曽田正人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
植村直己と言えば誰もが知っている冒険家。でも今の子どもたちの目にはどう映るのだろうか。そんな想いから本を手にしました。
僕にとっても植村直己は同時代の人という感覚は薄いのです。マッキンリーで消息を絶たれたのが1984年、僕が小学5年の時ですね。それだと当時のニュースなどで知っていてもいいはずなのですが、僕の中では初めから山で消息不明となった冒険家でした。そしてどんな冒険をしていたのかについては、ぼんやりとしか知らなかったのです。それがこの本を手にしたもうひとつの理由なのです。
興味のなかった登山に参加した時に、持ち前の負けず嫌いで山にのめり込んでいく様子。ヨーロッパの氷河を見たいがために、単 -
購入済み
ワクワクする予感しかしない
曽田先生の作品は1巻は序章に過ぎないことが多い。ストーリー全体を通してみて、再度1巻を読むと圧巻のパターン。
今回のこの作品も、確実にその予感。
1巻は序章、2巻からワクワクが垣間見え始めてます。
はやく続きが読みたいです。 -
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すごい!どんどんあつくなってる!
そしてどんどんもなみちゃんが魅力的になってる笑
あんな女の子が幼馴染にいたら絶対好きになるわ!どうしてあんな魅力的な女の子がかけるんだろう。
なにかにひたむきな女の子ってすっごく輝いてる!
11巻から13巻まででコンマ1秒をめぐる展開が続いてきて、ついにカペタがF1の速さを実感するシーンがある。
ここまでのテンポが抜群だし、どんどん続きが読みたくなってしまう。
恋愛要素が入ってくることで、彼らの年代ならではのリアルな雰囲気がただよってきて、より作品に奥行きがでてきているように思う。
それでもやっぱり大切なのはクルマについてのことで、写実的な絵柄と的 -
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いよいよ中学生編!
中学生になってもカペタはカートに夢中。カートにひたむきに取り組む一方で、お金がないことによる苦しさを味わうことに。
きれいな面ばかりじゃないカートの世界をみせるのがあいかわらずうまい!どんどん読ませていく力がある。
そして今回はなにかもなみちゃんがすごくめだってた。もうもなみちゃん回といってよいくらい笑
あいかわらず曽田さんのかく女性はものすごく魅力的!
思わず見入ってしまうような、目が離せないようなオーラがある。すごいな!
スバルが最高峰だけど、もなみちゃんも目が離せない。どんな大人になるのか楽しみ笑
そして今回から中学生編なのに、表紙のカペタが中学生に見えな -
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幼少編完!
すざましい。次の場面がまちきれなくて、どんどんページをめくる手が早くなっていった。それくらいのスピード感。これぞモータースポーツ!という魅力がつまっている!
ここで幼少編が完結。モータースポーツに出会ったカペタがあっという間にクルマにはまり、少しずつチームやエンジン、について知り自分が気持ちのいいラインではしっていくことをのぞむようになる。
幼少編では家族とのかかわり、友達との関係、カペタがモータースポーツに魅せられていく過程、モータースポーツとはどのようになりたっているのかその基礎ぶぶんを重点的にかいているように思う。
とにかくおもしろい。曽田先生の画がモータースポーツの -
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ネタバレ熱苦しくて好き。
自分には「バレエしかない」と、本当にそれだけで生きていく昴。まっすぐすぎて痛々しいけれど、こんなに荒れ果てた我が道でも、天才が突き進めばローマに通じるのだな~。
クライマックスはボレロ。
かつて刑務所の慰問公演で囚人たちを嗚咽させた昴が、今度は、いよいよ一般の観客をかき乱す。やわな感動を通り越して、苦しめる。ここがこの作品の神髄だと思う。
囚人は自由を渇望する。でも、普通の人間は、檻の外でだって昴のようには突き抜けられない。自由を持て余す。その点、昴には「バレエしかない」。その不自由さが眩しい。
「あんたは、これで生きるの死ぬのという踊りをしたことがあるかい」
「こい -
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1巻を読んでからずっと読んでいなかったのですがふと機会が訪れ8巻まで一気に読んでみました。
1巻を読んだ時の私の感想は「曽田先生に求めているのはこんな安っぽいアニメのような作品じゃない」でした。
「昴」といい「シャカリキ」「め組」といいあの濃厚な作画と物語こそ先生に求めているものであって、あんなにあっさりした線で敵ロボットを主人公が超能力で倒していく物語なんて正に対極に位置するものじゃないか…と。
ただ実際に読み進めていくと実はそうでもない。
特にベルナの登場によって曽田先生らしさがどんどん濃くなってきたように思えます。
(「MOON」のミンミンの時のように脱線気味な気もいたしますがw)