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長篠の役(えき)は織田・徳川連合軍の圧勝に終わり、武田騎馬軍団は潰滅した。この戦いで、日本の戦術を一変させた信長の武名は天下に轟(とどろ)き、家康も日増しに貫禄を加えた。しかし戦国の世は甘くない。信長の疑惑をこうむった家康は嫡子信康を切腹させ、正妻築山殿を斬らねばならなかった。哀しきかな戦国!
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Posted by ブクログ
長篠城を少数で死守する奥平九八郎の話、 武田勝頼と信長家康連合軍が対決した長篠の合戦、 築山御殿と信康の最期、 高天神城の牢に幽閉された大河内源三郎の話、 最後は武田の滅亡。 内容の濃い巻だった。 そして、家康と信長の関係性が、盟友から天下人(家来と主君)に変わっていく。
長篠の戦い、信康の死、武田家滅亡と、かなり感情を揺さぶれる一冊だった。特に信康を処断する時の心の読み合いとか、謎かけとか心理戦とか、凄いな。登場人物一人一人の心理描写が微に入り細に入り。
20年ほど前に読んで感動したが、今はスマホで電車の中や、病院の待合室で手軽に読んで再び感動しています。
いつか読もうと思っていた作品。「豊臣秀吉」、「織田信長」はある程度知った気でいたので、戦国時代の三大英雄、最後の一人を知るためにと思い読み始める。 結果、非常に感動した。司馬遼太郎作品や池波正太郎作品、世の中の一般的な「家康像」を覆す作品であった。家康がなぜ天下を取り、そして江戸幕府260年の平和な...続きを読む時代を築けたのか、おぼろげながら理解できた気がした。 また、著者の目を通して描かれた「家康の思考法」に強く感銘を受け、自己統制の本としても傍に置きたいと思った。
見事な武士が二人出てくる。 鳥居強右衛門と大河内源三郎だ。 武士道という非合理的な不文律を頑なに守る様は余りに感動的だ。 武将と武士とでは武士道に違いがあるようだ。領民の安堵のためには時に裏切りを働くのも大将たるものは許される。しかし一介の侍ならばいかに非合理的でも忠という道徳観念を守る...続きを読むものがより美しいのだ。 瀬名御前と小田原御前の違いも悲しかった。乱世にあっても好いた人と共にあるものの方が美しい死であった。 長篠合戦以降、急速に信長に水をあけられた家康は遂に正室と嫡子を殺さざるを得なくなる。 姉川のおりに見せた武勇を信長に見せられなかったからだろう。 勝頼の敗北が民生上の失敗であったのは悲しいところだ。 こき使いすぎると離反を招く。当然のことだが、そんなこと誰が教えてくれるものでもない。 「戦いとは強い者が勝ちます。辛抱の強いものが」 「武将本来の勤めはな、わが生命を捨てて天子に仕えることにある。天子に仕えるとは天子が御宝、すなわち民の生命を守ることじゃ」(本文より)
矜持。信康切腹の信長からの命令も、人の指図は受けぬとして、命を受ける前に自ら切腹させる家康の矜持。すごいの一言。しかし信康が、こんな性格の悪い奴だったとは、この小説で初めて知りました。でも最後は可哀想。それをいえば、勝頼も可哀想。ほんと戦国時代って残酷な時代と改めて感じさせられました。そして信長。天...続きを読む下人として、振る舞いが変わりつつあり、終わりの始まり。本能寺で死ななかったら織田家と徳川家はどうなったのか、ということも考えさせられました。
家康が究極の選択に苦しむ第七巻。 彼にとって人生最大の苦難と言って良いはず。 我々はこれほどの選択に直面することはまず無いが、 誰もが何らかの選択をしなければならないだろう。 偉大すぎる父親を持った二人の男の破滅と、 後に秀吉に「宝」と述べる忠実な家臣達の生き様、 滅亡した大名の滅びた原因など今...続きを読む回も内容が濃い。
徳川家康の生涯を描いた本。 7巻は長篠の戦いが済んだ後に襲う、信長の家康妻子への疑惑、そして妻子切腹、斬首の頃の話。 今川家の人質から解放され、岡崎に戻ってから妻の築山殿と別居の続く家康。 外から見る限り、家康は築山殿を嫌っていた風にしか見えないが、この本では、最後の最後までできる限り築山殿を守...続きを読むろうという家康の姿が描かれている。 ざっとした知識しかない人間が読めば新しい視点の家康が見えてきて、こういう面もあったのかと新鮮に映る。 信長への体面でどうしても思った通りに事を通すことのできない家康。 家のことを思って、家康の言葉通りに行動していく家臣。 言ったことの、その言葉の奥を知れと無言のうちに家康は期待をかけるが、それとは裏腹に言葉通りに物事が進んでいく。 言葉が持つ力の恐ろしさをまざまざと見た気がする一冊。
長篠の合戦の模様が面白かった。一対一で名乗りあってから戦うものから、隊列を組み銃を使って一撃で大量にダメージを与える手法に変わったとのこと。 この戦で敗れた武田勝頼一族の滅亡は悲劇。家康の嫡子 信康の切腹もここで初めて知った。 小侍従を信康に斬られた姫が、信康とよりを戻すのは納得いかない
長篠の戦いを家康目線で書くとこう書けるのか、という印象。 信康と築山殿の事件は、確かに家康にとって重要な出来事ではあるが、やや冗長な気がする。 勝頼時代の武田氏がかなり残忍な印象を与えるような書き方がされているが、戦国の世であり、何も武田氏に限った話ではないだろう。
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