赤川次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
何十年かぶりに読んでみる。
高校生当時に読んで、映画も見た。
赤川次郎は当時から軽い文体でそれほど好きではなかったが
本作は少し違うパターンで
映画も良かったので
ハードカバーで買って持っていたのだが
今回探したけど見つからなかった…
大人になって読み返してみると、かなりの読みやすさ。
ジュブナイルといってもいいくらいだ。
今だったらラノベ?
とはいえ
姉の死、母の心の病、帰り道での暴行未遂、学校でのいやがらせ、父の不倫など
かなりの不幸がふりかかる主人公、
なかなかの不遇っぷり。
映画はとても忠実に作られていたんだなと思う。
改変されていたのは
姉の想い人(尾美としのり)との関係く -
Posted by ブクログ
ネタバレここ数年は、爽香にとって陰のある出来事も多くて読んだ後に悲しく暗い気持ちになることが続いたので今回はどうだろうと思っていましたが、ひさびさに彼女自身に不幸な要因がなく、明男のフラフラもなく、それが救いでした。
主役である爽香には読み手はこの31年の思いが重なっており、えがおで元気でいて欲しいのです。
相変わらず疲労のかげはつきまとっていますが、それはいつものことなので仕方ないですね。
どうかこの先もあまり彼女に大きな不幸が起こりませんよう、赤川先生、よろしくお願いします。
今回も悲しい別れがありました。
いろいろと事件を起こしてくれた人ほど早く亡くなるものなのでしょうか。
この先の残った家族 -
Posted by ブクログ
ネタバレ15年ぶりに再読。当時高校生だった時分には、主人公の実加の成長物語ととらえていたのだけれど、今読むとなんと厳しい人生を感じさせるのか。
目の前で姉が亡くなるのもショックなのに、不安定な母の分も気張る実加。
ただ、それを支えるのが姉の千鶴子の存在であり、自分が知らなかった姉の姿や姉の視点を持って実加は成長していきます。
だんだんと友達やボーイフレンドといることが増え、姉の存在が薄らいでいくことに不安を覚える実加。
この辺で姉との再度の別れを想起させられるんですが、この後の家庭崩壊の様子がたまらない…。
ホント、大人がしっかりしろよ!としか。
演劇も先生がもっとしっかりしてれば…と思うし、父