山岡荘八のレビュー一覧

  • 伊達政宗(1) 朝明けの巻

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    戦国武将では伊達政宗が一番好きなので、買い揃えて積読中。一応ざっくり読んでみましたが、台詞の言葉づかい一つ一つが心地よいです。虎哉和尚と幼少期の伊達政宗の会話が魅力的。この幼い故にまだ可愛げがある臍曲がりっぷりが成長してああなるかと思うと、なんとも感慨深いです。

    ちなみに政宗公の言葉ですが
    (●∀・) 「この世に客に来たと思えば何の苦も無し」
    が一番好き。
    理不尽に対する不満もこの一言で思い止まれます。

    ちなみに持っているのは光文社版なのですが、表紙がないのでこっちを登録。
    表紙のデザインは光文社の方が好きです。
    (家紋がかっこいいのです)

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    2011年01月25日
  • 徳川家康(4) 葦かびの巻

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    義元の死を踏み台に三河に戻り、自分の城を取り戻す家康
    信長との同盟も成り天下への第一歩を踏み出す

    外のことは結構順調なんですがそれに対して家の中がどんどん酷いことに
    というか瀬名が大変なことになったりやったり

    これなんてエロゲ……いや失礼

    家康に女性の扱いを説教する作佐とか、家臣団がキャラ立ちしてきました

    あと阿松は非常にかわいい
    この作品、女性が可愛すぎてちょっとあざといくらい
    ちょっと今時のラノベっぽいと思ってしまった

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    2011年01月24日
  • 徳川家康(3) 朝露の巻

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    桶狭間で今川義元が死ぬ辺り。
    岡崎衆の苦労とか、頑張ってる信長とか、それに比べて元康自重しろ
    氏真も自重しろ

    瀬名はお色気担当なのかな、と思いました

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    2011年01月24日
  • 徳川家康(2) 獅子の座の巻

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    竹千代と吉法師の邂逅、のシーンは実は少ないけどどれも和やかでいい

    改めて今川方の人質となったあたりもまだ平和。

    於大を立派な女性にし過ぎてるとは思いますが、仕様だと思います

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    2011年01月24日
  • 徳川家康(5) うず潮の巻

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    男と男の戦い、女と女の戦い、
    男と女の戦いが家康を苦しめる第五巻。
    苦難に満ちた家康の生涯でも、
    もっとも過酷な時期と言って良いと思う。
    壊れていく築山殿と大賀弥四郎の描写が凄い。

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    2013年12月01日
  • 徳川家康(1) 出生乱離の巻

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    日本史が苦手で特に戦国時代は読むそばから忘れていく(特に人名を)私でも一気に読めました


    分からなくなってきたら漫画で補いながら読み進めようと思います

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    2011年01月11日
  • 徳川家康(3) 朝露の巻

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    桶狭間の戦いまでの話。

    信長が急死した父親の家督を継ぎ、
    竹千代が元服して松平元康を名乗る。
    そして桶狭間での信長の奇跡的な勝利。
    プロローグが終了と言ったところか。

    ここまで読んで思ったのは、
    この家康は聖人君子すぎると言うこと。

    山岡荘八は説教臭いと言われているが、
    英雄豪傑や聖人君子に「人間とは…」
    と言われるから読む人によっては
    説教臭く感じてしまうのかも知れない。

    「もしこんな時家康だったら…」を考えるなら、
    覇王の家の方がおすすめ(否定的に書かれているけど)

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    2013年12月01日
  • 高杉晋作(1)

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    ネタバレ

    全三巻。

    最初は全くと言っていいほど、高杉晋作が登場しない。
    当時の時代背景、師である吉田松陰等のことに長く触れていて、高杉晋作を求めて読む歴史小説初心者さんには読み進めるのが辛いかもしれません。(私はこれが手に取った最初の歴史小説だったので、苦労しました(笑))
    話の本筋が高杉晋作のことになってからは、勢いよく読めます。
    途中は本当にいきいきとした高杉晋作が書かれていて、とても好きです。

