赤川次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
お馴染みの元気三姉妹活躍シリーズの1つ。
車の転落で、時間と空間が一気に飛んで三姉妹は戦中のドイツへ力ずくで放り投げられます。
そこで出会った出会った人々と当時の狂気が実に鮮やかに描かれていてドキドキしながら読みました。
作中に出て来るドイツの少女、ソフィアの最期がとても悲しく、胸が詰まりました。
モデルは映画『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』(の主人公ゾフィだろうと思います。
私も以前、この映画を観ました。
「自由」を求め、ナチスに果敢に立ち向かっていき、いずれ人民が開放される日が来ることを信じて彼女は処刑台に上りました、、、
「自由」と言う言葉が、今を生きている私たちに重くのしかかってきます。
今、私たちはここにある自由が空気のように感じることができるのは、自由を求めて闘った多くの先人たちのおかげと改めて思うものです。
戦争に翻弄されながら、
精一杯生ききった普通の人々、しかし気高い人々の話は、
今、生きることの責任を強烈に訴えかけるように思います。
赤川さんのこの本を読みながら、
改めてゾフィー・ショルの生き様、彼女が守ろうとしたものに思いを馳せました、、、
過去は変えられないが、
未来に責任を持つのは「今」だと。