赤川次郎のレビュー一覧

  • 三毛猫ホームズの心中海岸

    Posted by ブクログ

    ストーリーもキャラクターも面白いのだけど、描写が薄い。とにかく薄い。サクサク読めるけど、やっぱりもうちょっと厚みが欲しいなと思う。薄いけど、キャラクターが個性的に描かれているのはさすがですが。重い主題を、軽快な筆致で描いていますが……。なんて悲惨な展開。片山、実は死神なんじゃ……。

    0
    2013年08月29日
  • 赤川次郎の文楽入門(小学館文庫)

    Posted by ブクログ

    東京では文楽公演チケットが手に入らないほどの人気ですが、文楽の将来には課題を感じます。赤川さんは、歌舞伎やオペラ、演劇などの造詣も深いようで、多面的な視点から貴重な指摘や提言をされています。これからも情報を発信され、文楽の進境をアシスト願いたいものです。

    0
    2013年08月08日
  • 三毛猫ホームズの恐怖館

    Posted by ブクログ

    久し振りに面白かった。作者が多忙な方だから、結構書き飛ばした話があるけど、今回は心理描写がちゃんと書き込んであって、なかなか読み応えありました。犯人は、まさか?って感じだったし。でも改めて読み返すと伏線が幾つかあったな〜と気付きました。書き飛ばしてる時の作品だと、最後、無理矢理こじつけたような犯人が登場するからな〜。ええー?お前ええええッ?みたいな。しかし、これ実写版で観たいな。たっちょんのフランケンシュタイン。観たい。

    0
    2013年07月31日
  • ひまつぶしの殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    特異な家族がそれぞれの目的のためにあるホテルに集まり、そこで次々と起こる殺人事件。

    メモを捨てるほど間抜けな警官や、死体をパトカーに放り込む弁護士は釈然としない。

    けれども各キャラクターの重層的な動きが連動して物語が動いていくところは精緻な機械のよう。

    橘と美香の関係が切ない。

    0
    2013年07月13日
  • 菫色のハンドバッグ~杉原爽香三十八歳の冬~

    Posted by ブクログ

    ホテルマンの戦いを軸に、忙しすぎる爽香に迫る心の隙間。
    殺人はまた安易に発生しているけれど、複数のストーリーがうまく噛み合っている。

    0
    2013年07月12日
  • 三毛猫ホームズの十字路

    Posted by ブクログ

    登場人物がやたら多く、読んでる最中は登場人物が頭の中でごちゃごちゃになってしまった。
    でも最終的にはうまく繋がり、「なるほどね!」といった感じでスッキリした。

    0
    2013年09月16日
  • 赤頭巾ちゃんの回り道

    Posted by ブクログ

    途中で「あ、昔読んだことあるかも」と思い始めたけど、やっぱり読んだことあった(笑)。

    次々と予想外のことが起こって、色んな人が思ってもみない行動に出て、それでも最後にはきちんと収まるべきところに収まる。
    長編赤川ミステリーの特徴であり、面白いところが存分に堪能できた。
    解決編があと数ページ分くらいあってもいい気がしたけど。

    0
    2013年06月30日
  • 枯葉色のノートブック ~杉原爽香三十二歳の秋~

    Posted by ブクログ

    ぼろぼろになりながらも、人は再び立ち上がる。そんな希望を与える作品。チーフ爽香の「レインボープロジェクト」のメンバー寺山が引き起こす着服と少女買春。並行ストーリーで様々な伏線を張りつつ、流されながらも生きる人たちを描く。面白かった。

    0
    2013年06月29日
  • 虹色のヴァイオリン~杉原爽香三十一歳の冬~

    Posted by ブクログ

    爽香の秘書と、河村が昔捕まえた犯罪者の元妻との恋話を軸に、映画と音楽に純粋に頑張る子供たちの姿を重ねて描かれた良品。

    0
    2013年06月28日
  • 三姉妹探偵団(20) 三姉妹、ふしぎな旅日記

    Posted by ブクログ

    お馴染みの元気三姉妹活躍シリーズの1つ。
    車の転落で、時間と空間が一気に飛んで三姉妹は戦中のドイツへ力ずくで放り投げられます。
    そこで出会った出会った人々と当時の狂気が実に鮮やかに描かれていてドキドキしながら読みました。
    作中に出て来るドイツの少女、ソフィアの最期がとても悲しく、胸が詰まりました。
    モデルは映画『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』(の主人公ゾフィだろうと思います。
    私も以前、この映画を観ました。

    「自由」を求め、ナチスに果敢に立ち向かっていき、いずれ人民が開放される日が来ることを信じて彼女は処刑台に上りました、、、
    「自由」と言う言葉が、今を生きている私たちに重くの

