赤川次郎のレビュー一覧

  • 三毛猫ホームズの狂死曲(ラプソディー)

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    読書録「三毛猫ホームズの狂死曲」4

    著者 赤川次郎
    出版 光文社

    P163より引用
    “「全く。ベートーヴェンさえ雑音としか思えない人間がいる。
    信じられないよ。」”

     警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
    族を主人公とした、長編ミステリー小説。人気シリーズ第4弾。
     憧れの晴美とレストランで夕食を共に出来ることになった石津
    刑事、裕福なお嬢様たちと思われる一団の中の一人から突然、か
    かってきた電話に代わりに出て欲しいと晴美は頼まれた。晴美の
    耳に入ってきた言葉は…。

     上記の引用は、とある大物指揮者の一言。
    世の中、音楽が好きな人ばかりでもないのではないでしょうか

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    2013年12月31日
  • 三毛猫ホームズの追跡

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    三毛猫ホームズシリーズ2。石津刑事と栗原警視登場で主要キャラ勢揃い(=^ェ^=)この本ではまだ石津は晴美を追いかけているだけで食い気が発揮されていない(笑)ホームズとジョンの友情も垣間見られる。最後が呆気ないので寂しい。しかしホームズ先生メカにも強いんですにゃー=^・ω・^=

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    2013年12月28日
  • コバルトブルーのパンフレット~杉原爽香三十七歳の夏~

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    ほぼ同世代の爽香ちゃんの成長をおうように読み始めて、早20年超・・・。それにしても周りに問題が多すぎて、それが積もり積もってえらいことになってますね。ここまでけなげに元気に過ごしていると、無理しないで、ほんとにどこかで息抜きしてね!って言いたくなります。
    今回も例のごとく、問題が発生。そしてまたみんなが爽香ちゃんにお願いしにくるあたり、水戸黄門的な定型バージョンなんんですが、だんだんいいかげんにしろっていいたくなってきました。
    とはいえ、ここまで読んできたので、最後まで付き合いたいと思います。

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    2013年12月03日
  • プロメテウスの乙女

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    「プロメテウスの乙女」は、本来なら学校に通い、恋をし、眩しい青春を送っていたであろう少女たちだ。そんな彼女たちも正義の名を借りれば人を殺すことだって厭わない。
    そして軍事主義化していく日本に立ち向かう3人の女性テロリスト。これもまたごく普通の、どこにでもいるような社会に不満を持つ女性たちなのである。
    それもこれも作中に描かれた歪んだ日本が原因なのだが、あながち夢物語と言えなくもないのではないか。

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    2013年12月01日
  • マドモアゼル、月光に消ゆ(南条姉妹シリーズ)

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    ネタバレ

    おなじみの南条姉妹シリーズ。
    暗黒通りのボスである妹の美智がこの世界に入るきっかけとなった事件と、ドイツで巻き起こる誘拐事件とが同時進行で語られていく。
    2つの事件が交錯すると、もっと面白かったのに、と思った。

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    2013年11月09日
  • 毒 POISON

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    去年?ドラマ化された「無味・無臭、絶対に検出されず、効き目が表れるのは飲んでから24時間後」という“夢のような毒薬”にまつわる4編からなる連作長編。
    4編ともかなり悲劇的な結末を迎える。
    赤川次郎の初期作品は、本当に伏線の張り方とその回収どころが素晴らしい。

    余談だが、解説が故・氷室冴子なのもなんとも切なかった。

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    2013年10月24日
  • さすらい

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    ネタバレ

    「さすらっている」のは日本の方なのだ。
    日本が行き先も見えぬ闇夜の中で
    レーダーもなく、航海を続けているのだ。

    この言葉が忘れられません。

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    2013年10月17日
  • セーラー服と機関銃

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    30年ぶりくらいの再読。中村祐介さんの表紙はやっぱりかわいいが、機関銃というより狙撃銃に見える。花札をあしらった背景はぐっじょ。

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    2013年10月14日
  • 新緑色のスクールバス~杉原爽香四十歳の冬~

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    ネタバレ

    ここ何年かは登場人物が増えすぎて収拾がつかなくなってる中、今年はよくまとめ上げたな、と。
    ほぼ忘れ去られてたキャラまで引っ張り出して、近況報告に終始せずに上手く事件と絡めてた。
    今年の主なトピックとしては……

    ・明男が生きてた!
    ・河村爽子がヴァイオリンの世界的コンクールで優勝!一躍時の人に。
    ・栗崎英子が手術
    ・三宅舞とリン山崎が結婚!
    ・またまたレギュラー出演しそうな新キャラ登場(笑)。仕事でも関わりが出てきそうだし。

    それにしても明男ってばよ……。
    おめーは、大学生の頃から全然成長してないんだな(ーー;)
    と思ってしまった。
    来年、泥沼にはまらなければ良いが。。。

    あと、荻原里美が

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    2013年09月12日
  • セーラー服と機関銃

