谷川嘉浩のレビュー一覧

  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

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    短絡的な理解、紋切り型の言葉遣い、敵味方思考、バカと言う優越。
    この時代をめぐる悪弊の流れに棹さす試み。
    たくさんの抜き書きをしました。

    願わくば、ネガティブ・ケイパビリティそのものをもっと掘り下げて欲しかった。
    しかし、それは自分に託された部分かも知れない。

    対話の面白さと限界も感じた。

    <ネガティブ・ケイパビリティについての思索>
    *どんどん決めて物事を進めていく。進まないのはつらい。ゴールが見えないのもつらい。そんなとき、強権的なリーダーが欲しいと思うが、現れたら現れたで、「自己」への抑圧は本当に苦しい。

    *ポジティブ・ケイパビリティの特質を列挙してみる。
    ・スピード感
    ・集約的

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    2023年12月18日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

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    付箋ぺたぺたして読んで、とっても感化されてしまった本でした……笑

    一問一答型への警句があるように、本書を手にとってしっかり読み込んだとしても、
    そんなにネガティヴ・ケイパビリティについての安直な回答は一切ないですね。

    鼎談テイストの構成が面白くて、
    陰謀論からSNS、アテンションエコノミーから倫理、公私とそのあいだの中間集団の意義まで、ほかにも幅広く話されていて、社会に関心がある方にはグイッと掴まれてしまうのではないでしょうか。

    面白かったです。

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    2023年06月10日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

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    ジョン・キーツの「ネガティブ・ケイパビリティ」を書名に冠している通り、安易に結論を出さずに、様々なテーマの多面性に光を当てながら三人の哲学者の鼎談が進んでいく。ポラリゼーションや単純化・効率化の加速に違和感を感じていたためか、とても多くの含蓄や示唆を得られた。

    ・ファクトフルであることを手放しに称揚する危うさ
    個人的には、ファクトや真実への立脚や反証可能性を主張するカール・ポパーやハンナ・アーレントの論につい賛同してしまうが、そうではないものを切り捨てることは「愚かさの批判」であるという著者の警鐘は肝に銘じたい。これは、本書中でも引かれている『社会はなぜ左と右にわかれるのか』を読んだ時にも感

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    2023年03月19日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

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    実験的日常の共有、互いに失敗を恐れないような場を持つこと、素敵だなと思いつつどうすればそれが可能なのかはまだあまりピンときてないので、これからも模索していきたい

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    2023年02月27日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    谷川さんの文がとてもお洒落でやわらかく、理解しやすかったとともに読んでいてとても楽しかったです。

    読書中、自分のことだ!とハッとするような言葉に沢山出会いました。
    中でも、p342で引用されていた黒井千次さんの言葉が印象的でした。会話をしていて、「答えが欲しいわけじゃなかったんだけどな〜」と思う場面が時折あります。今まで性格や考え方が異なるから仕方の無いことだと思っていましたが、この引用をきっかけに振り返ってみると、自分でも話してみるまで答えが欲しいものなのか否かが理解できていないということが問題なのかもしれないなと思いました。話し始める時に理解できていたら、「これは一緒に考えて欲しいもので

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    2026年05月28日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    「強い」欲望ではなく、「深い」欲望が衝動
    「深い」:他人目線では無い個人的な欲求。偏愛←衝動が表面化したモノ、

    偏愛を細かく、詳しくする言語化する。で、それをアレコレ解釈する(抽象度を上げて言い換えてみる)と衝動が見えてくるかも。

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    2026年05月27日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    携帯で調べればすぐに答えが分かる便利な世の中だけど、答えの出ない物にじっくり付き合う事も必要。哲学の話だったけど、明日のジョーとか、エヴァとか分かりやすい例えで入りやすかった。

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    2026年05月21日
  • クリティカル・ワード ゲームスタディーズ

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    最近AIにゲーム作らせていたので,どういうふうにゲーム開発,ゲーム体験をデザインすればいいか考えたくなったので手に取ってみた
    浅く広く,話題と参考文献がまとまっているので,導入に良さそう
    いくつか深堀りして調べてみる

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    2026年05月17日
  • スマホ時代の哲学 深い集中を取り戻し豊かな時間を生きる (新装版) 【増補改訂版】

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    ネタバレ

    スマホが手放せないこの時代には、孤立・孤独・寂しさが必要であり、その時間を作るためには何かを作ったり育てたりする趣味を持つことが必要であるとのこと。そこには消化しきれない他者性があり、全てがコントロールできるわけではないということを受け入れる必要があると。
    確かに、キャリアや人間関係など、今まではコントロールするのは難しいと言われていたものも自分で選択していこうという本やSNSの投稿を私自身もよく見ている。だけど、コントロールしきれないということを受け入れながら、そのおもしろくない感じさえ楽しむことがスマホ時代にスマホに呑み込まれないコツなのかなと思った。

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    2026年05月12日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    ネタバレ

    衝動はまだ見つかってないが、
    衝動の価値を感じられる人に向けての本。

    フリーレンや、チ。など、例が身近でわかりやすかった。人生のレールってなんだろ?と思ってたら、
    後半、寂しさが導く人生のレールだと解説があり、腑に落ちた。

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    2026年05月04日
  • クリティカル・ワード ゲームスタディーズ

