赤川次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ『殺人よ、こんにちは』の続編。
読んだと思っていたら全く記憶になく、初読だった模様。
前作が'83年で、この作品の初出が'91年なので約8年。
物語の中では前作から3年が経過し、主人公は16歳になっている。
多分、作者のキャリアの問題だと思うが、前作よりも洗練されていてストーリーもよく練られ、ミステリーとして面白かった。
前作も悪くはないけど、割と単純だったかなー、と。
主人公の有紀子は、もともとシニカルな女の子だったが、前作のラストで“人を殺した”という十字架を背負って、ますます影のある少女に成長している。
そして相変わらず、いや、前にも増した胆力と度胸で新たな事件に -
Posted by ブクログ
たくさんのマスコミに囲まれて堂々と教師と向き合って話す歩美は本当にカッコいい。
詳しい理由もわからず、ただ川中歩美として生活することを受け入れた当初とはどこか違う歩美がそこにはいた。
無条件に愛されるとはどういうことか。
友だちとはどんな存在なのか。
そして信じ、信じられることの大切さを知った歩美は大きく変わっていく。
歩美の変化は、行動や言葉になって表れていく。
自分を信じてくれる人がいる。
たった一人でも自分をきちんと見てくれる人がいたら、人はまっすぐに生きていけるのかもしれない。
きっかけさえあれば、何か大切なことに気づくことさえ出来れば、人は成長し変わっていけるのだろう。
歩美がした決 -
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掏られた手帳。身代金誘拐。そして殺人。
片山たちの推理も迷走し、交錯した人間模様がさらに事態を複雑にしていく。
人の痛みをわかることは難しい。
けれど、最初から人の痛みなんてわかろうともしない人たちもいる。
良二が殺してしまった被害者もそうだ。
本当に愛情があったとしたら、やってはいけない一線が必ずあったはずなのだから。
エミを愛人にしていた政治家も同じだ。
好きだから、大切にしているから。それは身勝手な押しつけでしかない。
相手の痛みを知る。
簡単なようで、本当に相手の立場にたって思いやることは難しい。
生半可な人間よりもホームズは人の機微がよくわかる猫だ。
最後にホームズが見せた優しさが嬉 -
購入済み
面白い
クラシック音楽の好きな人、楽器を演奏する人ならしみじみ楽しめる作品だと思います。
犯人は二段構えで考えて。
ミステリーのBGMに作中の曲を思い浮かべながら読むと良いです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み終わりました!
切ない結末。。悲劇が多くて悲しかった
でも。。道田くんや真弓さん淳一さん夫婦
ほほ笑ましい関係が
ずっとこれからも続いていくんだな・・・・・
もう結構、本出てるよね。。!
この3人がいるからこそ、
上手くいえないですが。。
どんなに残酷な事件が起きようと、
この3人がいるシーンでは
ほんの少し事件のことを忘れられる
そんな人達。。何だかいとしくなりますね!
やっと読み終わりました(#^^#)
表紙。。相変わらずかわいいな・・・・・
なんか読んだ後に改めてみると
絵のカラクリがあって。。面白い仕掛けですね!
もしかしたら1巻から
最初から仕組みがあった