山岡荘八のレビュー一覧

  • 徳川家康(15) 難波の夢の巻

    Posted by ブクログ

    秀吉と秀次の間が険悪になり、秀次は自刃に追い込まれる。天下のことを思っていた秀吉が豊家というか秀頼に執着するようになり、この世を去る。

    次巻は天下が再び乱れそうな中、家康がどう立ち回っていくのか…

    0
    2023年09月08日
  • 高杉晋作(1)

    Posted by ブクログ

    幕末に倒幕運動を推し進めた高杉晋作。松下村塾四天王と呼ばれていたが、吉田松陰さえも扱えないほどの暴れ馬だったとは知らなかった。
    黒船が日本に着いてから、日本が侵略されない強い国となるために命をかけた人物。ここから展開していく物語がとても楽しみ。

    0
    2023年08月30日
  • 伊達政宗(一)

    Posted by ブクログ

    山岡荘八の描く伊達政宗伝第一巻(全六巻)政宗誕生前夜から小田原参陣前までを描く。娯楽寄りの作風かなと思うけれど、その分"臍曲がり”の政宗の活躍を楽しく読むことができる。もちろん薄っぺらではなく、含蓄ある語りや生き生きとした人物描写で読みごたえもあり。
    母との隻眼の所以のやり取りなど面白かった。

    0
    2023年06月28日
  • 小説 太平洋戦争(9)

    Posted by ブクログ

    戦争終結とともに自殺する軍人たち。今ではおよそ考えられない考えの下の行為で、これは昔の侍のようです。こういったことは、遠い昔のことのようでありながら、わずか80年ほど前の出来事。この本を読んで戦争は絶対にやってはいけないこと。そして戦争終結後の満州国に残された人たちの悲劇も、辛い出来事。著者のソ連を憎む気持ちはよく分かります。そして印象的だったのが、ラスト2ページ。どんな理由があれ、戦争を否定する著者の思いは、今の某国々のお偉い方に読ませたいと、強く思いました。

    0
    2023年05月13日
  • 小説 太平洋戦争(8)

    Posted by ブクログ

    いよいよ武器もなくなってくる沖縄戦。当時の指揮官が、最後の戦いに臨む際に打ったいわゆる決別電報が多く出てきますが、申し訳ないという気持ち、愛国心が偲ばれる内容で、読んでいて何とも言えない気持ちになりました。そして原爆。著者は、人を殺し合う戦争が行われていて、科学技術も進歩するのだから、高度な兵器が使われるのはやむなしとの意見。戦争そのものが良くないということなのでしょう。そして思ったのは、戦争を始めることの簡単さに比べて終えることの難しさ。原爆を落とされてさえ、なおポツダム宣言の受諾に逡巡する幹部や軍の将校たち。そう思うとウクライナ問題もなかなか治らないのかなあとそんな気持ちにもなりました。

    0
    2023年04月29日
  • 小説 太平洋戦争(7)

    Posted by ブクログ

    この巻は、硫黄島の戦いから。ここが占領されると、いよいよ本土まで爆撃機が来れてしまうということで、必死の防戦。しかし、ここでも2万人以上の人が死ぬことに。沖縄での決戦に向けて、徐々に民間人にまで被害が出始め、特に沖縄では、小学生までが戦闘員にさせられることに。現場では負けると思っていながら、突撃して死ぬことを主張するのが正しいのか、冷静に退いて生きることを取るのが正しいのかさえ、誰も分からなくなるような極限の戦争状態の悲劇を、改めて痛感させられる巻でした。

    0
    2023年04月15日
  • 小説 太平洋戦争(5)

    Posted by ブクログ

    どんどん悲惨さが増してきます。サイパン島では、戦闘員かどうかにかかわらず、大勢が命を落とすことに。島の洞窟では、戦闘員が、非戦闘員の子供が泣くと、敵に見つかるから出て行けと言ったり。そして行き場がなくなり、仕方なく首を吊る人たち。一見、戦闘員を憎んだりしたくなりますが、みんな自分の生命を守るのに必死なので。そしてこの巻の最後は、神風特攻隊。自ら爆弾と化して、敵に体当たり攻撃をするこの攻撃方法。ここまでしないといけないのか、もう早く戦争なんてやめればいいのにと思いました。

