【感想・ネタバレ】徳川家康(3) 朝露の巻のレビュー

あらすじ

駿府の人質となっている三河の竹千代は、元服して松平次郎三郎元信と名乗った。やがて恋が芽ばえ、今川義元の姪瀬名姫と結婚、名も元康と改める。だがこの結婚、元康生涯の幸せを約束するものであったか? 永禄3年(1560)5月、義元上洛戦を開始。運命の桶狭間に向かって戦雲はなびく。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

雪斎の死、それにより歩みを早める今川義元の上洛線。死の床にある師の禅師から出された公約にどう答えを出すのか?出ている答えにどんな行動を持って亡くなった雪斎の付託に答えを出すのか?田楽狭間に終わる第三巻。

0
2023年07月17日

Posted by ブクログ

信秀の葬儀と平手政秀の諫死、駿府での人質生活、瀬名との馴れ初め、元服と初陣、大高城への兵糧搬入、秀吉の仕官、義元の戦死。

0
2021年06月15日

Posted by ブクログ

この巻では、子供から大人に成長する家康が楽しめる。
妻帯し、初陣も飾る。
だんだんと、武将としての貫禄が付いてくる。
一方の信長は、岐路に立たされる。
約四万の兵、率いる今川義元に千の兵で挑む。
その時の、信長の武将ぶりが大変、凛々しい。

0
2019年04月27日

Posted by ブクログ

いつか読もうと思っていた作品。「豊臣秀吉」、「織田信長」はある程度知った気でいたので、戦国時代の三大英雄、最後の一人を知るためにと思い読み始める。
結果、非常に感動した。司馬遼太郎作品や池波正太郎作品、世の中の一般的な「家康像」を覆す作品であった。家康がなぜ天下を取り、そして江戸幕府260年の平和な時代を築けたのか、おぼろげながら理解できた気がした。
また、著者の目を通して描かれた「家康の思考法」に強く感銘を受け、自己統制の本としても傍に置きたいと思った。

0
2011年05月04日

Posted by ブクログ

大河で再評価された瀬名は、ステレオタイプの悪女。今川義元、織田信長、そして松平元康の運命の歯車が大きく動く桶狭間!

0
2024年02月25日

Posted by ブクログ

元信の初恋が書かれる。その後、鶴姫(瀬名姫、今川義元の姪)と結婚へ。
墓参で岡崎への帰郷を許される。

後半は木下藤吉郎が登場、前田利家が訳ある逐電。最後は織田信長が桶狭間で今川義元を打ち取るまで。

前半は青洲物語風、後半は生き詰まるような流れで、おもしろかった。

0
2022年07月23日

Posted by ブクログ

全26巻ある山岡荘八徳川家康ですが、3巻目にして桶狭間まで完了。ということは家康の人生の最初の1/4は2~3巻の2巻で語られることに。まあ家康の人生はどう見たって独立してから、大きくなってからが面白いので、これで良いのかもしれません。にしても木下藤吉郎、こんな真面目なのか不真面目なのか判らない人を面白いと思って奉行に引き立てるのって勇気がいるでしょうな。

0
2022年04月04日

Posted by ブクログ

この巻は人の入れ替わりが激しい印象。太原雪斎が死に、竹千代の祖母も死に、一方で、後の秀吉が針売りとして登場。太原雪斎って、ゲーム『信長の野望』で、めちゃくちゃ能力が高いくらいしか知らなかったのですが、この小説では比較的詳しく書かれていて、これを読む限りではすごい人です。一方信長は、桶狭間の戦い以前の様子も丁寧に書かれていて、今川を既に警戒させている様子が、少し他の小説に比べて新鮮でした。そして、この巻のハイライトはなんと言っても最終の桶狭間で、義元が討たれる場面。戦国時代の真っ只中であることを実感させます。

0
2022年02月06日

Posted by ブクログ

この巻は、冒頭の平手政秀の諫死のシーンが至高だった。
平手政秀の信長へのメッセージを込めた情景も良かったし、織田信長の心情の描き方も感動的だった。
一方で、そこから後ろの桶狭間までの描かれ方は単調に思えた。
冒頭の情景描写に星4つ、後半は星2つ。

0
2018年11月20日

Posted by ブクログ

この巻からようやく「徳川家康」というタイトルらしくなってきた。また、木下藤吉郎(秀吉)が目立つようになってきた。秀吉も家康という人物を描写する上で当然、重要な人物であるからだろう。後の巻では家康と秀吉は絡みが当然増えてくるであろうと思われる。

0
2017年08月12日

Posted by ブクログ

桶狭間で今川義元が死ぬ辺り。
岡崎衆の苦労とか、頑張ってる信長とか、それに比べて元康自重しろ
氏真も自重しろ

瀬名はお色気担当なのかな、と思いました

0
2011年01月24日

Posted by ブクログ

桶狭間の戦いまでの話。

信長が急死した父親の家督を継ぎ、
竹千代が元服して松平元康を名乗る。
そして桶狭間での信長の奇跡的な勝利。
プロローグが終了と言ったところか。

ここまで読んで思ったのは、
この家康は聖人君子すぎると言うこと。

山岡荘八は説教臭いと言われているが、
英雄豪傑や聖人君子に「人間とは…」
と言われるから読む人によっては
説教臭く感じてしまうのかも知れない。

「もしこんな時家康だったら…」を考えるなら、
覇王の家の方がおすすめ(否定的に書かれているけど)

0
2013年12月01日

Posted by ブクログ

織田信長の守役の平手政秀が自害してから桶狭間まで。
竹千代が元服して成長するまでの部分が描かれている。
これぞ、ノーブレスオブリージュ。

桶狭間の部分の描写は少ないが、そこでは主役でないし、あっという間を表現する文章量なんだろう。

余談だが、Wikipediaで徳川家康を読んでしまい、本当はあとで知るべきことを知ってしまった。なるべくそういう情報は入れないようにしよう。

0
2010年05月20日

Posted by ブクログ

朝露の巻。平手政秀自殺。竹千代元服で元信に。雪斎死す。岡崎に帰省。鶴姫と結婚。元康に改名。初陣。木下藤吉郎登場。嫡子竹千代誕生。桶狭間の合戦。

0
2013年08月11日

Posted by ブクログ

「悲しいときも、うれしいときにも、有頂天のときにも同じ呼吸

で宇宙の霊気を摂取する。そんな人物に仕立てようとして御苦心

されている。」



精神のバランスをいつでもたもているように、リーダーとなる人間を

教育していく。冷静さを失うと、判断を間違えることがあるからだ。



どんな時も同じ呼吸でいる。

どんな時も同じ呼吸でいる。

どんな時も同じ呼吸でいる。。

0
2011年10月23日

「歴史・時代」ランキング