山岡荘八のレビュー一覧

  • 徳川家康(12) 華厳の巻

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    家康と秀吉の心理戦。
    これはずっと続くのであろう。
    本多正信、少しずつ存在感を増してきたか。これからどうなるか。
    徳川家はいろいろあるがますます家臣との結びつきは強固に、豊臣家は、人材いないね。

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    2014年07月03日
  • 織田信長(5) 本能寺の巻

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    面白かった!戦国物は初めて読んだから、なんとなく聞いたことのある武将達がどういう人なのか少しわかって良かった。

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    2014年06月05日
  • 明治天皇(6)

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    明治天皇という小説タイトルのくせに、まさかの明治天皇即位と同時に完結って・・かなりがっかり・・。

    が、幕末動乱の時期、いかにして明治天皇へ政治が受け渡されたかはよくわかった。明治維新後の物語は、別の作品で読むことにしましょう・・。

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    2014年03月23日
  • 豊臣秀吉(4)

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    お市の方輿入れから中国征伐まで。歴史的に有名な合戦シーンなどはサクッとすっ飛ばして、そこに至る過程が描かれているのが面白い。次はいよいよ本能寺の変か。

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    2014年02月11日
  • 徳川家康(11) 竜虎の巻

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    部下に惚れさせる事が大事と。
    そうだよなー、と思いつつもできない・・・。
    それができれば苦労しないよ。
    石川数正、家康のために出奔。実際はどうだったんでしょうねー。

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    2013年12月11日
  • 徳川家康(10) 無相門の巻

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    家康と秀吉の腹の探り合い。
    小牧長久手の戦いとはそういう事だったのか。
    それにしても石川数正の今後の動きが気になる。

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    2013年11月27日
  • 徳川家康(9) 碧雲の巻

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    秀吉と勝家、意地と意地のぶつかり合い。お互い妥協出来なかったか・・・。
    秀吉、天下取りへ盤石な歩み。
    さて、家康はどう出るのか。

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    2013年11月07日
  • 小説 太平洋戦争(8)

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    悲惨な沖縄戦、戦艦大和の最後、原爆投下、そして終戦に向けた動きを描く第8巻。

    終戦直前の日本にに、ソ連へのすり寄りといった動きがあった。そして連合国各国の思惑が渦巻く中で、戦争継続か降伏かで揺れ動く日本。一歩間違えば国が亡ぶか、日本人が全滅するかという瀬戸際にあったことをあらためて知る。

    著者は、沖縄で戦争に巻き込まれて亡くなっていった人々について、あのまま進めば、本土の日本人も同じ運命をたどったと指摘する。300万人もの日本人が亡くなったというこの戦争をなぜしなければならなかったのか。日本は、いまでもやはりここを起点に何事も考える必要があると思う。

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    2013年09月18日
  • 小説 太平洋戦争(7)

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    第7巻は、硫黄島の戦いと、沖縄戦の開始。

    2万3千人が勝利の見込みない中で、しかし統率された中で闘い玉砕した硫黄島。本書で初めて詳しい状況を知った。本土に敵を近づるのを少しでも遅らせるためという目的の中で、勝つ見込みのない戦いに挑んだ人々。先日読んだ本の中で、硫黄島の滑走路は、この戦いのあと、米軍が兵士の遺体の上にコンクリートを敷いて作ったものだそうで、今でも遺骨がその下に眠っていると紹介されていた。想像を絶する戦争の状況。

    沖縄戦では、兵士の他に一般市民の犠牲が出る。著者も書くのがつらかったというように、この小説もいよいよ平常心では読めない場面が増えてきました。

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    2013年09月10日
  • 徳川家康(8) 心火の巻

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    本能寺の変。
    オーソドックスな展開。
    秀吉、一気に天下取りに走り始める。
    家康、困難な伊賀越えを成し遂げ、地盤を固め始める。
    慎重に慎重に。

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    2013年08月29日
  • 小説 太平洋戦争(5)

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    ネタバレ

    ニューギニアでの敗退、インパール作戦の失敗、サイパン玉砕が描かれる第5巻。大本営の戦略の欠如、精神論で墓穴を掘る、といった日本軍の弱さが一層あらわになってくる。
    そして神風特攻隊の登場。ここまできてまだ終戦を考えようともしない人々には、やはり大きな罪があると感じざるをえない。

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    2013年08月07日
  • 徳川家康(20) 江戸・大坂の巻

