【感想・ネタバレ】織田信長(1) 無門三略の巻のレビュー

あらすじ

吉法師(信長)は、奔放奇抜な振るまいで家中のひんしゅくを買う"うつけ者"。だが、燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らん。手始めは尾張織田の統一だ。美濃の梟雄斎藤道三から娘の濃姫を娶った信長は、アンチ信長派の旗印となっている弟の殺害を決意した。戦国の世に彗星のごとく出現した驕児の若き日々。

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Posted by ブクログ

信長、カッコいい!!
とにかくページを繰る手が止まらなくて5巻の長さを感じさせません。会話が多いのでテンポがいい。おもしろかったです。

信長はうつけ者と言われて、規格外の発想で戦国の世を躍動していきます。そして山岡荘八が描く信長は平和主義者でもある。自身が天下を取ることで、戦の世を終わらせようという志を持っています。カッコいい信長がここにいます。

そして各巻で魅力的な人物が登場します。1巻は斉藤道三と妻の阿濃、2巻は秀吉、3巻は明智光秀、4巻は浅井長政、武田信玄。そして5巻は明智光秀に再びスポットが当たり、本能寺の変へといたります。

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2018年02月04日

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高校生の時に父に薦められて読みました。私が読んだものは上下2段になっていたのでけっこう時間がかかりましたがおもしろかったのでそんなに大変ではありませんでした。たんなる歴史物ではなく濃姫からみた信長がかかれているので女性は楽しく読めるのではないかと思います。この本で山岡荘八を知り好きになりました。とにかく時間のたくさんある時に読んでいただきたいです。

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2015年01月06日

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『史実を多く盛り込んだ作品』という事なので読み始めました。

『小説』という形である限り、
山岡氏の『創作&想像』の部分もあると思いますが、、、。
とにかく、今まであまり興味の無かった『織田信長』ですが、
なんとも興味深い!!

今までの僕の『信長殿に対するイメージ』を見事にひっくり返されました。
『激しい感情の持ち主』で一気に燃え上がったりもするが、
それが『己の身を滅ぼす』と言う事をよく知っており、
感情の渦の中にありながらも理知的に物事を考え、打開策を練り上げる。
攻め入る時を知っており、引くべき時を知っている。
『荒ぶる猛将』の皮を被った『冷静な軍師』。

そして、何よりも『棚から牡丹餅』だったのは、
信長の妻である『阿濃』を知れた事。
この人物も非常に面白い!!
時に信長ですら躊躇する『頭脳派系女子』。
読んでて心地良いです♪

さて、次は2巻♪
なんたって、あの有名な『桶狭間の戦い』ですからね!!
僕ですら軽く知ってる合戦。
深く掘り下げて知れるのが楽しみ!!

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2012年09月03日

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戦国の時代に現れた英雄・織田信長の一生を綴った物語です。
一巻では蝮と称された斉藤道三の娘、濃姫との縁談から、一国の主となり斉藤義龍との合戦までが描かれています。

当時誰も持っていなかった大局的な視点と、権謀術に富んだ信長がすがすがしく描かれています。彼の織り成す計略の真相を知る毎に、膝を叩かずにはいられません。
そればかりか濃姫との高度な男と女の化かし合い、いやむしろ闘いも描かれており、読者をニヤニヤさせてくれます。

続きが楽しみです。お勧めです。

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2010年10月21日

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乱世に反発するために右を向けと言われたら左を向き、
左を向けと言われたら右を向く風雲児織田信長と、
心強い味方の肉食系女子(おなご)濃姫の話。

戦後の教育を受けた人間は、度々出てくる
勤皇思想に違和感を覚える事もあるだろうが、
とにかく信長が格好よく描かれており、
全5巻飽きが無く、一気に読めてしまう。

舅の斎藤道三の話であり、逆の人物評価で書かれている
「国盗り物語」を読んでおくと比べることが出来て面白い。
なお、山岡先生は徳川家康の前にこれを読むことを推奨している。

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2013年07月13日

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信長は、奔放奇抜な振るまいで家中のひんしゅくを買う。
“うつけ者”だが、燕雀(えんじゃく)いずくんぞ鴻鵠(こうこく)の志を知らん。
手始めは尾張織田の統一。
美濃の梟雄(きょうゆう)斎藤道三から娘の濃姫を娶った信長は、
アンチ信長派の旗印となっている弟の殺害を決意した。
戦国の世に彗星のごとく出現した驕児の若き日々が描かれている。

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2009年10月04日

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全5巻。

山岡先生で一番好き。
最初に読むのもおすすめ。

もうね。
止らないのです。
涙が。
電車の中で。

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2009年10月09日

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信長が好きで好きで大好きで。
中学の頃に、満足なお小遣いもなかったけれども、ちょっとした小金を貯め込んで購入したものです。
五冊セットでだいぶお安くなってはいたけど、結構高い買い物でした。当時の自分にとっては。
ラストもかなりお気に入り。信長と帰蝶は仲良くしていればいいと思うよ。

