あらすじ
大黒屋光太夫がシベリアを旅していた頃、日本では老中・松平定信が寛政の改革を・・・歴史大河ギャグの名作、第10弾。
...続きを読む
真の完結まであと20年はかかると豪語する著者は、無名の偉人たちを丁寧に取り上げながら、幕末に向かうエネルギーを読者にぶつけてきます。「幕末」と言いながら、原因になった「関ヶ原」まで遡ったため、登場人物が膨大になり、30年以上の連載になってしまったのです。
印象的なエピソードは数えきれませんが、その後、歴史小説として話題になった
・関ヶ原での島津の正面突破による退却
・恐妻家(妻はお江~大河ドラマでは上野樹里!)だった二代将軍・秀忠の浮気で生まれた保科正之が家光への忠誠が認められて会津の藩祖になるが、それが幕末の悲劇につながる
など、私は歴史をこのマンガに学んだと言っても過言ではない!質量ともに文句なしの傑作です!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
松平の禁欲政治、最上徳内の冒険、高山彦九郎の受難と激怒。10巻でようやく寛政の改革へ至る群像劇。まだまだ物語は終わらない。最上の妻の青森方言が実に素晴らしかった!1980年当時にしてこの萌え加減!