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    大権現様が泰平を乱す対立を堪え忍ぶ20巻。

    既に大権現様の目的であった天下泰平は達成され、
    それを維持するための構想も優秀な人材の起用により軌道に乗り、
    自分が秀吉の亡くなった歳になった事を意識し始めて、
    死後の事を考えて秀忠に将軍職を譲ろうとする大権現様。
    堪忍堪忍で乱世を生き延びてきた今までとは別の小説のようだ。

    ついに断片的に出てきていた遺訓が完成して、
    これまでの辛苦が振り返られて、思わず電車の中で涙ぐんだ。

    だが、海外の旧教徒と新教徒との対立、
    そして大阪の豊臣や功名を上げようとする武将の存在等、
    せっかく築き上げた天下泰平を乱す要因も存在する。
    秀頼という人間を信じて豊臣を救

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    2013年12月01日
  • 小説 太平洋戦争(4)

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    ガダルカナル、ニューギニアにおける連合国軍の反攻開始。そして無謀なインパール作戦の開始。

    現状分析を怠り、油断した日本軍。そして、大きくなっていく現場と本部の意見の相違。

    だんだんと読むのが苦しく感じられる場面が増えてきた。ここでは比較的、美化されて描かれる現場の兵士たちだが、実際はどんな思いで、この苦しい戦場にいたことだろう。想像を絶する。

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    2013年07月08日
  • 徳川家康(19) 泰平胎動の巻

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    大権現様が終わりと始まりを堪え忍ぶ第19巻。

    ついに物語の幕開けから世の中と大権現様を見守り続けた
    於大の方と竹之内波太郎の二人が天寿を全うする。
    あどけない表情で自分のことを「だい」と呼んでいた少女が、
    年老いて老婆となり死んでいき、その間室町安土桃山江戸と、
    幾度も時代が変わった。今更ながら長い小説である。

    そして色々な人から何かを受け継いできた大権現様は、
    源頼朝公の幕府というシステムと新田義貞公の勤王の志を受け継ぎ、
    天下人として天下泰平の礎を築くための決意を新たにする。
    無になった徳川家康が誕生した三巻と同じく新たな始まりである。

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    2014年09月20日
  • 徳川家康(6) 燃える土の巻

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    長篠の戦いへと、武田家が滅ぶカウントダウン始まる。
    急激な出世は人を惑わせる。
    現代にも当てはまる。

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    2013年07月02日
  • 小説 太平洋戦争(3)

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    ミッドウェー海戦とガダルカナルの悲劇。海軍と陸軍の思惑の違いと、緒戦での優勢に油断した日本軍の凋落の始まり。リーダーたちの戦略的統一性のなさ、現場の情報が上へ伝わらない組織。そして兵士たちの悲劇。

    今でもじっくりと捉えなおさなければならない事項が多くなってくる第3巻。

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    2013年05月29日
  • 徳川家康(5) うず潮の巻

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    三方原の戦い。
    それよりも築山御前・・・。
    家康、部下には恵まれたが、家族には恵まれなかったか・・・。

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    2013年05月29日
  • 徳川家康(4) 葦かびの巻

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    築山御前の転落が始まっているのか。
    女性問題は難しい。
    家康、地固め。それにしても部下に恵まれているなー。

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    2013年05月04日
  • 織田信長(4) 天下布武の巻

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     とうとう京都を手にした信長。天下の平定に手を広げていく。
     朝倉家、浅井家の目の上のたんこぶ感がすごい。朝倉家なんかは主君が大したことがなさそうなのに、やはり代々続く名家は家臣の層が厚い。
     寺の焼き討ちは信長の悪名を代表する事件だが、あれは必要だったのだろうか…。
     松永久秀という大名がいるが、ひどい奸物である。あれだけ寝返るのは逆に才能である。本作では、戦国時代にあってはあれも一つの豪傑だったと評している。
     信長の「わかりにくさ」は年を重ねてますます強くなっているようだ。明智光秀その他武将との信頼関係が、少し難しくなっている。
     信長は武将として非常に有能だが、あまり上司にしたくないと

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    2013年04月14日
  • 織田信長(2) 桶狭間の巻

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     「桶狭間の巻」。これに尽きる。
     また、木下藤吉郎も登場する。木下藤吉郎の出自は、父親が織田家の足軽で、藤吉郎自身はほかの主君に使えたのち出奔して商人をしていた、というものだった。
     調べると木下藤吉郎の出自はいろいろな説があってよくわからないらしい。あれだけ大物にのし上がったのに、最後までホラ吹き話をしていたようだ。
     前田利家が一度出奔し、織田信長のもとに帰るまでの顛末も史実とは少し異なる。本では桶狭間のあとすぐに戻っているが、実際は桶狭間で功を立てた後もすぐには戻ることができなかった。

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    2013年04月14日