山岡荘八のレビュー一覧

  • 徳川家康(4) 葦かびの巻

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    第4巻。

    前巻は信長が桶狭間で今川義元を討つところまで。

    それを受けて、松平元信が岡崎城に入るところから。駿府にいた正室の瀬名と子供を岡崎に呼び寄せる。岡崎城の築山に御殿を建てて迎えたので瀬名は築山御前と呼ばれるようになるのですな。
    岡崎が安定しだしたと思ったら一向一揆、これを仏の心で静める。
    築山御前のよく描かれる狂気がこの辺りから。
    信長の娘を息子の嫁に迎える。
    徳川家康に改名。
    あとは家康の色恋の話が少々。

    成長して若者になってきて、築山御前の場面以外は面白いです。

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    2022年08月25日
  • 徳川家康(21) 春雷遠雷の巻

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    この巻では、江戸と大阪の様子は小休止。交易や外交の話が中心で、あまり知らない話が多かったです。君主って内政に外交に、ほんとたいへん。そこで、この巻の主役ともいうべき大久保長安が気になって、架空の人物なのか、実在の人物なのか、思わず調べました。なんと実在!今まで知りませんでした。この巻の最後の方を見てる限りでは、豊臣家が滅ぼされるなんて嘘のよう。これからどんな展開を見せるのか。残り5巻!

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    2022年08月24日
  • 徳川家康(20) 江戸・大坂の巻

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    戦国時代も小休止。この巻に至るまでずっと思っていたのですが、こと巻では、家康の亡き太閤に対する尊敬の念や、大坂への気の遣い方がすごい。実際の家康ってどうだったんだろう?と、改めて考えさせられました。一方、この後の歴史を知っている者からすれば、大坂方の反応や対応は、滑稽に映ります。そして何より滑稽なのが、終盤の淀の方。幼少期、あれだけ賢かったのに、もう終わってます。あと6巻。

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    2022年08月14日
  • 織田信長(3) 侵略怒涛の巻

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    かの有名な墨俣一夜城の話から、竹中半兵衛の城取り、斎藤家の滅亡へ。蜂須賀小六など有名武将がどんどん加わり、やはりどれも魅力ある好漢として描かれていて面白い。
    信長の快進撃と次々出てくる登場人物に魅力があるのがこの小説の面白さだ。

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    2022年08月07日
  • 織田信長(2) 桶狭間の巻

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    桶狭間から斎藤龍興の死没まで。
    桶狭間直前の、絶望的な戦力差に懊悩する信長が吹っ切れるまでの展開も気持ちがよく、少年漫画のような楽しさがある。
    美濃の刺客を手玉に取る京への旅行も面白い。
    秀吉も堺商人相手に鉄砲確保のために奔走。太閤立志伝を思い出すな。

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    2022年08月07日
  • 織田信長(1) 無門三略の巻

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    織田信長の元服前から尾張国内の統一までを描く。
    様々な物語の題材にされる信長だが、尾張国内での織田家同士での話は省かれがちのため、興味深く読めた。
    とにかく、信長や濃姫とキャラクターが際立っている。山岡荘八はそれこそ60年ほど前の作家だが、今読んでも色褪せないキャラクターの良さがある。

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    2022年08月07日
  • 徳川家康(19) 泰平胎動の巻

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    今まで当たり前のように思っていたのですが、今更ながら、家康はなぜ幕府を開こうとしたのか、ということがよく分かりました。。関ヶ原以降の大坂城内の風紀の乱れと人物のなさ。片桐且元も、頭はよくても考えるだけで、何もせず。大野治長に至っては全くの奸物。あの賢かった茶々は色狂いと宴会好き。これは、滅ぶべくして滅ぶ。一方の家康は、秀吉との約束を果たすため、千姫を秀頼に嫁がせる律儀さ、この時点では、家康はまだ豊臣家を潰そうなどとは、全く思っていなかった表れなのでしょう。残り7巻!

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    2022年08月06日
  • 徳川家康(18) 関ケ原の巻

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    この巻は関ヶ原の戦い。戦いの様子が克明に描かれていて、読んでいて楽しかったです。ちょっとずれるところでは、秀忠の関ヶ原への遅参は家康の計算で、徳川本隊を温存するため、わざと先に開戦したものだったとか。歴史は、いろんな解釈はあって当然ですが、さすがにちょっと家康を美化しすぎているかなぁと、この巻でも、いろいろな部分で感じました。大坂城に残る大量の軍資金を火種にして、まだまだ物語は続きます。残り8巻。

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    2022年07月28日
  • 徳川家康(17) 軍荼利の巻

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    この巻は関ケ原前夜。結局、淀君は本当に三成を応援していたのか家康を応援していたのかがよく分からないところ。またさらに分からないのは、なぜ三成は、こんなに家康を敵視していたのか、三成がここまであかんやつじゃなかったら、たぶん豊臣家は滅んでなかったんやろうなあと、思いました。そしてこの巻のハイライトは、鳥居元忠の伏見での奮戦。次は、いよいよ関ヶ原!

