谷川嘉浩のレビュー一覧

  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

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    感情を白黒に分けるのではなく、灰色のまま、複雑なままにすることも、ネガティブ・ケイパビリティと言えるのではないか。

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    2023年04月01日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    自分の今までのキャリアに迷いがあったから手に取った本。
    取るに足らないことでいいんだと改めて思う。
    衝動、偏愛を自分自身が愛して理解して、他人からの評価や視線などは気にしないこと。
    それが何より他人に影響されない自分自身の人生を歩む術だと思う。
    ・本の中で気になったこと
    内容の中で衝動の例として、漫画『チ。』のラファウなどの話が度々出てくる。でも、私の中で漫画は創作では?という感情がよぎる。漫画なのだから、衝動に突き動かされて行動するというストーリーを描いているだけなのではと思う。例としては弱いと思う。現実に生きた人を例に出して欲しかったし、衝動に突き動かされてサクセスストーリーを築き上げてき

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    2025年12月06日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    ・文章量が多めで、「読む」ことが必要な本。
    ・スマホの話が中心だと思ってたいたので、思っていたのとは少し違った。かと言って、がっつり哲学の本かと言われると、そうでもなく。
    ・エヴァやその他のアニメ・映画を絡めた説明が興味深い。『「エヴァ」は、ポストフォーディズムの経済文化とメンタルヘルスの結びつきを論じた、フィッシャーの議論そのもの』

    メモ
    ・日々の高いストレスに対処する上で、ペン回しや髪いじり、プチプチつぶしのような単純なリズムの繰り返しは意外に心地いいもので、心のバランスをとるのに役立つところがある。私たちは、一定のリズムで繰り返されるインスタントで、わかりやすい感覚やコミュニケーション

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    2025年11月29日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    2025年83冊目。満足度★★★☆☆

    本書を読んでも「人生のレールを外れる」ヒントは得られなかった

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    2025年11月27日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    エヴァや燃えよドラゴンの話を挟みつつ、下々のものにもわかりやすく解説してくれていたけど、いまいちよく分からずモヤモヤ。これが著者が熱く語っていたネガティブケイパビリティなのかなと自分の素養のなさを棚上げすることに。自己啓発本とは一線を画したいみたいなのでサラッと読みたい人には不向き。エヴァの考察は面白かった。

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    2025年11月25日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    チ。の世界観、込められた思いなどを魚豊さんの対談や数々の執筆陣を通してさらに知ることが出来た。そんな風に言語化するのか…と驚き物語への解像度がさらに上がった。これを読んだ後に原作を読むとまた違った味わいがあると思う。

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    2025年11月12日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    他者の判断基準に従う「欲望の強さ」ではなく、個人性や具体性に根ざした「欲望の深さ」を手がかりに、自分の偏愛傾向を分析し、そこから衝動を読み解くことが提案されている。
    著者はその方法としてセルフインタビューを挙げるが、これがとても難しい。実際にやってみると、解釈の過程でどうしても何らかのフィルターが入り、それが他者の価値基準に寄った一般論にすり替わっている気がしてくる。本当に自分がそう思っているのかも、よくわからなくなる。
    さらに、「これが衝動だ」と意識した瞬間、それを維持しようとする意識が働き、もともとの自然な流れが固まってしまう。無意識のものを意識化したことで、義務のような感覚に変わってしま

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    2025年11月10日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    すぐに分類して型にはめて、理解の扉を閉じたくなってしまうけど、その多様さは果てしなく、途方もないことを知っている人でありたいね。

    いつも誰とでも繋がれるからこそ、結局本当の意味では誰とも繋がれない。自分自身と過ごすためには孤独になる必要がある。

    前半は面白く読めたけど後半は眠くなってしまって読み切るのに時間がかかった。

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    2025年11月09日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    哲学初心者でも読みやすいように色々な著名人の言葉を引用して説明してあり、なるほどと思うことはたくさんありましたが、やはり難しかったです。エヴァで例えてくれたところもたくさんあるのですが、私はエヴァに詳しくないのであまりピンと来ず…。
    最後の「おわりに」と「Q&A」とドニミク・チェンさんの解説でこの一冊の言いたいことが分かりました。

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    2025年11月02日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    現代人はスマホによって注意散漫になっている。さらに孤独になる時間もない。その対策として何かを育てる、作る趣味を持つことで孤独をつくりだすことを主張する。
    本書を読むと私達は物事を注意深く見たりすることが出来なくなったのかと感じる。現代はすぐに使えるノウハウばかり求める。ゆっくり寝かせておいて熟するまで待てない。
    でも何でそんなに急がないといけないんだろう。

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    2025年10月30日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    今の自分が欲する答えがあるんじゃないかって思って読んだ。学びにはなったけど自分に活かせてるかどうかは微妙。

