場人物の感情がときに不器用で、ときに過剰なほどまっすぐなのは、新人賞作品ならではの真剣さゆえだろう。その必死さが、むしろ物語に嘘のない重みを与えている。
また、短編という形式が際立たせるの