あらすじ
25歳のOL・宮川佐知子(みやがわさちこ)は両親を亡くし、弟の親代わりを務めてきた。その弟・秀一(しゅういち)が人をはねてしまった。死んだ男の所持品に「五千万用意しないと一週間過ぎれば娘の命はない」という宛名のない脅迫状(きょうはくじょう)が――。男の正体は? 人質の行方は? 真相を探る佐知子は、やがて殺し屋に心惹かれていく……。女性心理を描いたサスペンス・ミステリーが新装版として登場。
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自分は赤川次郎2作品目。前回読んだものと同様、読みやすく、テンポよく進んでいく展開に没頭しながら楽しむことができた。今回も500ページ強と個人的にはかなりの量だが、章が月曜日から日曜日までのような構成で、1日に1章。曜日を現実のものとリンクさせて読むのがこの1週間の楽しみであった。自分が主人公の立場なら、弟のためにそこまではできないな(笑)。
Posted by ブクログ
赤川次郎の作品はいやっというほどいろいろ読み漁ったんですが、
普段用・保存用と2冊買ったのはこの本が初めてです。
何を書いてもネタバレになるのであえて書きませんが、
最後の最後までドキドキします。
そして、読んだ後に「かっこよすぎるよ。。。」と呟いてしまうと思います。
赤川次郎を好きでも嫌いでも、この作品はおススメします。
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内容(「BOOK」データベースより)
二十五歳のOL・宮川佐知子は両親を亡くし、弟の親代わりを務めてきた。その弟・秀一が人をはねてしまった。死んだ男の所持品に「五千万用意しないと一週間過ぎれば娘の命はない」という宛名のない脅迫状が―。男の正体は?人質の行方は?真相を探る佐知子は、やがて殺し屋に心惹かれていく…。
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久々に赤川作品を手にとってみました。
一気に全部読めちゃう位、やはり読みやすいなぁ…
赤川作品は。
殺し屋に恋をしちゃう話がよくよく出てくるけど、
何回そのパターンが出てきても、スリリングで好きです。
車で人を跳ねてからの複雑な事件の交錯。
現実にはないことだからこそ、本の中にのめり込んでしまいますね。
Posted by ブクログ
中高生だった30年前に読んで以来の再読。
赤川作品は当時かなり読みまくっていて、内容をすっかり忘れてしまっているのも多いけどこの作品はかなり印象に残っていた。これは新装版なので後書きは違っていたけど私が読んだ時の後書きが印象に残っている。赤川さん本人が書いていたように記憶しているが、女性が悪い男に惹かれるといったような内容だった。アランドロンが善人と悪人の二役をした昔の映画で悪人の方に魅力を感じた女性が多かったとか。
最後まで事件の真相が予測がつかず、さらに誰か信用できるかわからないスリルがあり面白かった。
時代背景が昭和な点を改良したら現代でも映像化できそうな作品だと思う。
Posted by ブクログ
主人公と一緒に事件に巻き込まれ、主人公と一緒に解決の糸口を追って行く、そんな感じで読んでたら最後も主人公と同じく「結局どうなってたの?」でエピローグへ。でも、時系列がおかしくない?と思う部分もあったり、、複雑な人間関係も最後はまとめて始末して「これでよし」みたいな感じがしました。スリルの中にユーモアがあるのが、この方のいい所ですが、今回はそのユーモアが多すぎて、入り込めない部分の多少ありました。全体的には楽しく読めました。
Posted by ブクログ
旅行先の宿にあったので読んでみた本。
赤川次郎小説なんて久しぶり。懐かしい^^
内容はコミカルで流れも良くてさすがって感じ。一晩で読みきれました。
漫画っぽいのがちょっとツボw
ラストは色んな意味で残念。
旅行先で軽く読むにはいい本でした。