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     音楽のところだけつまみ読み。感慨深い…。20年近く前にちゃんとカレン・コリンズ読んでた学生の私偉くない? と20年越しに答え合わせした気分。及び腰だったわりにはよーがんばってたわ。及び腰グセを直さねば。
     もうすっかりゲームしなくなってしまった。子どものやっているポケモンのBGMはシームレスに曲調が変わるやつだけど、端で聞いてると飽きるのであまり好きではない。でもそれは私がそのゲームに夢中になっていないからかもしれない。

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    2026年05月02日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    25歳、私はいわゆるZ世代だ。
    生まれた時からネットがあり、SNSにどれだけの時間を費やしてきたか計り知れない。疑問に思ったことはググればすぐに答えが出る。どんな計画を立てれば物事を失敗せずに済むか、AIが考えてくれる。物事は0か100で決めなければならない、正解の道こそが正しい。そんな世界で生きてきた。

    この本を読んで、そんな世界から一度、自らを孤立させ、孤独の中で自分の頭で考える時間が必要だと学んだ。「自分にしか関心がないけれども、自分のことを全く知らない。だから寂しさを感じ、SNSの世界に浸ってしまう」これがひたすらループしている。スマホ社会の弊害はこれだと思った。

    大切なのは自己と

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    2026年04月29日
  • スマホ時代の哲学 深い集中を取り戻し豊かな時間を生きる (新装版) 【増補改訂版】

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    哲学の本は初めて読んだが、とっかかりやすく読みやすかった。

    スマホに孤独の時間を奪われている、と終始していて一見、若い人向けの話をしていると思うが、どの世代の人にも参考になる内容であると思う。
    思想や行動というのは世代間でくくれるわけがなく、同世代内でも個人の差異が大きすぎる。自分は関係ないと思う人もぜひ、自分の中に他人を住まわせるつもりで読んでみて欲しいと思った。
    全てを今後の自分の生活に活かす必要はなく、こういう考えもあるのか、こういう生き方をしたいと思う人もいるんだな、と柔軟に受け取れる人が増えると良いのにな〜。

    ネガティヴ・ケイパビリティについて
    理系的な研究をやると、ネガティヴ・

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    2026年04月25日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    スマホ時代が増長した寂しさに振り回されないために、何かを作る趣味を通じて、孤独により自分と対話し、他者の想像力に学びつつも、自分のルールで行動する自由を得ようと言われているような気がしました。なかなか難しいことだと著者も繰り返し言っていますが、自分と向き合うのも決めつけて自己完結しないよう、ネガティブケイパビリティ(曖昧さに耐える力)を養う必要がありそうです。セラピーにも近い印象を受けました(治療者、クライアント共に必要な力だと思います)。

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    2026年04月19日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    哲学についての本を初めて読んだので難しかったですが、例えなどが分かりやすく面白く読めました。
    分からないことがあった時に、まず自分で考えるということをせずに、すぐスマホで調べてしまう。意味もなくスマホを触り、ぼーっとSNSを見てしまう。いかに現代人がスマホに依存しているか。
    便利なスマホを活用するのは当然良いことだが、距離感を考え直そうと思いました。


    (スマホによる)常時接続の世界では、
    注意を分散させず一つのことに集中する力、
    自分自身と対話する力が衰退している。
    何か刺激やコミュニケーションを求めてしまい、自分自身と過ごすことができていない。

    スマホを手にしている私たちは、不安や戸惑

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    2026年04月19日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    私たちはうっすらとした寂しさ、不安や虚しさを、同じようにうっすらとした快楽で埋めようとしてしまう。延々とSNSや動画を見て時間を溶かすように。それらは寂しさを本質的に埋めてはくれない。不安も解決はしてくれない。
    そんな私たちに作者は「孤独」を提案している。
    SNSを使わないとかそんな極端なことではなく、自分自身との対話の時間を持つことを勧めてくれる本。
    安易な答えに飛び付かないで済むように、唯一の自分という人間を探す自己啓発の旅に出なくて済むように。

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    2026年04月18日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    生理的欲求でも、見返りがあるわけでも、モチベーションになるわけでもないのにどうしても続けてしまう事柄が衝動というのだろうか
    自分の内側の感情に向き合う、最近こういうテーマの本読むこと多い…!(哲学の本ブームだからかも)

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    2026年04月16日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    哲学の本はなかなか読まないので苦労したが、身近に捉えられるように書かれているのを感じた

    世の中と繋がりすぎているこの時代に少しスマホから離れて孤独を愛したい
    短絡的な結論に飛びつかず、趣味を通して、謎をモヤモヤとして抱えこみ、育む姿勢を大切に

    パスカルと著者の別の本にも興味が湧いたので読みたい

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    2026年04月12日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    ネタバレ

    人を突き動かす「衝動」について、思考錯誤しながら読み解こうとされるアプローチが読者に伝わるように丁寧に記されている。

    私にとっての地動説はなんだろうか。探していきたい。

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    2026年04月05日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    sns時代で常時他人と接続された世界でインスタントで断片的な情報過多の世界に身を置いている。
    空っぽなハイテンションな活動は承認欲求や虚栄心を満たすには適しているが、逸らそうとしている退屈や倦怠感、不安は目を逸らすべきでない。孤独の中で向き合わなければならない。


    ハンナアレント。
    孤独=1人の中に2人いる。俯瞰した自分。
    「孤独(Solitude)」「孤立(Isolation)」「寂しさ/見捨てられ(Loneliness)」を区別し、特に最後者を危険視しました。前向きな自己対話である「孤独」に対し、他者や自己との対話が断たれた「寂しさ」が、全体主義を生む土壌(孤独に根ざした孤立)になると指

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    2026年03月28日