あらすじ
ニコとペアを組んでの日本公演前夜、すばるは自分を特集した番組で、亡き双子の弟・和馬との映像を無断で使用されたことに怒り、傷つく。そして本番直前、楽屋にやって来た母が励ますつもりでかけた「すばるが踊ってる限りは和馬は生きている」という言葉が、彼女をさらに追いつめ…。
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Posted by ブクログ
私は、真奈ちゃんがダイスキです、と思いました。
1巻から出てきて、ずーっと昴をライバル視して(というか見守ってる)のに全然報われず。でも昴のために何でもしてしまう真奈ちゃんがすごい。
昴は真奈ちゃんが居てよかったね!
MOONになってから、今まで昴で感じていた閉塞感が薄れ、より素直に高みに向かっていく感がある。
この先どうなるんだろう。
Posted by ブクログ
最悪のメンタル・コンディションにもかかわらず、それでも舞台の幕は開かれる。
「逃げようぜ、こんなとこ逃げちまおうスバル」
「帰ろう、ベルリンへ」「ここはお前の居場所じゃないっての、よくわかった」
「もう闘わなくていいよ。帰ろう、家に」
「スバル」
と言った口で、
「たださ、ほんとにこのままバックレたら、あのファンの皆サン、
スバル・ミヤモトとニコ・アスマー、さわぎになったわりには、二人のバレエはぜんぜん覚えてねーな・・・なんて・・・
言われるよな、絶対」
と言いたい放題のニコが最高です。二人の絆はものすごい勢いで強まっていきますね。
結局神がかった「椿姫」を演じきった二人。
もーアツいにも程がある。
いい感じで物語が加速してきました。
個人的に、石波さんの
「バレエと、ダンサーを阻害するものは、僕ぁ、絶対に許さないからね」
に痺れました!