谷川嘉浩のレビュー一覧

  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    偏愛はすべてに勝る 世界が滅びたとしても

    そんな極端な考え方は、自分には出来ないなと思いながら読み終えました。
    なりたい自分や、憧れの人など、生活していく中で様々な人を目標にしている。そんな事ではなく、どうしようも無くやりたい事がある、例え世界が滅んでも構わない。

    実にカッコよくて、自分もそうなりたい!と思ってみますが、これが中々に難しい。周囲の人との関係や、どう見られたいかの外的要因がどうしても頭をよぎります。

    著書の中で例として出てくるフリーレンのように、魔法を集める事を単純に趣味と言い旅の目的であると言えるような人生を歩みたい。そう思いながら本書を読み進めていくと、著者により衝動に

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    2025年11月28日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    「モヤモヤ」を抱えておく能力
    ――ネガティヴ・ケイパビリティ
    (ネガティヴ・ケイパビリティは、ジョン・キーツというイギリスの詩人が提示した概念。)

    ネガティヴ・ケイパビリティの概念がよかった。

    自己啓発でテンション上げることへの警鐘を発していおり、社会や集団の歪みや問題点を放置してはいけないよって所に、「そうだ、そうだ」と思う。

    以下引用
    [一人一人は変化の激しい状況で生まれる不安に対処し、自分を肯定していくためにテンションを上げねばなりません。そのとき自己啓発は、タフな日々を生き抜く支えとして機能しています。しかし同時に、自己啓発の論理は、すべてを各人の問題に回収することで、社会や集団

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    2025年11月22日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    感想を一言で述べるとすれば、とても自分勝手な本でした。
    著者が述べていることはほぼすべて私自身が考えていることと一致しており、著者が述べていることには反論はないのですが、裏付けとしている事柄やその結論に至る道筋が私には理解しがたいところがあり、そういう意味で置いてけぼりを食らった感じがあり冒頭の「自分勝手」という感想になっています。

    - 本当にやりたいことは表面的に囚われがちである
    - 色んなことに触れて取り込むことが大切である
    - 自分から関わってみることが大切
    - やりたいことはどんどん変わって良い
    などなど、これらについては私の考えと完全に一致しています。けれどそこに至る流れとして著者

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    2025年11月20日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    スマホの哲学を読んだところからこの本に出会いました。
    哲学を自己啓発に使うのは気が引けますが、内容を元にやりたいことに出会えるといいと思いました。

    本の中では漫画作品で常軌を逸した行動をする主人公、現実世界で自分の夢中になっていることで成功した例を紹介しながら読者に衝動についての理解を深めさせます。

    また衝動のほかに偏愛があり、衝動と切っても切れない関係にあることを論じています

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    2025年11月18日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    ネタバレ

    スマホによる常時接続とマルチタスク、連続した成長を要求され自己責任論が強い現代では孤立と孤独が失われる。結果として自分自身との会話が減り寂しさばかりが強くなる。寂しさが強くなると不安になるので快楽的ダルさに浸り永遠にフィードを見続ける。

    抗うためには何かを作ったり育てたりする趣味を介して孤独を確保してゆるやかにリアルな仲間をつくること。孤独の確保のためにはジャーナリングもとても有効であることを実感。

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    2025年11月09日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    後半やや飽きてしまったが、、、
    退屈さを感じるよりも先にスマホを取り出してなんとなくSNSをみてしまう私。それがいかに危険なことか、しみじみ感じられる。趣味ができたらいいな。

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    2025年11月07日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    ネタバレ

    孤立・孤独・寂しさの話が面白かった。
    言われてみりゃそりゃそうやなみたいな事が書いてあるのが新書とか哲学書やと思ってるが、でも''それ''を思いついてスポットライトを当てること、言語化することってすごいことやなと思う。
    みんな激務が好きだ。って、皮肉ってていいね。

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    2025年11月04日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    この本は「スマホ」によって常時誰かと接続された世界の現代において、「注意の分散」や「寂しさ」に抵抗し、自分の主導権を確保するのはどうすればよいか?を問う本です。
    よく「1人の時間は大切だ!」と言われますが、とても共感できました❗️

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    2025年10月22日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    痛い!

    スマホ時代を生きる自分にとって、刺さる痛い言葉、失われたものを教えてもらった。

    "哲学"小難しい気がして、まだまだ咀嚼できてないところもあるけど、それまた面白い!


