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慶長8年2月、家康は征夷大将軍に就任し、いよいよ天下人として、理想の国家づくりに着手した。徳川・豊臣両家の和合のため、孫の千姫を秀頼に嫁がせ、「斬り取り勝手」の戦国の常識を根底から改革しようとする。しかし淀君をはじめとする反徳川の執念は根深く、泰平の道はいまだ遠し……である。
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Posted by ブクログ
大久保長安の登用、於大の死、征夷大将軍への補任、納屋蕉庵の死、大仏殿の炎上、片桐且元の苦悩、千姫の輿入れ、大坂城の黄金、江戸開府、大坂城内の様子、家光の誕生。
いつか読もうと思っていた作品。「豊臣秀吉」、「織田信長」はある程度知った気でいたので、戦国時代の三大英雄、最後の一人を知るためにと思い読み始める。 結果、非常に感動した。司馬遼太郎作品や池波正太郎作品、世の中の一般的な「家康像」を覆す作品であった。家康がなぜ天下を取り、そして江戸幕府260年の平和な...続きを読む時代を築けたのか、おぼろげながら理解できた気がした。 また、著者の目を通して描かれた「家康の思考法」に強く感銘を受け、自己統制の本としても傍に置きたいと思った。
戦時ではなく、平時こそ人心をまとめるのは難しい。 盗人は盗人に取り締まらせよ、という大久保長安に感心。2人1組なので、さぼれない。古着を売るという生業を与える。重い鑑札のついた袋を持っているので盗みは働けない。
今まで当たり前のように思っていたのですが、今更ながら、家康はなぜ幕府を開こうとしたのか、ということがよく分かりました。。関ヶ原以降の大坂城内の風紀の乱れと人物のなさ。片桐且元も、頭はよくても考えるだけで、何もせず。大野治長に至っては全くの奸物。あの賢かった茶々は色狂いと宴会好き。これは、滅ぶべくして...続きを読む滅ぶ。一方の家康は、秀吉との約束を果たすため、千姫を秀頼に嫁がせる律儀さ、この時点では、家康はまだ豊臣家を潰そうなどとは、全く思っていなかった表れなのでしょう。残り7巻!
これまでは、戦国武将としての家康。 だが、ここからは名実ともに天下人となった、為政者としての家康が描かれていく。 これまでの合戦などの盛り上がりは無いが、江戸の街作りをどう、成し遂げていくのかに注目していきたい。
他の巻に比べて、なんだか読みやすかった。 後半のクライマックスに向けての、新たなるスタートが切られた巻。 大久保長安による江戸の町づくりの描写が興味深い。
関ヶ原の合戦の始末も終わり、家康が将軍宣下を受ける。 これからどのように泰平の世を築いていくのか。 家康の描写が多くなり、読んでいて安心する。 大久保長安というこれまた魅力的な人物が登場。 それにしても、淀君の描写はやりきれない。
戦はほぼほぼなくなり太平の世を築く布石をどんどんと打つ家康。ただし、大阪豊臣方はまだまだ野心を忘れられず、時代を読めていない。 大久保長安登場。今後の政治的争いはどのように描かれるか。本多親子とどのように争うのか。戦いから闘いへ。
大権現様が終わりと始まりを堪え忍ぶ第19巻。 ついに物語の幕開けから世の中と大権現様を見守り続けた 於大の方と竹之内波太郎の二人が天寿を全うする。 あどけない表情で自分のことを「だい」と呼んでいた少女が、 年老いて老婆となり死んでいき、その間室町安土桃山江戸と、 幾度も時代が変わった。今更ながら長...続きを読むい小説である。 そして色々な人から何かを受け継いできた大権現様は、 源頼朝公の幕府というシステムと新田義貞公の勤王の志を受け継ぎ、 天下人として天下泰平の礎を築くための決意を新たにする。 無になった徳川家康が誕生した三巻と同じく新たな始まりである。
伝通院の死と家光の誕生が印象的な泰平の幕開け。 あんなに大好きだった勝ち気な茶々姫は秀頼への偏愛と肉親を戦で失い過ぎたがゆえの虚無感から、ただの妄執に捕らわれた女に成り下がってしまった。 この小説でフィクサー的扱いをされている堺商人たちは大物たちの死により力を失っていく。 家康は...続きを読む時を築くという発見をした。泰平の永続を考えたのは家康が始めてのようだ。 信玄、信長、秀吉と強力なライバルたちも天下取り以降の目標を作れなかった。 家康が抜きん出たということだろう。 一巻で苦労続きの可哀想な小娘に過ぎなかった於大が高台院として天寿を全うするのは感動的だった。 三河の宿無しの天下取り。 ここに成る。
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