無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
30年以上にわたり様々な舞台鑑賞を続けてきた著者が、文楽について初心者にも分りやすく綴ったエッセイ集。専門家ではない視点から綴られた率直な意見は他の文楽入門書とは一線を画し、オペラや歌舞伎などの例もふんだんに取り入れることで文楽独自の魅力が浮彫りになっている。内容は文楽の基本的説明や見所から、人形遣い・大夫・三味線という文楽「三業」それぞれの味わい方のポイント、人気演目や初心者にお勧めの演目の概要と解説、作家ならではの物語新釈、観客として文楽界への提言まで多角的に綴られる。巻末には人形遣い・桐竹勘十郎氏との対談も収録。
Posted by ブクログ 2017年01月04日
今は昔、私がまだ20代の駆け出しサラリーマンの頃、何かの研修で講師の先生が「三太郎を読みなさい」と話されました。三太郎とは、司馬遼太郎、新田次郎、城山三郎のことでした。大概、体育会系の精神論が多いこの手の研修にしては、珍しい講話だったので、鮮明に覚えています。そのときに読んではいけない三太郎として赤...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月11日
20121011
面白かったー
10年くらい前に書かれたエッセイのまとめで、随分前に買ったけどなかなか読めてなかった本。
入門になるのかな?最初読んでたらわけわからなかったかも。いろいろ観てからでないと面白くなさそうな。
私自身もオペラも歌舞伎もみるので、言わんとすることはわかり、共感するとこも多か...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月20日
文楽の入門書というよりも、赤川次郎の文楽鑑賞日記。ただ、著者の造形深さが出ていて、作品の解説等が分かり易く書いてある。その点は入門書なのかも?
話は文楽だけでなく、歌舞伎や演劇等にも及んだりする。そしてかなり辛口な意見もあったりで、著者が文中で書いている様に、素人の感想というノリがあったりするところ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月01日
文楽の人形は、「主(おも)づかい」「左づかい」「足づかい」と三人の担当者で一体を動かす。
歌舞伎の演目の中には、文楽から移されたものが沢山ある。
文楽の演目には大きく分けて「時代物」と「世話物」の二種類がある。
基礎的な知識から、文楽だけに縛られず映画や演劇も引き合いに出した著者ならではの着眼点が面...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月06日
文楽に行くにあたって、どこをどう楽しんで良いのかわからないため買ってみた本。期待していたガイド・マニュアル本ではなかったが、評論家のように知識や経験をひけらかすのではなく、文楽以外にも、歌舞伎やオペラに演劇・映画など、広くアンテナを伸ばしている、一目利きファンとしての感覚が満ちている。ときに呈する苦...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。