政治と権力に立ち向かう!なんてアオリがあるからイデオロギー臭い話かと戦々恐々としていたがいつもの赤川次郎だった
政治批判とかはとくになく、総理もちょろっと出ただけで、事件には特に関係してこない。
むしろ解説にある通り「権力に媚び、権力を利用し、そして権力を離すまいとする人々」がメインで描かれている。
小市民的な小悪党とでもいえばいいのか、人間は権力を握ると途端に見境がなくなる。そして最終的にそろって痛い目を見る。
この勧善懲悪が赤川次郎らしいと思う
ラスト近くの「かなうわけがないな・・・」というセリフには同意しかない。