【感想・ネタバレ】第九号棟の仲間たち1 華麗なる探偵たち 〈新装版〉のレビュー

あらすじ

鈴本芳子は二十歳になったタイミングで、亡くなった父の遺産数億円を一挙に受け継ぐことに! ところが金に目が眩(くら)んだ親戚にハメられて芳子は病院に放り込まれてしまう。その第九号棟で待っていたのは、名探偵のホームズ、剣士ダルタニアンにトンネル掘り名人エドモン・ダンテスなどなど一風変わった面々。彼らとなぜか意気投合した芳子は探偵業に乗り出した! 傑作ユーモアミステリ!

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Posted by ブクログ

気軽に読めるファンタジーとミステリーが混在した作品です。主人公以外の主要な人物は自称シャーロックホームズやダルタニアン、アルセーヌルパンら有名な空想上の人物ばかり、現代日本を舞台としているとは思えませんが、そこを読ませてしまうのが赤川次郎の力量かと思います。この登場人物達は勿論自称でして、日本人のシャーロックホームズを想像して笑ってしまいました。この設定なら今後も癖のある登場人物をいくらでも登場させることができ、ちょっと反則すれすれですが、ミステリー自体は結構本格的です。

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2018年02月25日

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