【感想・ネタバレ】風雲児たち~蘭学革命篇~のレビュー

真の完結まであと20年はかかると豪語する著者は、無名の偉人たちを丁寧に取り上げながら、幕末に向かうエネルギーを読者にぶつけてきます。「幕末」と言いながら、原因になった「関ヶ原」まで遡ったため、登場人物が膨大になり、30年以上の連載になってしまったのです。
印象的なエピソードは数えきれませんが、その後、歴史小説として話題になった
・関ヶ原での島津の正面突破による退却
・恐妻家(妻はお江~大河ドラマでは上野樹里!)だった二代将軍・秀忠の浮気で生まれた保科正之が家光への忠誠が認められて会津の藩祖になるが、それが幕末の悲劇につながる
など、私は歴史をこのマンガに学んだと言っても過言ではない!質量ともに文句なしの傑作です!

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Posted by ブクログ 2017年12月17日

「できたできたできたできたできたできたできた」
「できました~」
この部分何度読んでも感情が高ぶって泣ける。

”風雲児たち”は非常に大河ドラマ向けの作品だと
大昔から思っていたのでw
この蘭学事始に絞ってでもNHKドラマ化は嬉しい♪
ちなみにハマダは玄白派かなあ~w

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Posted by ブクログ 2018年07月05日

解体新書=ターヘルアナトミア=杉田玄白
という図式でしかなかったが,多くのノードができた。江戸時代の知識は薄いので魅力を感じなかったのだな。どの時代も面白い人がいるもんだ。前野良沢,中川淳庵,平賀源内,田沼意次,・・・。平賀源内がかなりの役割を果たしている。「平賀源内=エレキテル」という図式も変わっ...続きを読むた。

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