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前恐竜時代にもさまざまな古生物が生きていた。三葉虫が繁栄し、アノマロカリスがカンブリア紀の覇者となる。デボン紀にはアンモナイトの仲間がまっすぐのびた円錐形からしだいに丸くなり、ティクターリクが"腕立て伏せ"をはじめる。古生代最後のペルム紀には、イノストランケヴィアをはじめとする単弓類が覇権をにぎる! ダイナミックかつドラマチックな古生代の物語が、いま、ここにはじまる。
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Posted by ブクログ
著者土屋氏の愛を感じる。巻末に表紙カバーに登場する古生物の紹介。こんな本はなかなかない。栄枯盛衰があっての、本文最終ページの「単弓類、覇者となる」のイラスト。数億年の旅を経たのちのこのイラストはとても感動的。やっぱり、恐竜が出てくる前までのこの古生物の時代、特にカンブリア紀は魅力的。デボン紀の三葉虫...続きを読むは見るといつも涙なくしては見ることができない。時代に合わせて変化し続け、トゲも大げさになり、不便だっただろうに、まわりの環境からしてそうせざるをえなかったのかもしれないその姿に悲哀を感じる。
昔NHKでカンブリア紀の爆発的進化を特集した事があって、それ以来のアノマロカリスファンです。「ワンダフルライフ」も持ってます。昨年の新垣結衣がナビゲーターをしていたNHK特集にも出てましたね。この時代の生き物はホントに興味深い形態をしています。 私達が子供の頃は化石は中生代までしか発掘されておらず、...続きを読む古生代はホヤやクラゲと三葉虫しかいない風景でした。発掘が進めばどんどん新しい生物が発見されるでしょうし10年後、20年後がとても楽しみです。
小学生の頃にアノマロカリスを好きになったけど特に勉強もしないまま今に至る。そんな私にもわかりやすく、先カンブリア紀から古生代の終わりまでの代表的な生き物の栄枯盛衰が述べられている。やや主観的な表現も多いけど嫌いじゃない。 CGだけじゃなくて化石も見たいなと思う部分もあったけど、一部は全身が綺麗に見つ...続きを読むかっていないなどの事情もあるのだろうだと推測。 さらっと読みたい人にはお勧め、既に知識のある人にとっては物足りないかも。
もっとも古い脊椎動物である「ミクロンミンギア」「ハイコウイクチス」が人類の遠い祖先であるとのこと。 地質年代ごとに生物の進化がわかりやすく解説位してある。「ビッグ・ファイブ」5度の大量絶滅の解説がもう少し詳しいといいのに。 本著はカラー図が大変きれいで読んでいて楽しいが、電車の中で読んでいると...続きを読む、横から見る人はと少しキモい感じを持つのではないかと少し気がひけた。。。
三葉虫やアノマロカリスの時代の生物について、易しい解説の範囲で詳しく紹介されています。写真や CG が全体を通してカラー版なのもすごく良かったです。
もう10年以上昔になるのかな? NHKのTVで、生物史をCGで鮮やかに魅せてくれたっけ。 その時から当たらな発見が続々あるんだな!、当たり前なのだろうが驚いた! 記憶力が良くないので名称や分類名とか殆ど記憶に残らないが、やはり奇想天外な "神様の実験場" のような生物群を、綺麗な...続きを読むイラスト(写真のようだ!)で魅せてくれて、とても楽しい! 文章を全て追っているとさすがに少し眠くなるが、所々飛ばしつつ楽しませて貰いました。
いわゆる恐竜時代以前の「古生代」の生物について、豊富な図解とともに軽妙な語り口で解説。現生生物たちとかけ離れた姿形のせいか、恐竜に比べ捉えどころがなかったり、どことなく見ていて不安感を掻き立てる奇妙な生物たちが並ぶが、それはそれでなんとも言えない味わい深さがあって自分は好き。
この本の面白さは古生物の種類の多さに圧倒されます。古代の生き物の生き方が凄くよく分かり面白かったです。 イラスト入りで、絶滅した生き物などにも興味がもてました。
ヒルって珍しいのかね
千葉県で最近増えているし、神奈川県で一番高いところは、 丹沢の蛭ヶ岳、某ドイツ社のエンブレムみたいな顔しているらしい。 まあ、お好みで。
めっちゃおもろかった。 名前が、カタカナを適当に並べましたって感じで難しかったけど古生物全く知らなくても分かりやすくてすらすら読めた。 癖になるキモさ。 1番好きなのは、シンダーハンネス。ヤウニックも好き。想像だけでも楽しい。
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カラー図解 古生物たちのふしぎな世界 繁栄と絶滅の古生代3億年史
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土屋健
田中源吾
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