山岡荘八のレビュー一覧
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家康と秀吉の心理戦。
これはずっと続くのであろう。
本多正信、少しずつ存在感を増してきたか。これからどうなるか。
徳川家はいろいろあるがますます家臣との結びつきは強固に、豊臣家は、人材いないね。Posted by ブクログ -
明治天皇という小説タイトルのくせに、まさかの明治天皇即位と同時に完結って・・かなりがっかり・・。
が、幕末動乱の時期、いかにして明治天皇へ政治が受け渡されたかはよくわかった。明治維新後の物語は、別の作品で読むことにしましょう・・。Posted by ブクログ -
部下に惚れさせる事が大事と。
そうだよなー、と思いつつもできない・・・。
それができれば苦労しないよ。
石川数正、家康のために出奔。実際はどうだったんでしょうねー。Posted by ブクログ -
悲惨な沖縄戦、戦艦大和の最後、原爆投下、そして終戦に向けた動きを描く第8巻。
終戦直前の日本にに、ソ連へのすり寄りといった動きがあった。そして連合国各国の思惑が渦巻く中で、戦争継続か降伏かで揺れ動く日本。一歩間違えば国が亡ぶか、日本人が全滅するかという瀬戸際にあったことをあらためて知る。
著者は...続きを読むPosted by ブクログ -
第7巻は、硫黄島の戦いと、沖縄戦の開始。
2万3千人が勝利の見込みない中で、しかし統率された中で闘い玉砕した硫黄島。本書で初めて詳しい状況を知った。本土に敵を近づるのを少しでも遅らせるためという目的の中で、勝つ見込みのない戦いに挑んだ人々。先日読んだ本の中で、硫黄島の滑走路は、この戦いのあと、米軍...続きを読むPosted by ブクログ -
ニューギニアでの敗退、インパール作戦の失敗、サイパン玉砕が描かれる第5巻。大本営の戦略の欠如、精神論で墓穴を掘る、といった日本軍の弱さが一層あらわになってくる。
そして神風特攻隊の登場。ここまできてまだ終戦を考えようともしない人々には、やはり大きな罪があると感じざるをえない。Posted by ブクログ -
大権現様が泰平を乱す対立を堪え忍ぶ20巻。
既に大権現様の目的であった天下泰平は達成され、
それを維持するための構想も優秀な人材の起用により軌道に乗り、
自分が秀吉の亡くなった歳になった事を意識し始めて、
死後の事を考えて秀忠に将軍職を譲ろうとする大権現様。
堪忍堪忍で乱世を生き延びてきた今までと...続きを読むPosted by ブクログ -
ガダルカナル、ニューギニアにおける連合国軍の反攻開始。そして無謀なインパール作戦の開始。
現状分析を怠り、油断した日本軍。そして、大きくなっていく現場と本部の意見の相違。
だんだんと読むのが苦しく感じられる場面が増えてきた。ここでは比較的、美化されて描かれる現場の兵士たちだが、実際はどんな思いで...続きを読むPosted by ブクログ -
大権現様が終わりと始まりを堪え忍ぶ第19巻。
ついに物語の幕開けから世の中と大権現様を見守り続けた
於大の方と竹之内波太郎の二人が天寿を全うする。
あどけない表情で自分のことを「だい」と呼んでいた少女が、
年老いて老婆となり死んでいき、その間室町安土桃山江戸と、
幾度も時代が変わった。今更ながら長...続きを読むPosted by ブクログ -
ミッドウェー海戦とガダルカナルの悲劇。海軍と陸軍の思惑の違いと、緒戦での優勢に油断した日本軍の凋落の始まり。リーダーたちの戦略的統一性のなさ、現場の情報が上へ伝わらない組織。そして兵士たちの悲劇。
今でもじっくりと捉えなおさなければならない事項が多くなってくる第3巻。Posted by ブクログ -
とうとう京都を手にした信長。天下の平定に手を広げていく。
朝倉家、浅井家の目の上のたんこぶ感がすごい。朝倉家なんかは主君が大したことがなさそうなのに、やはり代々続く名家は家臣の層が厚い。
寺の焼き討ちは信長の悪名を代表する事件だが、あれは必要だったのだろうか…。
松永久秀という大名がいるが、...続きを読むPosted by ブクログ -
「桶狭間の巻」。これに尽きる。
また、木下藤吉郎も登場する。木下藤吉郎の出自は、父親が織田家の足軽で、藤吉郎自身はほかの主君に使えたのち出奔して商人をしていた、というものだった。
調べると木下藤吉郎の出自はいろいろな説があってよくわからないらしい。あれだけ大物にのし上がったのに、最後までホラ吹...続きを読むPosted by ブクログ