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    30数年の間、筒井康隆著『時をかける少女』と双璧を成す”ジュブナイル小説”の金字塔的作品。女子高校生がヤクザの組長にっ!セーラー服の女子高生がマシンガンを撃ちまくるストーリーはタイトルそのまんまのひねりなし「直球勝負」というプロットは現在でも充分健在。
    あまりにベタすぎのストーリーはかえってアニメよりも実写向きなのかもしれない。
    オジサン的に泉の容姿は薬師丸ひろ子がもはや不動のビジュアルイメージ。

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    2013年10月26日
  • 三毛猫ホームズの心中海岸

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    ストーリーもキャラクターも面白いのだけど、描写が薄い。とにかく薄い。サクサク読めるけど、やっぱりもうちょっと厚みが欲しいなと思う。薄いけど、キャラクターが個性的に描かれているのはさすがですが。重い主題を、軽快な筆致で描いていますが……。なんて悲惨な展開。片山、実は死神なんじゃ……。

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    2013年08月29日
  • 赤川次郎の文楽入門(小学館文庫)

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    東京では文楽公演チケットが手に入らないほどの人気ですが、文楽の将来には課題を感じます。赤川さんは、歌舞伎やオペラ、演劇などの造詣も深いようで、多面的な視点から貴重な指摘や提言をされています。これからも情報を発信され、文楽の進境をアシスト願いたいものです。

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    2013年08月08日
  • 三毛猫ホームズの恐怖館

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    久し振りに面白かった。作者が多忙な方だから、結構書き飛ばした話があるけど、今回は心理描写がちゃんと書き込んであって、なかなか読み応えありました。犯人は、まさか?って感じだったし。でも改めて読み返すと伏線が幾つかあったな〜と気付きました。書き飛ばしてる時の作品だと、最後、無理矢理こじつけたような犯人が登場するからな〜。ええー?お前ええええッ?みたいな。しかし、これ実写版で観たいな。たっちょんのフランケンシュタイン。観たい。

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    2013年07月31日
  • ひまつぶしの殺人

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    ネタバレ

    特異な家族がそれぞれの目的のためにあるホテルに集まり、そこで次々と起こる殺人事件。

    メモを捨てるほど間抜けな警官や、死体をパトカーに放り込む弁護士は釈然としない。

    けれども各キャラクターの重層的な動きが連動して物語が動いていくところは精緻な機械のよう。

    橘と美香の関係が切ない。

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    2013年07月13日
  • 菫色のハンドバッグ~杉原爽香三十八歳の冬~

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    ホテルマンの戦いを軸に、忙しすぎる爽香に迫る心の隙間。
    殺人はまた安易に発生しているけれど、複数のストーリーがうまく噛み合っている。

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    2013年07月12日
  • 三毛猫ホームズの十字路

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    登場人物がやたら多く、読んでる最中は登場人物が頭の中でごちゃごちゃになってしまった。
    でも最終的にはうまく繋がり、「なるほどね!」といった感じでスッキリした。

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    2013年09月16日
  • 赤頭巾ちゃんの回り道

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    途中で「あ、昔読んだことあるかも」と思い始めたけど、やっぱり読んだことあった(笑)。

    次々と予想外のことが起こって、色んな人が思ってもみない行動に出て、それでも最後にはきちんと収まるべきところに収まる。
    長編赤川ミステリーの特徴であり、面白いところが存分に堪能できた。
    解決編があと数ページ分くらいあってもいい気がしたけど。

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    2013年06月30日
  • 枯葉色のノートブック ~杉原爽香三十二歳の秋~

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    ぼろぼろになりながらも、人は再び立ち上がる。そんな希望を与える作品。チーフ爽香の「レインボープロジェクト」のメンバー寺山が引き起こす着服と少女買春。並行ストーリーで様々な伏線を張りつつ、流されながらも生きる人たちを描く。面白かった。

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    2013年06月29日
  • 虹色のヴァイオリン~杉原爽香三十一歳の冬~

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    爽香の秘書と、河村が昔捕まえた犯罪者の元妻との恋話を軸に、映画と音楽に純粋に頑張る子供たちの姿を重ねて描かれた良品。

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    2013年06月28日
  • 三姉妹探偵団(20) 三姉妹、ふしぎな旅日記

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    お馴染みの元気三姉妹活躍シリーズの1つ。
    車の転落で、時間と空間が一気に飛んで三姉妹は戦中のドイツへ力ずくで放り投げられます。
    そこで出会った出会った人々と当時の狂気が実に鮮やかに描かれていてドキドキしながら読みました。
    作中に出て来るドイツの少女、ソフィアの最期がとても悲しく、胸が詰まりました。
    モデルは映画『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』(の主人公ゾフィだろうと思います。
    私も以前、この映画を観ました。

    「自由」を求め、ナチスに果敢に立ち向かっていき、いずれ人民が開放される日が来ることを信じて彼女は処刑台に上りました、、、
    「自由」と言う言葉が、今を生きている私たちに重くの

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    2013年06月27日