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2009年10月04日

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歴史に嵌るきっかけとなった本です。他にも読みましたが、信長は山岡版が一番です!泣いた。
帰蝶とのやり取りや関係がとりわけ好きです。最後のシーンの、帰蝶がじっと信長を見ているところがすき。

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2011年07月25日

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吉法師(信長)は、奔放奇抜な振るまいで家中のひんしゅくを買う“うつけ者”。だが、燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らん。手始めは尾張織田の統一だ。美濃の梟雄斎藤道三から娘の濃姫を娶った信長は、アンチ信長派の旗印となっている弟の殺害を決意した。戦国の世に彗星のごとく出現した驕児の若き日々。

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2009年10月04日

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織田信長の元服前から尾張国内の統一までを描く。
様々な物語の題材にされる信長だが、尾張国内での織田家同士での話は省かれがちのため、興味深く読めた。
とにかく、信長や濃姫とキャラクターが際立っている。山岡荘八はそれこそ60年ほど前の作家だが、今読んでも色褪せないキャラクターの良さがある。

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2022年08月07日

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結婚して城主を継いだあたりまでだったと思う。

14歳くらいでやってたことってそういうことだったんだなぁとおもった。

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2017年11月07日

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 10年近く前に父に買ってもらったが、当時は難しくて読みきる事ができなかった織田信長全5巻を、ふと思い立って読み返すことにした。
 1巻は吉法師が尾張の大うつけから徐々に身を立てていく話。
 身内を驚かせるほどではないと敵を欺く奇策は打てないようなことを言っていたが、少し行き過ぎなのでは。平手政秀を自害させてしまうし。
 織田家の中の抗争、縁者同士で騙し合い殺し合う世界は、さすが武士の時代というか、現代では考えられない。
 文体は歴史小説としては簡易で読みやすく、一気に読み切った。

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2013年04月14日

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山岡荘八の信長論。
戦国時代の主役的存在だけあって、読んでいて先の展開が気になる。
濃姫ってここまでキレる存在かなぁ。

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2011年10月28日

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幼少期の話がなく、濃姫と婚姻するところから始まったので、少し残念でした。
歴史小説の割に、とても読みやすく、どんどんはまっていきました。

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2010年03月11日

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父に薦められた本。
私の時代小説好きは、父の影響だと思う。
読んだ時はまだ子供で理解しきれない部分もあったけれど、織田信長って面白い!と思った。
織田信長と濃姫を好きになったのは、この本がきっかけだったと思う。
私にとって、織田信長の原点はこれ(笑)

ん?私、豊臣秀吉と徳川家康が何か好きじゃないのって、これの影響もあるのかな??まず織田信長に思い入れができてしまったのね。

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2009年10月27日

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自分の誕生日プレゼントとして一括購入。
思い切ったが後悔は無い。
そして美濃の蝮がとても素敵だ。

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2009年10月04日

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借りたはいいけど、おもしろいのか?と思いながらの一行目でした。ところが、借りた本の中で一番おもしろかった!全5巻ということなので、続編借りる予定ですが、3巻がおもんないらしい。。。

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2011年07月25日

Posted by ブクログ

元のバイト先の店長、おススメの一作。
かなり面白かったということで。

信長はそこまで興味が無くて、あんまり小説やら資料やらも読んでいないから、丁度いいかも。

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2009年10月04日

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1〜5巻。信長も立派なACだよ。だから惹かれるのかな・・。一度でいいから本物の歌舞いたいでたちの若き信長を見たい。

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2009年10月04日

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10年以上前の事だから記憶は定かでありませんが、普通に面白くてハマってしまう本だったと思います。
級友と感想を言い合っていたのが懐かしいです。

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2016年07月19日

Posted by ブクログ

初めて読んだ小説。
人から借りました。
小5だったな。
たまに集中力が切れて、目だけが進んでいた(笑

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

吉法師(信長)は、奔放奇抜な振るまいで家中のひんしゅくを買う”うつけ者”。だが、燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らん。手始めは尾張織田の統一だ。美濃の梟雄斎藤道三から娘の濃姫を娶った信長は、アンチ信長派の旗印となっている弟の殺害を決意した。戦国の世に彗星のごとく出現した驕児の若き日々。

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2019年06月26日

Posted by ブクログ

 どこかで聞いたことのある、信長の振る舞いの数々。まさに「定番」の観のある「織田信長」。
 
 先日の「武田信玄」に比べると、よく言えば生き生きとした、別な言い方をすれば講釈然とした雰囲気。NHKの大河ドラマや横山光輝的雰囲気、と思えば、どちらも実際にそうなのかもしれない。
 「沢彦」を読んだ後では、彼の後半の残虐行為とどう折り合いをつけるのかが気になるところ。

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2017年08月16日

Posted by ブクログ

ずいぶん前に購入していたのだが、なかなか読めずにいた本、山岡荘八の織田信長シリーズ。
100冊間近になって読んでみた。
やっぱり織田信長は、戦国の武将の中でも飛び抜けていたんだろうなぁー。

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2011年01月20日

Posted by ブクログ

織田信長の生涯を、一部抜粋ではなく「幼少期から死ぬまで」をきちんと追っているので一読するべき(意外にもそういう小説は少なかった)。

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2010年09月03日

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