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    2025年10月12日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    だいぶ途中で時間が空いて読んだのですが、あとがきで振り返ることができてかよかった。一回読んだだけですべてが腑に落ちるわけではないけど、良い影響が自分にあると期待できる内容と書き方だった。

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    2025年10月08日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    堅苦しくなくエッセイ感もある哲学本。ゆるゆると考えながら読んだ本でした。

    孤独≒自分と向き合う大事な時間が削られがち、というのはホントそうだなと。

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    2025年10月04日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    とても良かった。ちょうど今の自分のメンタリティーとこの本の内容が重なって、寄り添ってくれた感じがした。

    常時接続の社会で、何かが足りないような感覚で
    私たちは必死に生きているのに
    知らず知らず小さな箱の中にいるみたい。

    孤独と趣味、とてもしっくり来た。
    何かを作るという趣味、いいな。

    今の私にとっては、きっと読書が孤独を作る時間だと思う。あとランニングかな。

    自分のためだけの趣味(SNSにあげるようなものでもない)をいくつか持ち合わせたいね。

    あと、無理に豊かになろう!幸せになろう!とするもんじゃないね。結果、幸せだったな〜ってなるもんだ。

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    2025年10月03日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    「現代人は漫然とスマホを眺めることで、快適なだるさを感じ、柔らかい昏睡状態となることで、社会のしんどさをやり過ごし、気分の落ち込みを軽減させている。」これは非常に納得。

    「即時的に達成しやすいものが求められる現代において、すぐに消化することができないモヤモヤを心に抱えたとき、自己啓発的に行動し自己完結することを試みるか、さもなければ目的もなくスマホを眺めその場をやり過ごすか」というのはまさに私のこと‥。そうではなく、モヤモヤを心に留めつつ、他者の力も借りながら、自己対話を通じて自己形成していくべきだと。これも非常に納得。

    本書を読んで改めて、読書することの意義はここにあるのかと気づいた。動

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    2025年10月02日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    現在の24時間接続社会において失われてしまった「孤独」や「孤立」の必要性を擁護する本。
    いっぱい同様の本はあるけど、今すぐ「SNSアカウント削除」「スマホ解約」が意味ないことを理解した上で、別の方法を提示しているのが他の本とちょっと違う。しかも、その方法自体がとても地味で時間がかかるってことが重要ポイント。

    ところで本書では、「孤立」は他者から切り離されて何かに集中している状態(スマホは一時的にでも接続されてませんよ)、「孤独」は自分自身と対話している状態と提示している。孤立は孤独の必要最低条件。
    この自分と対話というのがどうやら重要らしい。自己対話とは他者性を自分の内側に持つことを前提して

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    2025年09月30日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    毎日スマホばかり見ている自分に嫌気がさしていたので手に取った。
    現代人の姿があまりにも自分すぎて少し落ち込む。

    以前ネガティヴケイパビリティの概念を知って、少しずつモヤモヤを心に留められるようになってきた気はしていたが、まだまだSNSなどで承認欲求を満たすことは辞められない……。
    少しずつ自分と向き合えるようになってきたことを褒めつつ、趣味を増やしてみようと思う。読者かな、料理かな。

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    2025年09月27日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    このひとを知りたい、というひとがいる。
    そのひとにこの本を渡して、もし読んでもらえたら、
    少したってから訊いてみたい。
    あなたの衝動は何でしたか、と。

    あなたの偏愛をどこまでも具体的に、細かく細かく辿っていった先に、何がありましたか。
    実際のところ、あなたは何を楽しんでいるのですか。
    その言語化された偏愛をほどほどに一般化したら、何が残りましたかーー。
    それから、僕の衝動はこれでした、と話してみたい。

    とても個人的な、けっこう奥のほうのことだから、
    むやみに訊くことでもないし、云うことでもない。
    だから、もし双方が知りたいと思うとしたらの話。
    ーーそんなことってあるだろうか。

    これはとて

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    2025年09月26日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    孤立、孤独、モヤモヤとしっかり向き合うこと。
    難しいが、常時接続の現代ではモヤモヤや自分と向き合う時間の確保も大切である。
    ことが様々な角度や哲学から描かれていた。

    内容が難しいというかモヤモヤが多く、何回読むか、いつ読むか、で感想が変わりそうな本。

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    2025年09月23日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    多孔的自己として自分自身を感じやすいメディアにして、外の世界と内なる自己を行き来する。
    誘われる感性、そこに手を伸ばすアクションを起こしてこそ衝動が見つかる。
    あくまで柔軟に、自己も目的も衝動も変わるもの。
    今の自分の状態にしっくりきて、背中を押される感じはあった。

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    2025年09月11日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    前から「アウトデラックス」や「激レアさん」など番組に出てくるような、他人とは違う癖や嗜好を持って活動したり、生き方そのものをデザインしている人が好きで、この本にも興味をそそられた。
    ちょうど何にも強い興味を持てずに、不特定な不安と焦りが募る日々を過ごしていたこともあって、何かヒントになるかもという思いで読んでみた。

    「みつけかた」とタイトルにあるが、プロセスや技法的な指摘はまとめる程度で、実際は「衝動」という捉えどころのない感情の動きを体系的に説明した本。

    哲学書にありがちな歴史的に著名な哲学者、思想を引用し小難しく理解を複雑化する手法が少なく、身近なアニメや漫画の引用が多いので、自分がサ

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    2025年08月28日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    暇な時間をなくすために動いたり、少しでも時間があると他の仕事を探してしまったり、、、忙しい忙しい...と思っていたけど、自分でそうしていたとは。自分は趣味を持っているとも思っていたけど、この趣味もスマホと繋がったものだったな。1人で考える時間を作ること、意識をする。

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    2025年08月20日