みなもと太郎のレビュー一覧

  • 風雲児たち 8巻

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    田沼意次・意知父子の苦闘、それに伴う蝦夷地の調査。田沼と松平定信との決定的な考え方の違いは埋まらない。そしてその溝が悲劇を生む。思想を絵と文で表すことにおいて、みなもと太郎の解釈力と技術力はスゴイ!

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    2014年09月06日
  • 風雲児たち 1巻

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    ネタバレ

    幕末漫画といいながら、関ヶ原の戦いから始まり
    結局、坂本龍馬も西郷どんも勝海舟も
    もちろん吉田松陰も活躍する前に終わってしまった
    でも、ぜ〜んぜん知らなかった歴史人物や事柄がわかり
    すっごく面白かった
    だって、わたし遠山の金さんて実在したなんて知りませんでした
    江戸時代の封鎖された社会の中で、己の信念をつらぬいて
    無惨な最後を迎えた人が多くて、悔しくて泣きたくなるよぉ
    でも、結構長生きされた方も多いことに実はびっくり
    わたし、江戸時代の人って短命なのかなと勝手に思っていたので・・・
    一番分かったことは、自分がどんなに無知かということかしら

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    2011年09月11日
  • 風雲児たち 1巻

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    全巻
    歴史好きにはたまらない面白さ。
    幕末の話が関ヶ原から始まってるのは凄い事だし納得もさせられる。

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    2011年08月09日
  • 風雲児たち 幕末編 18巻

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    この巻では安政の大獄が進行するが、この巻まるまる一巻使っても大獄は終わらない(汗)。その間、イネとシーボルトの対面などが描かれる。
    いよいよ歴史の歯車は大きく動き出し、追い詰められていくギリギリの状況の中で(弾圧する側される側問わず)人間のもつ美しさが発露される……が、いつものギャグまじりで描かれることで逆にクスリとしつつも、心に染み入ってくるのがうれしい。
    吉田寅次郎は確信犯的に幕府に対し正面から論戦を挑んもうとする。それを諌めようとする長井雅楽は寅次郎からは悪人呼ばわりだが、読者には平時の善人が有事には愚者になるという性格悲劇と映る。
    志士たちを弾圧する長野主膳も同じく、仕えるべき主

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    2011年01月02日
  • 風雲児たち 幕末編 18巻

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    苛烈さを増す安政の大獄。吉田松陰先生も幕府へ送られてしまいました。
    松陰寅次郎先生の処刑は、やはり以前からの印象のようにもらい事故に近いものだったのですね。それと本人の性格と…。

    腐女子、歴女をネタにしたくすぐりに思わず笑わされてしまったのですが、もうイイお年だろうにみなもと先生柔軟だなぁ。

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    2010年12月28日
  • 風雲児たち 幕末編 17巻

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    相変わらず面白く、相変わらず話が進みません。
    この調子で書き進んで、幕末が終わるのはいつのことやら・・・
    逆にこれだけ丁寧に幕末を描いてくれる作品は無く、
    認識を深める上でも役にたってます。

    ちなみに、しばらくは吉田松陰先生の話が続きます。
    つーか、幕末編で17巻書いて、まだ松陰先生がご存命という
    スピードがやっぱりすごい。

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    2010年09月01日
  • 風雲児たち 幕末編 17巻

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    大変だ! どうしようもない政治的クライシスだ! と1巻の間に3度は思った。とんでもないマンガだ。西郷の哀しい覚悟がしびれる。

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    2010年08月02日
  • 風雲児たち 幕末編 16巻

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     「憤死・諫死で水戸街道は死体だらけ」の一文に不謹慎ながら大爆笑。ごめんなさい。
     ちょうど以前読んだ本「武家の女性」にこの政争でやぶれた家の女子供の暮らしぶりが描かれていたのでそのあたりを思い出しながら読みました。
     次回はいよいよ松陽…もとい、
    松陰先生大活躍でありますよ(∴@△@∴)//

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    2010年01月20日
  • 風雲児たち 幕末編 8巻

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    歴史がニガテな人でも、試験勉強の役に立つこと請け合い。
    私は歴史が好きなので、楽しんで読んでるが、どーしても気に入らないのはなぜ吉田松陰があんなアホ面で描かれてるのか、坂本竜馬が鼻たれ小僧なのか。村田先生にいたってはアヒルのコックさんのようでかわい過ぎる。こんなの村田先生じゃないッ<失礼な

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    2009年10月04日
  • 風雲児たち 1巻

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    圧巻、の一言。関ヶ原の合戦から幕末の動乱までの
    日本の政治史をギャグマンガで描いてしまおうという
    とんでもない試みです。
    基本はギャグとはいえ、重要なシーンは緊迫感をもって
    描かれており、泣かされることも多い。
    人間同士のつながりが歴史をつくっているのだという
    当たり前の事実に気づかせてくれる作品。
    どの人物にも愛着がわいてしまって困る。
    掲載誌を移しつつ連載が続き、現在は「幕末編」が
    「コミック乱」で連載中。

