【感想・ネタバレ】ひまつぶしの殺人のレビュー

あらすじ

世界有数のダイヤコレクションを携えて、謎の石油王橘源一郎が、中東から突如帰国した。そのニュースを知った早川家は大騒動。なにしろ母は泥棒、兄は殺し屋、妹は詐欺師、弟は警察官という偉大なる一家なのだ――。弁護士をしていて、ただ一人まともな圭介の悩みは深まるばかりだ。そんな圭介の心配をよそに、一家の関心は、もっぱら橘の滞在先のS湖のVIPホテルへ……。盗む側と守る側の華麗な知恵くらべの幕が開く!! 人気作家赤川次郎の長編ユーモア・ミステリー。

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Posted by ブクログ

この作品は設定がいい。

早川家
弁護士、泥棒、殺し屋、詐欺師、警察官
一家の職業がそれぞれ何とも偉大なる一家!!
世界有数のダイヤのコレクターであり、石油王である橘が突如帰国する。

このダイヤを巡り早川家はそわそわ・・
何せ、盗みたいもの、それを守るもの、それぞれの知恵と知恵のぶつかり合いが始まるのだから・・・

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2018年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

特異な家族がそれぞれの目的のためにあるホテルに集まり、そこで次々と起こる殺人事件。

メモを捨てるほど間抜けな警官や、死体をパトカーに放り込む弁護士は釈然としない。

けれども各キャラクターの重層的な動きが連動して物語が動いていくところは精緻な機械のよう。

橘と美香の関係が切ない。

0
2013年07月13日

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