    ただやはり、高杉晋作の人生を書ききって欲しかったです。ここまできて割愛!?と言いたくなります。

    最期の時へ向けての描写は、数ある高杉晋作小説の中でも一番好きかもしれません。

    三冊におさめるには無理が

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    2011年02月18日
  • 高杉晋作(1)

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    時代展開が早いので、もう少し長編で詳しく書いてほしかった。
    司馬遼太郎の「世に凄む日日」と比べると、少し物足りなかったので☆一つ落としました。

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    2010年07月30日
  • 徳川家康(5) うず潮の巻

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    永遠に他人の風下に立つか否かは、こうした場合の意気と心の持ち方で決定する。相手の強さにすがる気持ちがあるのでは、一も二もなく信長の家臣の地位へ転落してゆくであろう。(本文より)

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    2010年05月23日
  • 徳川家康(10) 無相門の巻

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    小牧・長久手の戦い。


    天下を狙う者たちとの死闘。


    今川義元とのときは膝を屈し、武田信玄には壊滅的打撃を受け、織田信長には正室と嫡子を差し出した家康。秀吉とは互角以上の戦いをやってのけた。


    軍事的にはやっと日本の頂点に達しつつあるようだ。



    駿遠三甲信五カ国の太守になっても麦飯喰らいの家康。


    堺商人を取り込み、商業から富を得る秀吉に対抗するにはそれ以外に手はない。


    外交下手の三河武士たちは素朴朴訥に命を捨てる最強の野戦集団であった。

    家康はついに強みを生かして日本最強の軍事国家を作った。

    堪忍・内政・農業資本の家康。
    知略・外交・商業資本の秀吉。

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    2010年05月23日
  • 徳川家康(14) 明星瞬くの巻

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    さすがに半分ということで、家康の前に雪斎以来になる師、天海が現れる。

    三巻くらいから登場していた随風が天海の若き日の姿だったようだ。

    弥四郎の子分に天海自在の随風じゃとか言ってたのがヒントだったみたいだ。


    無になることをひたすら自己の中心に据えてきた家康が無になりきり、そこから有と有の有用の相対を目指せというのが天海の教えだ。

    こっからが本当に天下人への成長なんだろう。

    我執を捨て去り、素直にモノを見、天下のために自己を相対化して用いていく。いい学びだ。



    小悪魔茶々姫も秀頼出産を気に元気に悪女になり始めて、いい感じだ。


    秀吉が鶴松の死で狂い始め、得意の位攻め

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    2010年05月23日
  • 徳川家康(17) 軍荼利の巻

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    ここにきて家康の精神がまた一歩「天下人」に近づく。

    天下というか自分の生命まで含めた諸々を神仏からの預かりものとして理解しはじめる。


    あと十余年の生涯でどこまで成長していくのか。



    かつて中国攻めで秀吉と交渉した怪僧安国寺が再び策動する。



    光秀謀反の折りに初登場したガラシャが死ぬ。

    正信の子の正純は表向きのことに口出すようになり、鳥居元忠は伏見で立派に戦って果てた。 結城秀康は大将が出来るくらいになり、秀頼は未だに幼い。



    この糞長い小説は登場人物がどんどん生まれ、どんどん死んでいく。

    無常感がどんどんと醸成され、家康の心境がとんでもなくよくわかる。

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    2010年05月23日
  • 徳川家康(19) 泰平胎動の巻