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    2025年10月26日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    分かりやすかったけど、あまり面白くはなかったかな……。

    分かりにくい哲学をくだけた分かりやすい言葉で解説し、でも安易な単純化はしない、というところに著者の誠実さが感じられる。著者は出来る限りの工夫をしてくれたんだと思うけど、面白いとあまり思えなかったのは、私が哲学に向いていないからなのかなあと。まあ、そういうのをすぐに放り出さずに最後まで読んだから、ネガティブ・ケイパビリティは少しは鍛えられたんじゃないかと思う。

    「三宅香帆と魚豊が推薦」で手に取ったところもあるんだけど……彼ら頭良いし、哲学とか好きそうだからなあ……最近やたらこの2人の推薦コメントを見る気がするけど、だからといって自分に合

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    2025年10月25日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    最近ちょうどベランダで野菜を育て始めたお年頃だったから、間違ってなかったんだって思った。
    私は元来物を作るのが好きで、編み物、料理、絵を描く、とかが自分の頭をすっきりさせるのに役立っている。ただ、人間関係で悩むことが最近多くて、でも社会人になったから毎日落ち込んだり考え込むのは避けたくて、chatGPTとの爆速のやりとりを通じて悩みを消化したつもりだったりした。これって確かにもやもやをもやもやのまま持っている、という状態ではない。けど、その消化をコンスタントにやらないと日々戦えない、っていうのは世の中が効率化とかで早く物事を行うことが求められているからなのかな。早いと不便だ。

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    2025年10月24日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    常時接続の課題の重要性を提起した上で、哲学というアプローチからの処方箋を提示している。
    私には難しい点もあったが、平易な解説に努めていると思う。
    この本が高い関心を集めていることは、悩でいる人が多いと受け止めた。

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    2025年10月24日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    わかるようでわからない。
    わかったような気がしたのに、やっぱりわからない。まさに哲学らしい本。
    ドライブ・マイ・カーを見て著者の言いたいことが理解できた気がする。

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    2025年10月18日
  • スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き

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    ネタバレ

    私たちはスマホからは逃れられないという前提で、じゃあそのために植物を育てるとか生産性とかSNS映えとかそういうものから離れたものに没頭してみようという切り口なのが良かった。
    ただ同じ例えが少しくどい

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    2025年10月17日
  • 人生のレールを外れる衝動のみつけかた

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    言っていることは分かるけど、という感じで私には響きませんでした。

    どうやってここから議論を展開していくのだろうと思える話題に対して、とても自然でスムーズに話が展開されていく様子は読む価値ありだと思います。

    ただ衝動の見つけ方、ということに関しては少々ぼんやりしているように感じてしまいました。衝動は幽霊のようなもの、と喩えられているように明確な手続きを示す、という形にならないことは仕方ないと思います。
    期待が大きかっただけに、読後のモヤモヤ感が残ってしまったのだと思います。

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    2025年10月15日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    うんうん、面白いな、と思いつつ読んだのだけれど、何か文章の持つ体温とこちらのソリが合わず…興味深く読み終わったものの、興奮はなかった。意識的にとても抑制的に書かれた文章だからということもあるのだろうし、著者との年齢差もあって、SNSの摂取の仕方が少し違うのかなとも思った。あまり誰かと繋がるために使っていなくて、情報収集のために雑誌的に使っている。

    趣味をもってみることが解決の一歩、とのことだけど…これは正直、理路、理屈は頭ではとてもよく分かるけれど、なぜか身体的にピンとこなかった。理屈は綺麗に通っているけれど…自分の仕事が趣味のように凝りながら上達や失敗を繰り返し技を磨くタイプのものだから、

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    2025年10月13日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    ネタバレ

    非常に分かりやすい内容で書かれているのだが、あまり強く頭に入ってこないのは流し読みのせいか、自分の集中力の欠如か、能力不足wか?

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    2025年10月02日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    難しいような分かるような現代の哲学本。
    『自分の頭で考えないための哲学』って矛盾してるようだけど読めば納得。
    他者を住まわせる、は積極的に取り入れたい。
    スマホを介して“常時接続”してるつもりはなかったけど…まあ、してるよねえ。
    意識的に触らない・視界に入れない時間を作っていても、スマホに費やす時間は明らかに長い。
    通勤時や信号待ち等のスキマ時間にさえ、ついつい触ってしまうあれは“退屈しのぎ”だったのか。
    そんな生活をしていると、時々鬱陶しくなって半日ぐらいスマホほったらかしで読書に没頭する事がある。
    この時間が自由で大好きなんだけど、まさに《孤立》して《孤独》になってるんだよなあ、と読みなが

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    2025年09月28日