    0
    2013年06月27日
  • 茜色のプロムナード ~杉原爽香三十歳の春~

    Posted by ブクログ

    爽香も30才。責任をもってプロジェクトを進めている。その回りをどこか思い切れない人たちが生きている。宝くじの話は余計だと感じたけど、その他は、リアリティーもあり、良かった。

    0
    2013年06月26日
  • うぐいす色の旅行鞄 杉原爽香二十七歳の秋

    Posted by ブクログ

    恋愛と結婚について少し考えさせられる作品。せめて、悲しい犯人が立ち直ることをいのる。平行ストーリーは、今後の河村家に暗雲をもたらすものだけど、メインストーリーに関係しないのにうまく読ませている。

    0
    2013年06月15日
  • セーラー服と機関銃

    Posted by ブクログ

    久しぶりの再読。
    今回読んでて思ったのは、どっちが先か知らないけど、2代目はクリスチャンに似てる。善良な一女子が突然弱小ヤクザの組長になっちゃったり、淡い恋心の人は敵で死んじゃったり、大きな組織相手に大暴れしたり、刑事役は柄本明だったり。
    セーラー服~は原作と映画で恋心を抱く相手が違ってますね。相手が違うから死に様も大分違うけど。

    毛色は違うけど、極妻とか仁義なき戦いとか、ヤクザ物が多い時期なのかな?

    赤川次郎のヤクザはいい人が多いのよね。昔はかなり憧れました。

    0
    2013年06月15日
  • 三毛猫ホームズの用心棒

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ第46弾!!!

    三毛猫ホームズの水泳教室(初出1980)
    三毛猫ホームズの英雄伝説(初出1994)
    三毛猫ホームズの殺人協奏曲(初出1996)
    三毛猫ホームズのいたずら書き(初出2006)
    三毛猫ホームズの用心棒(初出2009)
    の5編を収めた短編集。
    「水泳教室」では幽霊シリーズの永井夕子とのコラボがあったりして赤川ファンを喜ばせます。
    で、この作品の見どころは、30年にわたる五つの短編のキャラや質のブレのなさです。
    三毛猫ホームズシリーズはミステリー界のサザエさんとしても盤石の存在です。

    0
    2013年06月14日
  • 小豆色のテーブル 杉原爽香二十四歳の春

    Posted by ブクログ

    辛いはずの人生を強く生きる爽香。そこには、生き抜いている人が理解者としてそばにいてくれる。つまらない人も多いけど、それも含めて非現実的な話に不思議なリアリティーを持たせた作品です。

    0
    2013年06月13日
  • 暗黒のスタートライン

    Posted by ブクログ

    結末を知ってから読んだのでなければ、もっと衝撃を受けたであろう。よくデザインされている。
    ただ、最後にもう少し明男の心理を描いて欲しかった。爽香の深い悲しみも。惜しい、四点。(笑)

    0
    2013年06月11日
  • 瑠璃色のステンドグラス 杉原爽香二十二歳の夏

    Posted by ブクログ

    深くはないが、自然に読める作品。相変わらず事件に巻き込まれる爽香と運命に翻弄されつつ一生懸命に生きる脇役たち。もう少し脇役たちを幸せにしてあげてほしいとも思いますが(笑)

    0
    2013年06月10日
  • 記念写真

    Posted by ブクログ

    さくさく読める10の短編集。

    やっぱりミステリー色の強い話が多くて、話の最後にちょっとした驚きを与えてくれるものが多いですね。

    赤川次郎ミステリーは、とても読みやすくて好きです。

    0
    2013年06月08日
  • 天使よ盗むなかれ

    Posted by ブクログ

    天使と悪魔から見た、一味もふた味もある人間達の物語。
    天使や悪魔自体もメルヘンな設定なのにどこか人間臭さを漂わせていて面白かったけれども、その周りの人々も負けず劣らず個性の塊だった。
    特に目を引いたのは、お金持ちで大きな屋敷に住んでいる恋多き女社長と、表の顔は冴えないビルの管理人だが裏の顔は20年前に大活躍した伝説の大泥棒”夜の紳士”。
    様々な思惑が交錯する中、強かに生きる天使と悪魔。最後に天使が口にするのは、人間への愛か、不信か。

    0
    2013年06月01日
  • たとえば風が

    Posted by ブクログ

    赤川さんの爽快なリズムは心地よい、しかし、いつも異なる感じが残った。あまり良くないが殺人の軽さ、感じさせないストーリーが大好きなんだが、今回は人としてのモラルがふにゃふにゃした(笑)
    最後の最後まで、わからないのは素晴らしい本だと感心いたします。軽快さが一番だね。

    0
    2013年05月11日