谷川嘉浩のレビュー一覧

  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    チ。のファンとして読んでおかなくては、と読み始めた。魚豊さんと色んな方との対談がいい。こんなすごいマンガをどんな思考で描いているのだろうと興味深かった。対談の中からそんな魚豊さんの思考が覗けてさらに感服。アニメの主題歌もとてもいいので、サカナクション山口さんとの対談、又吉さんとの対談も読み応えがあった。

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    2025年09月27日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    チ。を観てなにか夢中になれるものに出会いたいと思い、購入。初めて新書を読んだが読みやすい。

    「衝動」の見つけ方やそれを日常に反映する方法などが書かれてる。
    日々の生活の中でいつか「衝動」に出会えたらいいなああ。

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    2025年09月18日
  • クリティカル・ワード ゲームスタディーズ

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    「ゲームはゲームでしょ?」としか思ってない人の目をひとまず覚まさせてはくれる一冊。聞き馴染みのあるゲームタイトルやゲーム用語がまじめな文脈の中にぽんと飛び出してくるおかしみもあり読みやすい。ゲーム学が今後もっと栄え、一冊丸ごと著者一人のこういう本が出ればいいなと思う。第三部で取り上げられている前提書もなかなかおもしろそうだった。

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    2025年09月07日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    あんまり刺さらないなぁと思いながら読んでたけど、最後の章は「ちょっと分かるかも」って思ったかも。でもあの辺の記載は言ってしまったら現代の若者に対する一般論で、勝手に自分が分かった気持ちになってるだけなのかもな。

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    2025年09月03日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

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    ネガティヴ・ケイパビリティの魅力と実践可能性についての対談(3人だから鼎談?)を書き起こした本。

    正直、このレベルの会話ができることが尊敬。文字で追っていてもかみ合っているのか何なのか、分からないところもあったり。

    ネガティヴ・ケイパビリティを扱うだけあって、これだ、という結論はなく語りは続く、という終わり方だった。


    以下メモ
    ・ナラティブの危険性
    「物語的誤謬」何かもっともらしい物語に落とし込むことで、過去にあったはずの多様な出来事、ありえたはずの無数の姿を見落とし忘れてしまう。

    ・陰謀論が力を持つ背景
    世界を少しでも良くしたい
    わからないことを知りたい

    ・コミュニケーションのモ

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    2025年08月01日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    私たちは、幼稚園、保育園、小学校、中学校、高校、大学で、社会らしい”正解”をゴールとして教育または指導される。誰かが作った常識と社会で生きる多くの人にとって、本著の言うところの衝動を見つけることは難しく、レールから外れることで疎外感や孤独を味わうことになるだろう。だが、それらは衝動のままに戦略的に行動や活動をしていけば、その時々の自分の成長と同じ視点の仲間と出会うことを知らなければならない。
    この社会では、学校はあくまで「人生の平均」を教えてる場所であり、自分の内から湧き上がる本心と向き合い、衝動と情熱のままに学習しながら行動する活動することが必要だ。本著でも指摘しているが、SNSなどからは距

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    2025年06月12日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    ネタバレ

    好奇心を持って積極的に生きる。
    文章が面白く飽きさせない。例えがマンガで距離感が縮まる。話の流れが丁寧に作られていて、わかった気にさせてくれる。それでも何回も読まなくちゃ定着することはないでしょう。

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    2025年05月19日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    ネガティブケイパビリティを持って、あえて孤独(自分1人で内省的に)に、趣味(しなければならないものではない、答えがない)的なものに、時間を使うことが、常時接続化された現代において自分を生きるために必要なことである、という話。

    エヴァ、ブルースリー、漫画などの一説をもとに例示してくれるわかりやすさと、押し付けずいろんな観点から論を紡ぐ感じ、哲学的手法を庶民にわかりやすくしてくれた感があってありがてえありがてえ

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    2025年05月05日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    子供の時の夢を叶える事が素晴らしいかのような、刷り込まれた価値観でテンプレ通りに語るのはとても残念だ。

    何になりたいかなんてなくて良い。この社会においてナビゲーションされる一見健全そうなレールは、親子共に安心して努力する事を美しく演出するようなメイクストーリーだ。だが、ユーチューバーになんてならなくて良いし、スポーツ選手に憧れない、医者にも興味ないあなたは、それに憧れるヤツらに劣等感を感じる必要などないのだ。

    ただただやっていて楽しい事。夢中になれるもの。夢とはその範囲でフレーミングした欲望に過ぎず、そうやって時間を過ごすのは素敵な事だろう。しかし、更にいうならば、夢中になれる事すらなくて

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    2025年04月13日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んで自分自身の働き方や個人のあり方についてもう少し考えてみたいと感じた方におすすめ。個人化が進んだ一方で常時接続が当たり前になった新自由主義の臨界点のような社会の中で、ソシャゲやショート動画はつい見てしまうのに本は読めない、という事態をどう捉えれば良いかをさまざまな哲学者の考えを引きながら解説したり、そうした生活や社会に抗うための「趣味」の意義について、エヴァを題材に深掘りしていく。アニメ作品を題材に考えるのは好き嫌いわかれるかもしれないがなかなかわかりやすかった。そして本書を読んで孤独や趣味についてさらに考えたくなった人には國分功一郎さんの『暇と退

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    2025年04月01日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    マルチタスクしがち…
    テレビつけながら家事したり、テレビつけながらスマホいじったり、思い当たる節がたくさん。まずはやめてみようと思う。

    自分なりの趣味ってなんだろう。日記を書くことかな、その時間は自分自身と向き合ってるわけだし孤独かも。
    想像力豊かに、自分の中にいろんな人を住まわせていきたい。

    モヤモヤすることを大事に!

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    2025年03月22日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    うーん、難しかった。
    そして、耳が痛かった。

    何が適切で肝要で、何を避けるべきなのか、言葉として入ってくるがそれを自分が本当の意味で理解できたのか、よくわからない。

    また機会があれば読んでみたいと思う一冊だった。

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    2025年01月12日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

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    ひろゆきさん、DAIGOさんは複雑な問題ではなく一つの質問に対する回答とのこと。
    複雑なものを紐解くのも大事。切り取るのは良くないので全体を見るのも大事。

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    2024年09月17日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

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    面白かった。対談している3人が楽しそうだから、読んでいて楽しく面白いのも当然。言語に乗っ取られている、という表現があり、納得する。例えば医療者同士の会話の時、関係者以外が聞いたらギョッとするようなこと。それに気がつかないと、元吉野家の専務のような発言を講演でしてしまう。内輪ウケ、みたいな話かなぁと思う。
    3人の会話は時に、私にとってものすごく簡単なことをめちゃくちゃ迂回して辿り着いたりしている。いかに、自分が直感的に物事を見ているかと気づく。
    ネガティヴ・ケイパビリティ。何度読んでも素敵な概念だ。そして、とても難しい。宙ぶらりんで耐える。それは言うほど簡単ではない。ポジティブ・ケイパビリティの

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    2024年08月12日