みなもと太郎のレビュー一覧

  • 風雲児たち 幕末編 22巻

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    切腹することがないのは良い時代になったが、責の取り方に心構えは肝に銘じたい。
    またブルック船長の航海の発表は、今の時代においてもわからないことなので、友好というものの重要性とその厳しさ、その思いを大事にしたい。

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    2025年11月29日
  • 風雲児たち 幕末編 20巻

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    桜田門の変前夜 ここに水戸との確執、安政の大獄や他の人への処罰により、井伊直弼は多くの人から嫌われた中での事件。

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    2025年11月24日
  • 風雲児たち 幕末編 19巻

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    西郷隆盛が奄美に流される前に自死しようとしたことは知らなかった。大きな出来事なのに知らなかった自分が恥ずかしい

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    2025年11月17日
  • 風雲児たち 幕末編 1巻

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    これは本当に☆5じゃ足りない!電子書籍で読んだ後、紙で全巻購入した。一つ一つの帯に書かれた著名人の熱い推薦コメント!そう、そうなんだよ!これほどの本が学習まんがの陰に隠れてあまり知られていないことが残念でならない。

    とりあえず日本人はみんな読むべき、というコメントがあった。ホントそう!
    そのあとで、時代小説や歴史の参考書をみるとめちゃめちゃなじめます。旅先で見るものも変わります。急に教養も爆増していろんな話が理解できるように\(^o^)/

    こんな先人たちがいて、その歴史の地続きの先に、今自分が生きているということに身が引き締まる。
    開国に揺れる幕末と、AIによってこれまでの価値観が変革され

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    2025年11月01日
  • 風雲児たち 幕末編 9巻

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    福沢諭吉 勝麟太郎 村田蔵六 プチャーチン 幕末に出た人たちがいたからこそ。言い換えると一部の有名な人たちだけで明治維新がなされたものではないことを肝に銘じること

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    2025年09月25日
  • 風雲児たち 幕末編 6巻

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    いよいよ坂本龍馬が本格登場。
    本当に坂本龍馬がこんな考えでいたのかはともかく、その先見性を持つ人がいたからこそ、坂本龍馬に付託したものと考えることができるので、日本をよくしようとした人たちがいたに違いない。

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    2025年08月17日
  • 風雲児たち 9巻

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    8巻で出てこなかった大黒屋光太夫らの漂流話の再開。
    最上徳内はエトロフ、シモシリ島…と蝦夷地調査を続ける。
    田沼意次は老中の座を明け渡す。すさまじい田沼糾弾が始まる。田沼の発行した通貨のデザインの裏側の波模様のせいで大洪水を引き起こした、印旛沼開拓は許しがたい悪事、北海道開拓など狂気の沙汰、計画立案者は極刑に処すべき、などなど。老中水野を始め旧田沼派の重役たちは弁護どころか難が及ぶのを恐れ怯えてばかり。
    蝦夷地から戻って来た佐藤玄六と山本鉄五郎は唖然とする。印旛沼・蝦夷地のおびただしい関係者は何かしらの処分を受け、蝦夷地開拓立案者の土山宗次郎はお蔵番(守衛)に転落し、首を切り落とされるという極

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    2025年02月22日
  • 風雲児たち 4巻

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    前半3分の1は3巻から続く、宝暦治水伝。薩摩藩の財政つぶしのために幕府が命じた濃尾平野の治水工事の手伝い。薩摩藩にこんな悲劇があったとは知らなかった。しかも工事終了後、関係者には一切の他言が禁じられ工事の詳細は闇に葬られていたと
    は。
    次は長崎を去る前野良沢。中川淳庵と杉田玄白と共に取り組む解体新書翻訳の苦労が描かれる。腑分け(解剖)。
    高山彦九郎登場。
    p160~平賀源内について。いかに才能豊かであったか。
    高山彦九郎と林子平にフォーカス。生い立ちなど。子平は仙台藩に建白書を提出するも相手にされず。
    鈴木春信(錦絵)の弟子、春重が西洋画と出会う。

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    2025年02月16日
  • 風雲児たち 8巻

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    大黒屋光太夫らの漂流話の続きは出てこない。
    山城守 田沼意知の衝撃的な刃傷沙汰で始まる。佐野善三左衛門が佐野家の下にあった田沼家に憎しみを募らせたのだ。
    その後、佐野が悪を征伐した、田沼に天罰がくだったと世間は盛り上がり、佐野大明神やら黄表紙、芝居などがブームとなる(ひどい話…)。
    印旛沼工事は進む。
    高山彦九郎と頼春水が江戸にて再会。
    高山彦九郎は東北に旅をし、飢饉を目の当たりにする。松平定信の治める白河藩は飢饉を免れる。
    幕府は蝦夷地調査を開始。
    p116~第五章・六章は蝦夷史・前編後編。これは勉強になる!
    林子平「三国通覧図説」「海国兵談」

