【感想・ネタバレ】源頼朝(3) 鎌倉開府の巻のレビュー

あらすじ

伊豆に流されて21年、ようやく決起の時は来た。石橋山の旗揚げに敗れて安房へ逃れた頼朝だが、たちまち大軍を呼集して鎌倉に入った。源平の雌雄を決する富士川の合戦は、水鳥の羽音に怯えて平家敗走。やがて清盛も死に、木曽義仲が京を占領。義経の軍は義仲、平家を滅ぼし、鎌倉時代の幕があける。

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Posted by ブクログ

続きが気になる終わり方って、素晴らしい退き方だ。顛末はわかっていても山岡先生流の描き方で味わってみたかった。それだけ山岡版頼朝は魅力的で、義平と並んで二大贔屓の義仲もまた期待に違わぬ格好良さだった。義経に関しては、政治家な頼朝が大の贔屓な手前割愛。ただ、納得のいく扱いだったと。

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2010年10月24日

Posted by ブクログ

もしも義経があんなにばかじゃなかったら、どーなってたんだろうなあ、とか色々いらんこと考えながら読んでました。取り敢えず頼朝に悪いようにさえならなきゃいい。(おい)

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2009年10月04日

購入済み

毀誉褒貶の極致の主人公だが

源頼朝ほど毀誉褒貶が激しい評価を受ける日本の政治家もおるまい。しかるに山岡氏は犀利な分析によりさび付いた源頼朝像を打ち砕いているかのように見える?

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2020年05月03日

Posted by ブクログ

もう少し後の時期まで描かれているかと思っていた。
けれど幕引きとしては素晴らしいと言わざるを得ない。

というか、頼朝よりも政子だな、と(笑)

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

頼朝が伊豆で北条政子と結婚したあたりから、以仁王の令旨、頼朝の挙兵、石橋山での敗北、房総半島に渡り、平清盛の死、木曽義仲が討たれるところまで。正直、学べるところとしては以下な感じであろうか。

・一度決心するとわき目もふらぬ鉄壁の意志(頼朝)
・どのような大事にも万全のときなどない。すべては覚悟次第(頼朝のこと)
・みんなの敵と私憤の対象との区別(伊東入道への仕置)
・平清盛の死によりすぐに出撃しようとせずに、瓦解していくのを見守った(頼朝)
・後白河上皇の武家利用(追討令の乱発)への警戒

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2020年02月22日

Posted by ブクログ

伊豆に流されて21年、ようやく決起の時は来た。石橋山の旗揚げに敗れて安房へ逃れた頼朝だが、たちまち大軍を呼集して鎌倉に入った。源平の雌雄を決する富士川の合戦は、水鳥の羽音に怯えて平家敗走。やがて清盛も死に、木曽義仲が京を占領。義経の軍は義仲、平家を滅ぼし、鎌倉時代の幕があける。

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2009年10月04日

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