みなもと太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ幕末大河ギャグ漫画の22巻目(通算52巻目、ワイド版42巻目)
本巻は桜田門外の変のその後の顛末、遣米使節団の米国着までをメインエピソードとして描かれている。
当時でも義挙と思われていた桜田門外の変の当事者たちが次々切腹していくのは哀切感がありますが、自分としてはテロ犯ではあるために仕方ないと思います。
咸臨丸についてはその乗船メンバー(勝、福沢、ジョン万など)のためもあり様々な小説、文献で取り上げられていますが、正使一行については自分は「剣と薔薇の夏(戸松淳矩)」くらいでしか知らなかったので、またまた目からうろこ状態でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ桜田門外の変の後、彦根藩と水戸藩は江戸で一触即発の状態だったんですね……ということを、世田谷代官の日記で知った後だけに、千人の藩士が彦根から江戸の藩邸に入って、藩邸内の敷地に急遽プレハブ住宅が建てられる(その建築に世田谷の彦根藩領内の農民が狩り出される)のがリアルに感じられる。
咸臨丸の太平洋横断、ものすごい嵐で沈没寸前という船内……うー、乗り物酔い体質の自分、当時の船旅は無理だろう(汗)。その点で、勝海舟はお気の毒。ただ、江戸無血開場の立役者ながら、あまり好きじゃない……空威張りしたり豪語したりするところが好きになれないんだよなぁ。それが江戸っ子といわれれば、すいませんと云うしかないけど(^