あらすじ
今回の推薦人は漫画研究家で同志社大学教授・竹内オサム氏。いわく「ギャグと歴史の合体。こんな柔らかな歴史マンガは、かつて日本になかった!」波乱万丈の日本の歴史を描いた傑作コミック!桜田門外の変により薩摩藩の決起を期待した水戸藩脱藩浪士・関鉄之助だが、賛同する藩はなく全国を逃亡中だ。一方、米国の使節団を乗せたナイアガラ号が日本に到着。徳川幕府の冷たい仕打ちを受け帰途についた時、国内では超インフレにより幕府への怒りが攘夷の気分に拍車をかけていた。そして、横浜では村田蔵六とイネが再会し…いよいよ風雲急を告げてきた日本だが。今回は『コミック乱』での連載150話の突破を記念して行った著者インタビューを完全収録。さらに、『コミック乱』誌上に掲載した150話突破記念のコスプレ美女コンテストもカラーで収録とファンにとってはたまらない企画満載です。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
幕末編、シーボルト娘イネが産科医の石井宗謙に弟子入りした1845年(弘化2年)から始まる
関ヶ原の戦いから始めた全シリーズを総括スルミニあらすじが下段に6ページでまとめてある
ちなみにまとめる・飛ばすが得意な作者の一番の悪い癖は「脱線」するであり、話はウネウネ曲がりくねり、余談のミルフィール構造で読者を迷宮に誘う。
以下、新たな登場人物を少々
井伊直弼・村田蔵六・徳川斉昭・島津斉彬・ペリー・桂小五郎
ついに未完となった本シリーズだが、みなもと太郎先生はなぜ幕末の物語を関ヶ原の戦いまで遡ろうとしたのか?江戸幕府成立から書き連ねることで諸藩の動きの理由づけをできるとでも?
残念ながら意図は判らず、成功したとも思えないが、この世界観を産みだすには長い連載の試行錯誤が必要である
個人的には、新たな史料をもとに前言を翻したりするのが好きであり、歴史を楽しむ姿勢として影響を受けました(´・ω・`)
Posted by ブクログ
「息つく暇もないなあ~」
と言うのが24巻を読んでの感想。
それから、村垣淡路守って結構
スゴかったんだね(笑)
まさに「能ある鷹は爪を隠す」^^;
司馬遼の”明治という国家”では
「ちょっとした文が書ける程度の凡人」
と言う評価だったと^^;
巻末インタビューは久々で嬉しかった♪
とにかく竜馬まで描ききって欲しい!
Posted by ブクログ
イネさんと先生の再開やら
掘さんの切腹やら
ヒュースケン事件
ポサドニック事件など。
相変わらず面白おかしく歴史を読ませてくれます。
今回は先生へのインタビューもあって
全体として意識している点などが理解できて参考になりました。
人間模様の描写、深いですね…。