    0
    2023年03月19日
  • 新装版 小説太平洋戦争 (3)

    Posted by ブクログ

    この巻は徐々に消耗する日本軍というところ。軍隊は上からの命令は絶対なので、どれだけ無理と分かっていても従わないといけず、そこでまたみすみす多くの人が亡くなっていく。食料も補給もない中で、勝てる訳がないのになぜ戦争を続けないといけないのか、本当に当時が気の毒に思いました。そしてもう一つ思ったのは、戦争は殺し合い。いかにたくさんの人を殺す技を身につけるか、それを身につければ勝ちで、周りからは賞賛されるということ。こんな残酷なことはありません。読むのが辛い巻でしたが、まだまだ続きます。

    0
    2023年03月15日
  • 新太平記(4) 湊川の巻

    Posted by ブクログ

    鎌倉幕府が滅亡し、建武の新政が始まったが、政権側のマネジメントも偏ったものであり、武士たちはストレスをためている。鎌倉の管理を任されている足利尊氏の弟である直義に、北条高時の子である時行を棟梁にした不平分子が中先代の乱を起こす。直義は、鎌倉に幽閉されている後醍醐天皇の子である護良親王を虐殺する。混乱の情勢の中、護良親王の虐殺の責任をとって謹慎していた尊氏が体制奪還に向け立ち上がる。対する新田義貞、三木一草の一人である楠木正成も最後の戦いを挑む。後醍醐天皇の取り巻きである貴族たちに翻弄されながら、大将新田義貞を守るため、楠木正成は湊川の戦いで敗れ自害する。混沌とした情勢の中、尊氏、直義の亀裂も見

    0
    2023年03月08日
  • 小説 太平洋戦争(2)

    Posted by ブクログ

    開戦後、序盤は東南アジアで快進撃を続ける日本軍。その目的が、資源にあったことに恥ずかしながら、この小説を読んで初めて知りました。マレー半島、フィリピン、インドネシアと、次々と攻略。なかなか読みにくい部分もあり、読むのがしんどいのですが、まだ先は長い。

    0
    2023年02月11日
  • 高杉晋作(1)

    Posted by ブクログ


    メモ
    -----------------------------------
    周布政之助が、高杉晋作に宛てた言葉。
    「つねに大局を見るの明も必要ながら、その局面、局面の狙いが何であるかを鋭く洞察してゆく洞察力も、大事をなすには欠くべからざるものなのだ。」

    -----------------------------------
    水戸の加藤有鄰が高杉晋作に宛てた言葉
    「新しい世を開くほどのものは、第一に詩人でなければなりません。」
    「第二に、無頼でござるぞ」
    「第三に、新しい世を開くほどの人物は、至誠の人でなければならぬ。おわかりかな」

    続けて

    「人間は心の中に、八、九分までの無頼の賊を棲

    0
    2023年02月21日
  • 徳川家康(4) 葦かびの巻

    Posted by ブクログ

    桶狭間も終わりまして、岡崎城に入りまして、という頃の家康さん。女性問題が増えております。どうも女性問題のところは読むのが遅くなるので時間がかかりますが。とはいえ浜松城にも入りましたし、ここからが家康の本番という感じもします。

    0
    2023年02月02日
  • 小説 太平洋戦争(1)

    Posted by ブクログ

    最初に『執筆を終えて』から始まりますが、これが印象的。この小説がどこまでノンフィクションかフィクションなのか分からず、でも一方で、戦争が行われたのは事実なので、なんとも言えない気持ちで読みました。太平洋戦争の始まりっていつなのか、やはり昭和2年の満州事変からなのかな。20年近い戦争の最終盤が、この最悪の太平洋戦争。しかし、欧米に戦争をするよう仕向けられた。相手は原爆を落としたのに、日本はホノルル市街に被害は与えていないといった内容をはじめ、日本贔屓の論調が、かなり偏った見方かもと、気になりました。残り8巻!

