【感想・ネタバレ】風雲児たち 11巻のレビュー

真の完結まであと20年はかかると豪語する著者は、無名の偉人たちを丁寧に取り上げながら、幕末に向かうエネルギーを読者にぶつけてきます。「幕末」と言いながら、原因になった「関ヶ原」まで遡ったため、登場人物が膨大になり、30年以上の連載になってしまったのです。
印象的なエピソードは数えきれませんが、その後、歴史小説として話題になった
・関ヶ原での島津の正面突破による退却
・恐妻家(妻はお江~大河ドラマでは上野樹里!)だった二代将軍・秀忠の浮気で生まれた保科正之が家光への忠誠が認められて会津の藩祖になるが、それが幕末の悲劇につながる
など、私は歴史をこのマンガに学んだと言っても過言ではない!質量ともに文句なしの傑作です!

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Posted by ブクログ 2021年08月09日

歴史を学校で教わったことより面白く、楽しく、そして丁寧に教えてくれる稀有なコミック。多分国というか時の政府が教えたくないことも含まれているのだろう。物事を多面的に見ることが大切。

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Posted by ブクログ 2014年09月06日

最上、ラックスマン、林子平、高山彦九郎、光太夫など描かれるべき重要人物が多数動き回る11巻。序盤の算術のエピソードは「天地明察」を読むとさらに熱く感じ取ることが出来ます!物語のスケールがとてつもない。

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Posted by ブクログ 2018年10月15日

光太夫
 ペテルブルグ
 エカテルーナ謁見
林子平 海国兵談
尊号一件
アダム=ラックスマン 根室へ

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