あらすじ
大坂冬の陣につづく夏の陣。もはや勝敗の目は、はっきり関東ときまっても、なお流される血また血。そして、エスパニア艦隊の来援はないままに、ついに豊臣は滅びる。このとき演じた徳川家康の愁嘆はなんだったのか。その姿を目撃したとき、政宗のなかに何かが芽生えた。そこに人生勝負の窮極があった!
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Posted by ブクログ
教養と愛嬌は同居できる。
彼は腐っても『ただのおっさん』にはならない。
そのためにどうすればいいか、常に自分のチカラで考えている。
ライバルはさぞ嫌だったろう、でも家族や家臣達はさぞ彼のことが自慢だったろう。
ただ、何より素晴らしいのは、伊達政宗はそんな『自慢の殿様』であろう自分をおそらく当然あるべき姿としていたらしいところだ。
上に立つ者なのである。
Posted by ブクログ
大坂の陣も終わり、政宗は大きく変化します。
この人は本当に成長した。片倉(小十郎)景綱の遺言も胸に来ます。
この身は借り物、真に自分のものは心のみ…。
Posted by ブクログ
2020.02
大坂夏の陣。豊臣家の滅亡。
「徳の根」代々にわたって積まれてきたもの。先祖に感謝。
体は借り物。借り物だから無茶をさせてはだめ。