みなもと太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回でいよいよ『雲竜奔馬』からの転載も終了かな? 竜馬の個人史に絞ってのびのび描いた『雲竜奔馬』はやっぱり『風雲児たち』とは作風が微妙に違う。竜馬パートが『風雲児たち』の中に紛れ込むと、浮いた感は否めなかったので正直ほっとしたところはある。今後『風雲児たち』の手法で竜馬をどう描きどう擦り合わせるのか楽しみだ。
周囲の環境がそうさせることとはいえ、ハリスは苦労性だなあ。ペリーやプチャーチンほか海外組は、日本の風雲児たちが皆生き生きしているのに対してやたらにイライラしてばかりいるように見える。それほど(史実でも)日本という国を相手にするのは苦労のしどおしだったということか。シーボルトなんかはイキ