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    2009年10月04日
  • 風雲児たち 幕末編 12巻

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    「風雲児たち」12巻。
     歴史の中で、僕が一番好きなのが幕末。
     その幕末を漫画で描いたのがこの「風雲児たち」。
     たかが漫画というなかれ。
     これほどぐんぐん引き寄せられる漫画はそうそうないでしょう。

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    2009年10月04日
  • 風雲児たち 幕末編 11巻

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     昨日、届く。
     「風雲児たち」は、いつも楽しみに予約し、届いたらすぐに読み進める本である。
     リード・コミック版全30巻も持っているのだけれど、「幕末編」としてまとめられている本書は、やはりかわずにはいられない。
    さて、本巻は、第一章「竜馬江戸入り」から始まって第七章「鳴動 松下村塾」まである。
     明治維新まであと11年というところまで描かれている。

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    2009年10月04日
  • 風雲児たち 3巻

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    学研でお世話になったみなもと 太郎先生の大河歴史ドラマ。連載実に30年!

    幕末を描くのに、関が原からはじめちゃったもんだからさあ大変、はしょるハズの元禄時代が膨らみに膨らんでいつまでたっても幕末にいけない幕末マンガ。最近ようやっと幕末編に突入したのですが、またこれがなかなか先に進まない。。

    でも面白いです。とくに大黒屋光太夫漂流記は圧巻。

    『光太夫立ち寄り手を取りて、今別れて再び会うべきともおぼへず、よくよく互いの面(おもて)をも見おくべしと、ねんごろに離情を述べ、思ひきりてかけいだせば、庄蔵は叶はぬ足にて立ち上がりこけまろび、大声をあげ、小児の如くなきさけび悶へこがれける。道のほどしば

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    2009年10月04日
  • 風雲児たち 幕末編 33巻

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    血なまぐさく、田舎からやってきた気持ち悪い連中が気持ち悪くぬるぬるとしている時代になってしまった。
    ようやくやってきた幕末が一番つまらない、という結果になりそうだなぁ。

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    2020年01月27日
  • 風雲児たちガイドブック 解体新書

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    もう35年くらい「幕末の風雲児たち」を描くために描かれ続けている漫画の、ガイドブック的存在。
    その連載で生き様を焼き付けたわずか30人をピックアップしてちょっとだけまとめ。
    明治維新辺りはごちゃごちゃしてるし、授業では飛ばされるし、あんまり興味は無かったんだけど、この漫画のおかげで、「なんでこうなったのか」の、とりあえずは前提部分だけが描かれて、非常に良く分かってきた、気がする。
    やっぱ生きたキャラクターが紡いできたドラマ、と考えると、流れもよくわかるし、理解出来るし、しかしながら理解出来ないキャラクターも居たりする。
    これはまさに、命そのものかも知れない。

    20年掛かる、と言われましたが、

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    2016年05月30日
  • 風雲児たちガイドブック 解体新書

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    みなもと先生のインタビュー以外は
    それほど目新しくもないし
    読むところもそんなにないかな。
    一応抑えておこうという辺りで。

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    2015年03月04日
  • 風雲児たち 幕末編 25巻

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    対馬事件おわり。しかし本当の始まりはこれからだっ、な感じ。。。。
    若々しいみなもと先生は、遂に艦これにも。
    これは、さすがの先生も若干引いてるなw

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    2015年01月30日
  • 風雲児たち 幕末編 22巻

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    桜田門外の変、その後日譚と、咸臨丸のエピソード。
    どのエピソードも、掘り下げが凄く、安定して面白い。

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    2013年06月08日
  • 風雲児たち 幕末編 20巻

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    ここ数巻、政治ネタがメインとなってきて、ギャグを入れて希釈しているもの、情報量が多い多いw
    人物の言動を丁寧に掘り下げているので、もはや研究書レベルではないでしょうか。
    あと、ギャグという体面で、資料から読み解けない部分や、作者の主観を織り交ぜられるのは上手いですね。

    そして、とうとう作者まで登場人物になってしまうw
    みんなキュウべえに騙されている!

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    2012年05月11日
  • 風雲児たち 幕末編 15巻

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     いよいよ日米通商条約締結。徳川慶喜公が切れ者っぽいー。
    もうこの頃の幕府ときたらどうしようもなく後手後手にまわって右往左往しているだけなんですけど、だからといって戦乱のない世の中を200年以上も続けた功績を忘れてあげたらかわいそうよねー、とか思います。
     泰平のお江戸も大好きなので。

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    2009年10月07日