感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2010年10月24日
続きが気になる終わり方って、素晴らしい退き方だ。顛末はわかっていても山岡先生流の描き方で味わってみたかった。それだけ山岡版頼朝は魅力的で、義平と並んで二大贔屓の義仲もまた期待に違わぬ格好良さだった。義経に関しては、政治家な頼朝が大の贔屓な手前割愛。ただ、納得のいく扱いだったと。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
もしも義経があんなにばかじゃなかったら、どーなってたんだろうなあ、とか色々いらんこと考えながら読んでました。取り敢えず頼朝に悪いようにさえならなきゃいい。(おい)
源頼朝ほど毀誉褒貶が激しい評価を受ける日本の政治家もおるまい。しかるに山岡氏は犀利な分析によりさび付いた源頼朝像を打ち砕いているかのように見える?
Posted by ブクログ 2020年02月22日
頼朝が伊豆で北条政子と結婚したあたりから、以仁王の令旨、頼朝の挙兵、石橋山での敗北、房総半島に渡り、平清盛の死、木曽義仲が討たれるところまで。正直、学べるところとしては以下な感じであろうか。
・一度決心するとわき目もふらぬ鉄壁の意志(頼朝)
・どのような大事にも万全のときなどない。すべては覚悟次第...続きを読む(頼朝のこと)
・みんなの敵と私憤の対象との区別(伊東入道への仕置)
・平清盛の死によりすぐに出撃しようとせずに、瓦解していくのを見守った(頼朝)
・後白河上皇の武家利用(追討令の乱発)への警戒