谷川嘉浩のレビュー一覧

  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    自分も内容を完全に理解できたわけではないけど、今を生きる10代20代の方に読んでもらいたい。

    個人の体験としては一昨年くらいにTwitterアカウントを削除してて、その時期から自分に向き合う時間がだいぶ増えたなぁ(画面をスクロールする時間が減ったなぁ)と実感している。
    主には趣味のトレーニングに対しての考え方、取り組み方が変わった(身体も変わった)ので非常に良い決断だったと感じている。読書する時間も増えたし!

    ただ文中にもある通り、ここまで極端なことはする必要はないかも。
    一方でこのような実体験を踏まえると、趣味を通して『孤独な時間を持つ』ことは自分という人間を育むためにはとても有意義であ

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    2025年08月24日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    52歳。仕事も成功し、子育ても終わりつつある。それで、私はいま何をすべきなのか迷っている。この本がその指針を示してくれたように思う。次はダークホースプロジェクトの本を読むこととする。しばらくは次の道探しが続くだろう。希望を持って楽しく探索していきたい。

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    ⚪︎衝動の性質

    ・自分でもコントロールしきれないほどの情熱。非合理で説明もつかない。自分でもなぜそれに駆り立てられるように没頭しているのかよくわからない。そういう熱量が湧き出してしまう状態。
    ・やばいくらい熱中していること
    ・やみつきになること
    ・取り付かれたみたいにはまること
    ・過剰である

    ・強い欲望ではなく、深い欲望。表層から見

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    2025年08月14日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    タイトルに惹かれて本を買ったのは久し振りだしこういった啓発本でエモーショナルさを掻き立てられるものはあまりなく、どちらかというと打算的なものを打算的に読むことが多かった。小説よりもエモーショナルに、打算を打たずに読める啓発本。それだけで読む価値がある。

    それだけ期待値が高い状態で読み始めたわけだが、ボルテージはそのまま上がっていった。現代の情報過多・マルチタスクの常態化によって、何かに熱中したり衝動に突き動かされることがどうしても減ってしまうよねという話。

    細分化された具体的な欲望である偏愛をもとに、衝動の手がかりを見つける。そしてその衝動を実生活に実装する。およそ衝動とは近いと感じがたい

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    2025年08月04日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    「自分のやりたいことをやりなさい」と謳う本はこれまでたくさん読んできたが、結局いくら自分の内側に語りかけてもやりたいことなんてわかんないんじゃ~と思っていた。
    だから「衝動」だって私の中にはないんじゃないかと。

    だけど足りなかったのは、自分の内側に問いかけ続けることじゃなかったのか~と知り、とてもとても納得。

    たしかに続けて行けば、人生が変わるかも。

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    2025年08月02日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    自分の中にある、やむにやまれぬ情熱=「衝動」を見つけ出し、それに従って生きる方法を説いた本。面白すぎて文字通り「一息で」読んだ。就活のときから解決できなかった「何者になりたいのか」という問いが、自分にとっては不要であることに気付いた。衝動を見つけ、衝動に従って生きるというのは、シンプルかつ幸福度が高い生き方であり、その持続性によって鍛錬が苦ではなくなるという意味においては、自分の可能性を高める生き方であると思う。「周りと同じレールの上を進む」ことに息苦しさを感じている人はぜひ読んでほしい。

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    2025年07月25日
  • クリティカル・ワード ゲームスタディーズ

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    「クリティカルワードシリーズ」は、キーワードをテーマに豪華な執筆陣が評論する書籍。第1章「理論編」では、「ルール」「メディア」などを3人ずつの視点で比較し、読者が考えるきっかけを提供する構成が特徴。第2章では「アイテム」「学習」「ツーリズム」などを専門家が解説。ゲームは歴史が長く要素が多いが、研究が進みにくい中、本書を通じてゲームをより深く楽しむ知見を得られた。

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    2025年07月20日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    自分と同世代の新進気鋭哲学者。

    YoutubeやInstagramを無心で何時間も眺めてしまう私は、「快楽的ダルさ」に浸っているのだ。四六時中追立られているプレッシャーからの解放という一時的な処方であるという説明は、実感覚と相違なし。

    自己啓発への警鐘は個人的に新しい切り口で学びになった。無理くりのポジティブシンキングから繰り出される自己完結性の気色悪さ。変化の時代に適応し続けるフレキシビリティ。なんて苛烈な世界なのでしょう。
    十代のころとか就職活動のころとか、自己分析をしてもやりたいことも自分の強みもなんも出てこない自分を責めてたなーと暗い気持ちが思い出した。

    そんな暗澹たる気持ちを少

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    2025年07月12日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    本当にやりたいこと、という言葉を使わないほうがいい。ひとの興味は移り変わるし、ただその時のベストを「本当にやりたいこと」だと思い込んでいるだけだ。だから、自分で自分の未来を縛らなくたっていい。将来を考えるときに、「こういう職業についてきたから次も活かせるものを考えよう」とレールの上で考えてはいないか。興味のあることを抽象化すると、なにも自分が活躍できる場はひとつだけはない。感受性を研ぎ澄ますには、「誘惑される力」が大事。私にとっては、部屋に絵を飾ることであり、ちょうちょを追いかけることである。

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    2025年05月04日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

    購入済み

    言葉にできない良さ

    久しぶりにビビッときた本です。
    時間を見つけて少しずつ読み進めていて、少し読むたびに妙に納得してしまい、なかなかページが進みません。
    これはよいものだ!と思ったので紙の本も購入しました!

