【感想・ネタバレ】風雲児たち 幕末編 22巻のレビュー

あらすじ

「桜田門外の変」で揺れ動く日本… 彦根、水戸、幕府を巻き込んだ内戦に発展してもおかしくなかった事変を、赤鬼・井伊直弼亡き江戸幕府はいかにおさめたのか? そのちょっと前、日本を離れアメリカに向かう一団がいた。大きな時代の転換期を迎えた江戸を描く、歴史大河ギャグ!

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Posted by ブクログ

切腹することがないのは良い時代になったが、責の取り方に心構えは肝に銘じたい。
またブルック船長の航海の発表は、今の時代においてもわからないことなので、友好というものの重要性とその厳しさ、その思いを大事にしたい。

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2025年11月29日

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ネタバレ

幕末大河ギャグ漫画の22巻目(通算52巻目、ワイド版42巻目)

本巻は桜田門外の変のその後の顛末、遣米使節団の米国着までをメインエピソードとして描かれている。
当時でも義挙と思われていた桜田門外の変の当事者たちが次々切腹していくのは哀切感がありますが、自分としてはテロ犯ではあるために仕方ないと思います。
咸臨丸についてはその乗船メンバー(勝、福沢、ジョン万など)のためもあり様々な小説、文献で取り上げられていますが、正使一行については自分は「剣と薔薇の夏(戸松淳矩)」くらいでしか知らなかったので、またまた目からうろこ状態でした。

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2013年06月14日

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ネタバレ

桜田門外の変の後、彦根藩と水戸藩は江戸で一触即発の状態だったんですね……ということを、世田谷代官の日記で知った後だけに、千人の藩士が彦根から江戸の藩邸に入って、藩邸内の敷地に急遽プレハブ住宅が建てられる(その建築に世田谷の彦根藩領内の農民が狩り出される)のがリアルに感じられる。
咸臨丸の太平洋横断、ものすごい嵐で沈没寸前という船内……うー、乗り物酔い体質の自分、当時の船旅は無理だろう(汗)。その点で、勝海舟はお気の毒。ただ、江戸無血開場の立役者ながら、あまり好きじゃない……空威張りしたり豪語したりするところが好きになれないんだよなぁ。それが江戸っ子といわれれば、すいませんと云うしかないけど(^_^;)。

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2013年06月05日

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井伊直弼暗殺(桜田門外の変)後の水戸藩と彦根藩の暗闘とその緊張感は教科書には載っていないことなのでとても新鮮で驚いた。
幕府がとった暗殺=病死政策は後世にも穏やかにことが経過したと思わせるという結果から見て効果はあったのだろう。


水戸浪士と薩摩藩とのかかわりもよくわかり変革を求めるときは時宜を得ないといけないことが時系列でよくわかる。


薩摩は関ヶ原以来の恨みがあり、水戸藩は朝廷第一という精神を持ち、各国との政治の世界を現実で感じている幕府がいる。
ギャグ漫画ではあるけれどやっぱり内容が来いとつくづく感じいった。

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2014年02月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

後始末、とばかりにまだ人は死に。
岩倉具視サイドをはよみたい。
ブルック船長のエピソードはとても良い話ですね。
勝海舟の小物感というか、人間味のある感じは、是々非々な印象で。

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2013年06月01日

Posted by ブクログ

桜田門外の変、その後日譚と、咸臨丸のエピソード。
どのエピソードも、掘り下げが凄く、安定して面白い。

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2013年06月08日

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