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    2022年07月18日
  • 徳川家康(3) 朝露の巻

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    元信の初恋が書かれる。その後、鶴姫(瀬名姫、今川義元の姪)と結婚へ。
    墓参で岡崎への帰郷を許される。

    後半は木下藤吉郎が登場、前田利家が訳ある逐電。最後は織田信長が桶狭間で今川義元を打ち取るまで。

    前半は青洲物語風、後半は生き詰まるような流れで、おもしろかった。

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    2022年07月23日
  • 徳川家康(2) 獅子の座の巻

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    第2巻め。

    竹千代は、今川の人質として駿府に行くまで。
    後半は信長が父の葬式で焼香を投げつけるところまで。

    信長の話がちょっと面白かった。先は長い。

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    2022年07月12日
  • 徳川家康(16) 日蝕月蝕の巻

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    どこまでも小賢しい三成。中途半端に賢い淀君。他の小説だったら家康は本当に狸ジジイなのに、この小説では三成の方が早くいなくなってほしいと思ってしまいます。誰を主人公にするかでこんなに違うのかぁと変に感心した巻でした。

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    2022年07月08日
  • 徳川家康(15) 難波の夢の巻

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    ますます老いる秀吉。まさに晩節を汚すというところ。それを汚させたのは間違いなく三成。前半は秀頼誕生と関白秀次の扱い。思っていたのと違った。もっと秀次を排斥しようとしてたと思ってました。家康もあくまで日本のために秀吉を支えるといういい人物に描かれていて、これがまた、三成と対照的。書く人によって全然違うなぁと改めて思いました。最後は63で秀吉が病没。今の時代からしたら、早すぎる死なのでしょう。

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    2022年06月28日
  • 徳川家康(1) 出生乱離の巻

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    父方の松平家と、母方の水野家を中心とした話。竹千代は生まれたあたりまでで、本人はまだほとんど登場せず。

    話はけっこう面白いのだが、進み方が遅いので、全26巻、そもそもどこまで読み続けられるか、どれくらいかかるか、お楽しみ。

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    2022年06月10日
  • 徳川家康(10) 無相門の巻

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    この巻は小牧長久手の戦い。戦いに至るまでの経緯が詳しくて、信雄の無能ぶりが目につきました。前の巻辺りから感じましたが、流石に家康を主人公にしている作品だけに、ここまで読んで感じたのは、秀吉をどちらかと言うと悪者とまではいいませんが、好意的には書かれていないところ。この辺りは司馬遼太郎作品や、池波さんの作品とは全く違うところ。肝心の戦いは、誰がどこに行ってこうしてああしてと、あっち行ったりこっち行ったりで、分かりにくかったです。でも今まで漠然としか知らなかった石川数正のことがよく分かり、へぇーこんな可哀想な人だったんだとちょっと勉強になりました!

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    2022年05月07日
  • 徳川家康(8) 心火の巻

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    この巻は何と言っても本能寺。光秀謀叛に至るまでの経緯が、信長に左遷されるという光秀の勘違いとして、この本では書かれていたのが新鮮でした。また、本能寺の戦いでは、信長視点ではなく、濃姫の視点で描かれていたのもすごく良かったです。そして中国大返しの秀吉が恵瓊を説得して清水宗治を切腹させるよう説得する場面。ここまで詳しく書かれている小説はありません。この巻は伊賀抜けはあったものの、家康の存在感は薄めの巻でした。

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    2022年04月17日
  • 徳川家康(3) 朝露の巻

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    全26巻ある山岡荘八徳川家康ですが、3巻目にして桶狭間まで完了。ということは家康の人生の最初の1/4は2~3巻の2巻で語られることに。まあ家康の人生はどう見たって独立してから、大きくなってからが面白いので、これで良いのかもしれません。にしても木下藤吉郎、こんな真面目なのか不真面目なのか判らない人を面白いと思って奉行に引き立てるのって勇気がいるでしょうな。

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    2022年04月04日
  • 徳川家康(7) 颶風の巻

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    矜持。信康切腹の信長からの命令も、人の指図は受けぬとして、命を受ける前に自ら切腹させる家康の矜持。すごいの一言。しかし信康が、こんな性格の悪い奴だったとは、この小説で初めて知りました。でも最後は可哀想。それをいえば、勝頼も可哀想。ほんと戦国時代って残酷な時代と改めて感じさせられました。そして信長。天下人として、振る舞いが変わりつつあり、終わりの始まり。本能寺で死ななかったら織田家と徳川家はどうなったのか、ということも考えさせられました。

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    2022年04月03日
  • 徳川家康(6) 燃える土の巻

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    この巻では、歴史上のいわゆる敗者となる者が印象的でした。まずは長政。そして、偉大な父に負けないようにと気負うものの、空回りを続ける勝頼。そしてもう一人は信康。尾張からきた信長の娘の徳姫に付いてきた小侍従を斬り殺してしまい、その報告を聞く信長は不気味。いよいよ信康の終わりの始まり。信康のことを思って進言する家臣の言葉に聞く耳持たずで、本当に困ったもの。信玄も家康も、子育てに失敗したなぁと思わず、思わせられました。次巻はいよいよ武田家滅亡でしょうか。

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    2022年03月20日
  • 徳川家康(5) うず潮の巻

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    この巻は冒頭から見どころたっぷり!まずは金ヶ崎撤退戦。そして次に姉川の戦い。その中にあって信長に一歩も引かない家康の武将としての気概に、すごいなあと感じさせられました。そら後世の三成ではこの家康には勝てません。そしてあの三方原の戦い。家康が若い!遮二無二打って出ようとする姿は後世のタヌキジジイとはまるで別人!そして信康。今までの本では、単に信長に切腹させられたというだけでどんな人物か描かれたものは見ませんでしたが、結構詳しく書いており、興味深く読めました。それにしても築山御前は気の毒。ますます目が離せません。

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    2022年03月04日