曽田正人のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
曽田正人のバレエマンガ。『シャカリキ!』や『capeta』みたいに熱い作品を描く曽田正人が「なぜバレエ」「どうやって表現するのか」と不思議に思いながら読んだ。
バレエは女性がやるものみたいなイメージを抱かせる頃のマンガは、いじめ系少女マンガだったが、そういうのは読みたいと思わなかった。最近は、そういうイメージはなくなったのだろうか。この作品は、バレエそのものが人生である女の話。
俺は不思議だった。あの曽田正人がどうやって女性を描くのか。『め組の大吾』『シャカリキ!』『capeta』どれも男性が主人公だ。彼の熱い作品は男性でしか描けないと思っていた。自分と異なる性を持つ人格を表現するのは難しいと思う。萌え系、エロ系、少女マンガ系のクソマンガには多いが、所詮作者都合の異性に描かれており、ありえない異性像が描かれる。どうやって表現するのか興味深々だった。
彼らしく、主人公はバレエだけを人生とする女性だった。そんなものに普通の人がなれる訳がない。案の定特殊な子供時代で描かれていた。そんな主人公がバレエによって壊れた人生を、バレエで再構築していく。彼女の中にはバレエしかなく、そのバレエが彼女を作り上げていく。
なぜこんな作品を描けるのか、考えてた。彼の作品はどれも自分に一心不乱に向き合って生きる作品ばかりだ。きっと彼もそうなのではないかと思う。彼は、マンガを描くことだけに一心不乱に向き合って生きているのだろう。マンガに限らず作者が存在する作品は、必ず作者の人生観が現れる。作品自体に人生観を感じる作品というのは少ないが、『昴』『MOON ~昴 ソリチュードスタンディング~』は間違いなくそういう作品だ。
作品の最後に書いてあったのだが、作者は実際に自分でバレエをやりながらこの作品を描いたらしい。まぁ、じゃないとこれは描けないよな。 -
Posted by ブクログ
曽田正人のバレエマンガ。『シャカリキ!』や『capeta』みたいに熱い作品を描く曽田正人が「なぜバレエ」「どうやって表現するのか」と不思議に思いながら読んだ。
バレエは女性がやるものみたいなイメージを抱かせる頃のマンガは、いじめ系少女マンガだったが、そういうのは読みたいと思わなかった。最近は、そういうイメージはなくなったのだろうか。この作品は、バレエそのものが人生である女の話。
俺は不思議だった。あの曽田正人がどうやって女性を描くのか。『め組の大吾』『シャカリキ!』『capeta』どれも男性が主人公だ。彼の熱い作品は男性でしか描けないと思っていた。自分と異なる性を持つ人格を表現するのは難しいと思う。萌え系、エロ系、少女マンガ系のクソマンガには多いが、所詮作者都合の異性に描かれており、ありえない異性像が描かれる。どうやって表現するのか興味深々だった。
彼らしく、主人公はバレエだけを人生とする女性だった。そんなものに普通の人がなれる訳がない。案の定特殊な子供時代で描かれていた。そんな主人公がバレエによって壊れた人生を、バレエで再構築していく。彼女の中にはバレエしかなく、そのバレエが彼女を作り上げていく。
なぜこんな作品を描けるのか、考えてた。彼の作品はどれも自分に一心不乱に向き合って生きる作品ばかりだ。きっと彼もそうなのではないかと思う。彼は、マンガを描くことだけに一心不乱に向き合って生きているのだろう。マンガに限らず作者が存在する作品は、必ず作者の人生観が現れる。作品自体に人生観を感じる作品というのは少ないが、『昴』『MOON ~昴 ソリチュードスタンディング~』は間違いなくそういう作品だ。
作品の最後に書いてあったのだが、作者は実際に自分でバレエをやりながらこの作品を描いたらしい。まぁ、じゃないとこれは描けないよな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレヴァルナのファイナル、昴の15分間の舞台編。
ちょっと今までとは違ってカワイイ雰囲気。うわ、似合わん!とか最初ミンミンみたく思った。『バレエの面白さを伝える』ため、『誰かのため』、と踊る昴。
『パワーを自分の中心に貯めこむ』こととか、目指す目標みたいなのとか、前々巻で触れられてたことは軽くスルー? こっち掘り下げると思ったけど違ったか。プリシラ・ロバーツ来てたのに。
次の巻『最終』って、終わり? ニコともアレだし、お母さんのことやら、次で何だかバタバタと話が片付いちゃいそう。前のシリーズの『昴』のときみたいに。やな予感。違うことを願うけど、最後なら上手くまとまると良いな。
ホントはまだまだ続いてほしいのにな。アメリカに再度二人で行って振付けてもらう話とか、プリシラとの共演(競演も)とか、ヴァルナの他の挑戦者の舞台とか…他にもアレとかコレとか…、ないのかな。作者にとっては蛇足? とにかく鳥肌の立つような描写をまだまだ読みたい。
どうでもイイけど、ニコ、舞台の髪の毛が逆立ったまま昴に話しているのが気になってしょうがなかった。あんな場面で! 男子は気にならんのか? 私だけか。