曽田正人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
父親と二人暮らしの小学四年生、平 勝平太、通称カペタ。
舗装工である父親は、自分が多忙であるためいつも寂しい思いをさせているカペタのため、捨てられていたカートのフレームと、会社の社長から貰ったエンジンで、カートを作ってくれる。
しかし、いざコース上でそれに乗ってみると、上手く走れなくて――?
熱い。熱すぎる。
曽我さんの作品はいつも熱いんですが、これもまた熱い。カペタに感情移入して、一緒に悔し泣きしそうになってしまいました。
あとがき(?)にも書いてありましたが、まぁこの漫画も言ってしまえば、カートに乗っているだけの漫画。でもそれをここまで面白くする曽我さんは凄いと思う。