    #共感する #深い #タメになる

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    2025年03月20日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    昨今の自己啓発文化や根拠もなくポジティブにぶち上げる風潮に、実態の無さを感じていたけれども、なんて洗練された言語化をしているんだ…!と感動して読んでおりました。
    最近、自分でも注意力の散漫さが気になっていたので、1つの糸口が見えた気分です。ものごとをよく観察したいと思いましたし、自分の中で塞いでしまった感情を大切に取り出すことに恐れないようにしようと思いました。この本を読むときも、スマホはそっと隣に置きましょう。

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    2025年01月13日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    自分が村上春樹の小説の主人公が好きな理由が言語化されていたように感じた。

    ネガティヴ・ケイパビリティ
    すぐに結論を出さない
    不確実なことや曖昧なこと、理解できないことや状態を受け入れる
    自分の理解可能な範囲に無理に落とし込まない

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    2024年12月29日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    他者の完全理解は不可能だが、だからこそ面白みがあると感じ、好奇心を持ち、知ろうと努力することの大切さについての部分が1番心に響いた。

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    2024年11月04日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    ネタバレ

    とてもよかった。
    簡単にわかった気にならない、何かを作る趣味の中で自己と対話する
    手を動かして何かを作りたくなって、絵を描くか編み物でも始めてみようかと思ってる

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    2024年10月31日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

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    短絡的な理解、紋切り型の言葉遣い、敵味方思考、バカと言う優越。
    この時代をめぐる悪弊の流れに棹さす試み。
    たくさんの抜き書きをしました。

    願わくば、ネガティブ・ケイパビリティそのものをもっと掘り下げて欲しかった。
    しかし、それは自分に託された部分かも知れない。

    対話の面白さと限界も感じた。

    <ネガティブ・ケイパビリティについての思索>
    *どんどん決めて物事を進めていく。進まないのはつらい。ゴールが見えないのもつらい。そんなとき、強権的なリーダーが欲しいと思うが、現れたら現れたで、「自己」への抑圧は本当に苦しい。

    *ポジティブ・ケイパビリティの特質を列挙してみる。
    ・スピード感
    ・集約的

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    2023年12月18日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

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    付箋ぺたぺたして読んで、とっても感化されてしまった本でした……笑

    一問一答型への警句があるように、本書を手にとってしっかり読み込んだとしても、
    そんなにネガティヴ・ケイパビリティについての安直な回答は一切ないですね。

    鼎談テイストの構成が面白くて、
    陰謀論からSNS、アテンションエコノミーから倫理、公私とそのあいだの中間集団の意義まで、ほかにも幅広く話されていて、社会に関心がある方にはグイッと掴まれてしまうのではないでしょうか。

    面白かったです。

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    2023年06月10日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

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    ジョン・キーツの「ネガティブ・ケイパビリティ」を書名に冠している通り、安易に結論を出さずに、様々なテーマの多面性に光を当てながら三人の哲学者の鼎談が進んでいく。ポラリゼーションや単純化・効率化の加速に違和感を感じていたためか、とても多くの含蓄や示唆を得られた。

    ・ファクトフルであることを手放しに称揚する危うさ
    個人的には、ファクトや真実への立脚や反証可能性を主張するカール・ポパーやハンナ・アーレントの論につい賛同してしまうが、そうではないものを切り捨てることは「愚かさの批判」であるという著者の警鐘は肝に銘じたい。これは、本書中でも引かれている『社会はなぜ左と右にわかれるのか』を読んだ時にも感

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    2023年03月19日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

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    実験的日常の共有、互いに失敗を恐れないような場を持つこと、素敵だなと思いつつどうすればそれが可能なのかはまだあまりピンときてないので、これからも模索していきたい

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    2023年02月27日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    ネタバレ

    スマホによる常時接続社会は、本来必要な「孤立」と「孤独」を奪い、人は不安や退屈をすぐ他者や情報で埋めてしまう。しかし、VUCA時代に本当に求められるのは、想像力・自己対話・ネガティヴ・ケイパビリティであり、それらはすべて「一人で考える時間」から生まれる。趣味への没頭や、答えを急がずモヤモヤに耐える姿勢こそが、同調社会の中で新しい視点と行動を生み出す源泉である。

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    2025年12月08日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    現代人はスマホによって孤独から逃れている。
    孤独な時間を持ち、自分の内なる声や不安・モヤモヤした感覚と向き合うことが充実感や結果的な気持ちの落ち着きにつながる。

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    2025年12月07日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    ネタバレ

    面白いとは思ったが、著者の言うとおり中々刺しにくる言葉でうっ...となることもあった。

    【所感】
    孤独は重要だ。自分と向き合う意味で。現代人はこの時間が少なすぎる。スマホによる常時接続で自分と向き合う時間が少なすぎる。結果、感受性が落ちている。

    一方で、孤独は大事ではあるものの自己完結もまずい。答えは自分の中にあると思い込んでいるのが1番やばい。他者と関わって思い込みから抜け出せ。

    哲学に矛盾はつきものだけど、最終的にはバランスなんでしょうかね。
    このように答えが出ないものを考え続ける「ネガティヴ・ケイパビリティ」も大事なことなのかな。

    【学び】

    ・孤独はネガティブなものではなく、目

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    2025年12月08日