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    2025年02月15日
  • 風雲児たち 7巻

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    一関藩(仙台藩の支藩):工藤平助(仙台藩医)や林子平が仕える
    工藤平助は『赤蝦夷風説考』を著す。
    林子平は仙台藩に、東北地方が漆の植林など第二次産業を興すことをすすめる「建白書」を提出するも無視される。「阿蘭陀船図」を出版。
    印旛沼開拓を提案する田沼意次とそれに反対する松平定信。
    建部清庵の五男、伯元は杉田玄白の養子に。大槻茂賢は大槻玄沢と改名(玄白の玄、良沢の沢を取る)。
    高山彦九郎は勤皇精神を説くため京都に学校を作ることを提案。
    田沼意知は山城守に。

    後半は、伊勢商人、大黒屋光太夫らの漂流の話と高山彦九郎の話が交互に描かれる。
    天明3年7月7日、浅間山の噴火。
    大槻玄沢は『蘭学階梯』を刊

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    2025年02月14日
  • 風雲児たち 1巻

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    想像以上☆100!どうして書店では目につかないのか。学習マンガを全巻そろえる人は多いが、誰もこの漫画を知らない。明らかに学習マンガよりもずっとずっと歴史に興味を持つし深く考えるようになる。全巻そろえても、得られる物のほうが大きく損はまったく感じない。
    性的な描写も少しあるので子どもに与えるタイミングは考慮。小学高学年~ギリギリokと思う。ギャグは古いが子どもは気にしないだろう。

    これまで歴史に興味がなかった自分は、なんと何も知らずに日本人として生きてきたのだと愕然とした。複雑な人物関係や時系列もかなりわかりやすく描かれている。この漫画に出会えてよかった。たくさんの人に、歴史の中にみられる日本

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    2023年02月03日
  • 風雲児たち 幕末編 33巻

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    合掌。
    残念ながら未完のまま亡くなってしまった。
    このスピードではひょっとしてと思っていたが、心配は現実になってしまった。でも、ワイド版も含めて、幕末の風雲児たちの、冒険は本当に楽しかった。


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    2021年12月12日
  • 風雲児たち 18巻

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    明治至るまでにいろんな人が登場した。坂本龍馬、大久保利通だけでは無いことに、今の時代もそうかと気付かされる

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    2021年10月05日
  • 風雲児たち 17巻

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    シーボルトイネとジョン万次郎が同い年だなんて。やはり単なる教科書だけ見てもダメと痛感。時代の雰囲気を知りたい。

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    2021年10月02日
  • 風雲児たち 16巻

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    政治は幕府というかやはり人間が行うもの。いつの時代もこんなことは起きているのだ。江戸時代は良かったなんていう人もいるが、表面的に見てはいけない。今も変わらない世の中だが、昔よりは良い時代と思いたい。

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    2021年09月26日
  • 風雲児たち 15巻

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    蛮社の獄は初めて知った。高野長英の名前は知っていたので、なんて意識がなかったことか。一通りの教科書や一報だけの話だけを聞いては行けない。

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    2021年09月14日
  • 風雲児たち 13巻

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    シーボルト 渡辺崋山 高野長英 いろんな登場人物と無名の人たちの繋がりが幕末を動かしていく。
    学校の勉強では習わなかったことだ。

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    2021年08月21日
  • 風雲児たち 幕末編 24巻

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    ネタバレ

    幕末編、シーボルト娘イネが産科医の石井宗謙に弟子入りした1845年(弘化2年)から始まる
    関ヶ原の戦いから始めた全シリーズを総括スルミニあらすじが下段に6ページでまとめてある
    ちなみにまとめる・飛ばすが得意な作者の一番の悪い癖は「脱線」するであり、話はウネウネ曲がりくねり、余談のミルフィール構造で読者を迷宮に誘う。
    以下、新たな登場人物を少々
    井伊直弼・村田蔵六・徳川斉昭・島津斉彬・ペリー・桂小五郎

    ついに未完となった本シリーズだが、みなもと太郎先生はなぜ幕末の物語を関ヶ原の戦いまで遡ろうとしたのか?江戸幕府成立から書き連ねることで諸藩の動きの理由づけをできるとでも?

    残念ながら意図は判ら

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    2021年08月20日
  • 風雲児たち 12巻

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    ようやく黒船まで後50年。でもこの積み重ねが維新を迎えたと思うと、単なる坂本龍馬が維新を成し得たわけではないことを実感する。

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    2021年08月14日
  • 風雲児たち 11巻

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    歴史を学校で教わったことより面白く、楽しく、そして丁寧に教えてくれる稀有なコミック。多分国というか時の政府が教えたくないことも含まれているのだろう。物事を多面的に見ることが大切。

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    2021年08月09日