【感想・ネタバレ】風雲児たち 6巻のレビュー

真の完結まであと20年はかかると豪語する著者は、無名の偉人たちを丁寧に取り上げながら、幕末に向かうエネルギーを読者にぶつけてきます。「幕末」と言いながら、原因になった「関ヶ原」まで遡ったため、登場人物が膨大になり、30年以上の連載になってしまったのです。
印象的なエピソードは数えきれませんが、その後、歴史小説として話題になった
・関ヶ原での島津の正面突破による退却
・恐妻家(妻はお江~大河ドラマでは上野樹里!)だった二代将軍・秀忠の浮気で生まれた保科正之が家光への忠誠が認められて会津の藩祖になるが、それが幕末の悲劇につながる
など、私は歴史をこのマンガに学んだと言っても過言ではない!質量ともに文句なしの傑作です!

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2020年05月10日

前野さんの藩主がよき理解者であってよかった。
互いの信頼関係があればこそだと思う。
平賀源内はもっと評価されていいですよね。
源内の思考が時代の流れよりも先に行き過ぎていたのかなぁ。

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Posted by ブクログ 2014年09月06日

引き続き平賀源内のその後?死や、まだ若い林子平の人生が描かれる。平賀源内は天才的な先見性をもっともっと再評価されるべきだよなあ。そして林の信じられないくらいの健脚と聡明さに痺れる第6巻でした!

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