土屋健のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
恐竜の飼育本。
映画のジュラシックシリーズが大好きなので、「現代に恐竜がいたら」みたいな本が読みたいとずっと思っていた。
この本は妄想ではなく、化石や、爬虫類や鳥類、哺乳類などの比較研究で推定されたことなどを科学的な根拠できちんと書かれているので大人でも楽しめる。
「ペテロドントサウルス」を犬のように散歩したり、マンションの4階から「サウロポセイドン」に餌をあげたりするイラストは、夢があってジュラシックシリーズのようだ。
「飼いやすさ」が★で評価づけされているので、どの恐竜を飼うかとても参考になる笑
1番好きな「モササウルス類」はやっぱり飼いにくいらしい。
『ボクシングで使うサウンドバッグなどを飼育スペースに用意してあげてください。頭つきの回数が減ってきたら、大人になった証です。』など、飼い方が本当の飼育本のように詳しく書いてある。
とても楽しい読書&空想時間だった。
恐竜メモ
・1824年にイギリスで最初の恐竜「メガロサウルス」が報告される。この段階では恐竜とは認識されておらず、「大型のトカゲ」と考えられていた
・1842年にイギリスの生物学者リチャード・オーウェンが「恐竜(Dinosaur)」という言葉を初めて使う
・1970年代〜80年代 日本でも恐竜が見つかりだす -
Posted by ブクログ
ネタバレ科学的根拠をベースにした上で恐竜たちの生活について想像を膨らませている楽しい本。
まず、「恐竜たちが見ていた世界」という割には無脊椎動物の話が多いです。前半の第一幕は無脊椎動物の話ですね。投稿主はとりあえず古脊椎動物に興味があったので第二幕から読み始めました
それぞれの古生物についてショートストーリーから始まり、科学的な解説が後から加わるという構成でした。
ストーリーの方で当時の自然環境や温度、植生、天敵の動物…など、リアルに感じることができます。古生物たちが生きていた世界に思いを馳せながら文章を楽しむのが楽しいです。
例えば、ニジェールサウルスが下を向きながら菜食しており捕食者が接近していることにも気づかないという描写から、ニジェールサウルスは下向きの姿勢をとっており、嗅覚が効かなかったという科学的根拠がイメージしやすくなっています。
古生物関連の図鑑などでテキストとして読んだことがある人も、小説上で描かれている本書で読んでみるとまた違った印象を受けるかもしれません。 -
Posted by ブクログ
このワクワク感は、子どもの時、初めて国立科学博物館に行った時と同じかもしれない…大興奮のブルーバックスです。映画「ジュラシック・パーク」が公開された頃、恐竜の復元図がだいぶ見直された記憶がありますが、過去の生物の復元図ってその時の研究が反映されるもので常に更新し続けるという意味では、この本に描かれた生物たちも、また何年後かには描き直されることでしょう。それでも、化石から推定してビジュアルを作り出すという作業は、絶滅してしまった生命を、現在の生命と等距離におく、という行為で、まさに「ジェラシック・パーク」的な意味があるのだと思います。この地球で、生命がどう生まれ、どう適応し、いかに繁栄を迎え、そして絶滅していくか。「人新世」と呼ばれ、地球の環境が変わっていくことが全人類のテーマになっている今、非常に意味深いテーマなのだと思いました。2023年に発刊されるという続編、楽しみです。
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購入済み
古生代マニアのための一冊
アノマロカリス-カナデンシス愛に満ちあふれた本です。海に1mの大きさのこんな生物がいたなんて驚きです。地球上の進化のビッグバンと絶滅までの長い期間を見てきた気分になります。イラストはブルーバックスの新刊の方がリアルかもしれません。
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購入済み
豊穣の古生代を知るための一冊
知らなかった生物がこんなにあったのかという驚きと、進化の複雑さ、自由な分化を知った。ほとんど絶滅した古生代の生物が最新技術でここまで解明されたことが良く判った。イラストと写真が豊富なのも素晴らしい。来年の続編も楽しみです。
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Posted by ブクログ
幼き頃より恐竜を愛し、親に頼んで様々な恐竜博物館を訪れ、有名な学者にはファンレターを送り続けた。成人し、世界を代表する恐竜専門博士となり、訪れる博物館と親しい恐竜学者を増やした。そんな恐竜一筋の著者が記す恐竜興亡史。
かつての恐竜のイメージは「大きくてウロコに覆われた頭の悪い野蛮な生き物」だった。 ノシノシと歩き、時を過ごし、滅びるべくして滅びた、という恐竜への固定観念は最近では崩れ去っている。次々と新種の恐竜が発見され、研究が進んだ結果、恐竜はめざましい進化を収めた成功者だとみなされている。なんせ人類を遥かにしのぐ1億6000万年もの間繁栄したのだから。
そして、絶滅した理由もはっきりしている。直径10kmの隕石が地球に落下、原爆10億個分のエネルギーにより、たまたまそのときに巨大な体を持っていた恐竜たちが一番の犠牲になったのだ。白亜紀より後の地層から全く恐竜の化石が発見されなくなることから、恐竜の絶滅が唐突に起きたことは間違いないとされている。
この隕石さえなければ、恐竜はその先、何億年も進化を続け、人類の登場を妨げたかもしれない。