    0
    2023年01月28日
  • 徳川家康(6) 燃える土の巻

    Posted by ブクログ

    前半は浅井長政の小谷城落城を中心とした話。
    後半は岡崎城のロジを任されていた家康の信頼厚い大賀弥四郎の謀反がばれて処刑されるまで。
    その間に長篠城を奪われた武田勝頼が反撃を伺う。

    家康の判断や行動に風格が出てきた。
    次の巻は武田勝頼との決戦かな。

    0
    2022年11月17日
  • 徳川家康(26) 立命往生の巻

    Posted by ブクログ

    最終巻は、家康が倒れてからしぶとい。こんな、しぶといんだったら、もうちょっと倒れる場面を後にしたらいいのにと思わず思ってしまいました。それとあれだけ忠輝の処分を引っ張って結局、最後まで決着つかず。これはだいぶ不満。全巻を通して思ったのは、途中でも書きましたが、さすがにちょっと家康をいい人にしすぎかなあということ。1月から読み始めて、あっという間のシリーズでした。

    0
    2022年10月13日
  • 徳川家康(25) 孤城落月の巻

    Posted by ブクログ

    自業自得とはいえ、且元が哀れ。豊臣家は、ここに至るまでに、助かる選択肢はいくつもあったのに、変なメンツにこだわり続けて、よりによって最悪の選択肢を取り続けた結果、滅亡。そして政宗の野望の煽りを受けた忠輝も、決断せざるを得なかった家康も気の毒。そして千姫のしょぐうは?次の最終巻で、どういう結末になるのか。いよいよ次で終わり!

    0
    2022年10月02日
  • 徳川家康(5) うず潮の巻

    Posted by ブクログ

    京を目指す武田信玄に三方ヶ原の戦いで負けて命からがら逃げたと思ったら、武田信玄に何かが起こる。家康の運命の岐路、というか何と運がいいのか。
    その最中に築山御前の狂気の行動。というか病気だな。この人の場面のみは読むのが嫌になる。

    0
    2022年09月15日
  • 豊臣秀吉(3)

    Posted by ブクログ

    有名な一夜城のエピソードも登場。美濃攻めののちに竹中半兵衛も手に入れて、いよいよ大名豊臣秀吉の飛躍が始まる3巻。
    お話的には半兵衛という頭脳役が登場した結果、秀吉のドタバタは少々落ち着き、大名としてのカッコがつくキャラクターになってきた感じ。

    0
    2022年08月27日
  • 豊臣秀吉(2)

    Posted by ブクログ

    ついに織田家への奉公にありつく2巻。『織田信長』ではひょっこりあられては才覚を見せつけ、妖怪じみた出世をしていく知恵者として描かれていたが、こちらでは信長に叱られ、濃姫に叱られ、それでも窮地となると頭脳を煌めかせて大手柄を上げていくドタバタとした立志伝といった様子。
    偉人なれど、自分のハッタリに苦しめられたり、女に心悩ますさまは人間味に溢れている。

    0
    2022年08月27日
  • 豊臣秀吉(1)

    Posted by ブクログ

    豊臣秀吉の少年期が描かれている。秀吉の少年期はこれといった史実がないらしく、これもまたほぼすべて創作であろうが、幼少期よりの天才でもなく、さりとて凡俗でもない秀吉が失敗しくじけながらも確実に一歩ずつ進んでいく様子が好ましい。
    少し成功しては調子乗りの地が出てホラを吹き己を困らせるのも愛嬌がある。
    ひょんなことから細作(密偵)となり、旅に出た先でまたロマンスというお約束の展開も楽しい。

    0
    2022年08月27日