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    伝通院の死と家光の誕生が印象的な泰平の幕開け。


    あんなに大好きだった勝ち気な茶々姫は秀頼への偏愛と肉親を戦で失い過ぎたがゆえの虚無感から、ただの妄執に捕らわれた女に成り下がってしまった。


    この小説でフィクサー的扱いをされている堺商人たちは大物たちの死により力を失っていく。



    家康は時を築くという発見をした。泰平の永続を考えたのは家康が始めてのようだ。


    信玄、信長、秀吉と強力なライバルたちも天下取り以降の目標を作れなかった。


    家康が抜きん出たということだろう。



    一巻で苦労続きの可哀想な小娘に過ぎなかった於大が高台院として天寿を全うするのは感動的だった。

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    2010年05月23日
  • 徳川家康(20) 江戸・大坂の巻

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    大久保長安大活躍の巻。

    武辺者たちがだんだんと姿を消し、泰平向きの連中がたくさん登場する。

    家康の人格はほぼ完成し、天海は人間的な悟りではなく政治向きの話をする。


    大阪勢の崩壊ぶりは手が着けられないことになっている。



    家康の名文句もここで登場する。


    最初から読まないと分からない感動がある。

    あの苦労人の家康がついに天下を盤石のものにする。


    秀吉在世中の天下争いに敗れた家康だが、秀吉の寿命内に将軍職を退き、男比べには勝利した格好となった。


    淀君の人格破綻がハンパない。瀬名御前もひどかったけどそれ以上だ。

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    2010年05月23日
  • 徳川家康(21) 春雷遠雷の巻

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    国家統一が達成されたからか話題の半分が外交と貿易の巻。


    才気走ってる大久保長安は危険な夢を追い続けている。


    家康がまた一歩成長する。

    我執→無→相対→我執と循環構造を成すに至った。私の欲望を天下自然のことと理解する。神仏からの預かりものが人生だという解釈から我執を肯定することが出来たのだろう。これ以上の成長は循環構造を超えることになる。家康と共に成長してきたであろう山岡荘八がこれ以上の答えを出せるのか見ものだ。




    淀君がなぜかここに来て改心の兆しを見せる。豊臣家との争いがどう勃発するのかも興味深い。



    作中時間で六年後に家康が死ぬ。

    七十年近くを追ってきたがあ

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    2010年05月23日
  • 徳川家康(22) 百雷落つるの巻

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    泰平の策謀家大久保長安が死ぬ。


    妄想が発端となって乱の風が吹き始める。


    家康の心もまた崩れはじめる。


    於こうの幽霊が出るくだりが好きだった。


    淀君の暴走が常に秀頼を失わないためにあることがやっと解った。悲しい。


    泰平の策謀はせいぜい金持ちになってやろうぐらいのもんなのに戦国に生きてきた人々は大それたものに感じてしまうんだなぁ。



    なにか現在の闘争も妄想が多分に関係していると思った。




    四方に枝を伸ばすからこそ大樹らしく、何か偏った人間はろくなことにならないのがこの小説の特徴。



    人間に正邪は無いとする家康の人間観が披露される。

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    2010年05月23日
  • 徳川家康(3) 朝露の巻

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    織田信長の守役の平手政秀が自害してから桶狭間まで。
    竹千代が元服して成長するまでの部分が描かれている。
    これぞ、ノーブレスオブリージュ。

    桶狭間の部分の描写は少ないが、そこでは主役でないし、あっという間を表現する文章量なんだろう。

    余談だが、Wikipediaで徳川家康を読んでしまい、本当はあとで知るべきことを知ってしまった。なるべくそういう情報は入れないようにしよう。

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    2010年05月20日
  • 徳川家康(2) 獅子の座の巻

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    2巻でもまだ家康は出てこなくて、父広忠や信長の話が中心。器量があまり大きくないことを自覚した苦悩や周りへの影響が描写されていく。「徳川家康」はリーダーシップの本だという人もいるが、この巻からもよく伝わる。

    3巻が楽しみだなー

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    2010年05月13日
  • 徳川家康(1) 出生乱離の巻

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    今年はこの本にチャレンジ。ちなみに1巻読み終わったけど、竹千代(のちの家康)はまだうまれたばかりで、両親の話が中心。これは読み応えがありそうだ。

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    2010年04月21日