福井晴敏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
夏になると、なぜか「戦争」関連の話の本を読みたくなるのです。
今回は、映画の「真夏のオリオン」を読んでみました。
今まで戦争の話で記憶に残るのは『出口のない海』と『戦場のピアニスト』
この真夏のオリオンも出口のない海と同様に海軍の話でした。
お国のために死ぬんだ!!っと思う日本人ばかりの時に
主人公の倉本館長は・・・「生きるために戦う」っという新年を貫き通し
同じ戦艦に乗り組む乗員を大切にし
自分よりも位が低くても年上の人を敬い
友人を愛し
そして、愛おしい人を心より大切に想った。
非常に泣ける内容でもなく
非常に内容が濃いというわけでもないが
時間があるときに、サラっとでも読んで見 -
Posted by ブクログ
不幸な過去を背負い過酷な訓練を受けた超人的な青年主人公、
能力はありながらも、挫折や慣れに足を引っ張られ斜めに構えた
熱い心を持つことに目を背けたオヤジ、芯が強く可憐なヒロイン、
闇に葬られる運命に抗いながら、自らの信念を通す敵役、
福井氏の他作品によく出てくるキャラは一切出てきません。
震災シミュレーション小説というより、国や自治体の
震災想定の解説書。と、2011年3月11日前なら言えたのかも。
しかし、関東在住の人間は震災を間接的にしか経験していないので
あの時を経験したということは忘れず、
知っているという過信ないよう「その日」に備えたい。
そして本当に考えなければならないのは、後日談 -
Posted by ブクログ
タイトルにある“震災”とは、もちろん、3.11の東日本大震災の事。一般市民の生活に焦点を当て、日本の「未来」について語っている作品。
福井晴敏と言えば、『亡国のイージス』とか、『戦国自衛隊1549』とか、『終戦のローレライ』とかの、戦争モノ・自衛隊モノが強い作家のイメージですが、この作品はそれらの作品群とは一線を画しています。原発事故を下敷きに、親子のあり方、日本人のあり方を描いており、ある意味非常に重い、そして、含蓄のある作品になっています。
読んでいて、最近の原発を巡る騒動にも関連して「そうだよなぁ。」と思うことしきりです。原発の再開にしても全面廃止にしても、もはやエネルギー議論という -
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Posted by ブクログ
福井晴敏は、「亡国のイージス」「終戦のローレライ」の作者。
両作ともに、素晴らしく面白かったという記憶があり、本書も期待して読んだが、正直言って、がっかりした。全く面白くない、ということではないのだけれども、前2作が素晴らしかっただけに、それが期待水準となり、今回の「Op.ローズダスト」はその水準に達していなかった、ということだ。
とにかく長い。
長いこと自体は、前2作も同じなので問題ではないのだけれども、本書は無駄に長い感じがする。無駄な解説・感想、繰り返しが多く、このような作品に必須のスピード感が全く出てこない。
ストーリー自体は悪くないと思う。おそらく、無駄を刈り込めば、半分程度の長さの